糟屋郡新宮町でのシロアリ予防消毒

白あり予防消毒を新宮町で

しろありの予防消毒を新宮町で施行させて頂きました。新宮町は福岡市東区の北にあり古賀市、糟屋郡久山町に囲まれた町です。人口は31,196人、男性15,204人、女性15,992人、世帯数は11,972世帯です（新宮町役場のHPより）。北西側は玄界灘となる為に、海の側に多いイエシロアリの多い所でもあります。白ありの中で被害のもっとも激しいイエシロアリは築年数が10年位の新しい家や、床下がコンクリートになっているお宅でもお構いなしに被害が出てしまう恐ろしい種類の白ありです。

イエシロアリについて

イエシロアリの羽アリガ出るのは、早い時で5月の終わりごろ、多いのは6月の中旬位の夕方から夜にかけて。胴体は茶色で約1㎝位、羽は胴体の倍くらいの長さで透明です。始めは数匹のヒラヒラと飛ぶ虫と思っていると一時間位の間に、数は何百、何千となります。これがイエシロアリの群飛（巣別れ）です。しろありが卵を産み付ける場所を探していますが、その後の加害は乾いた木材でも食べますが最初に巣を作る場所は湿気のある場所です。ベランダからの伝ってくる雨漏れでイエシロアリがついてしまったという被害例も多いです。建物についてしまうと家の床下だけでなく小屋裏などの天井躯体部分にも被害は及び激烈です。

こうしたイエシロアリの多い地域でもありますので、可能であれば薬剤効果の切れる5年の時に白あり予防消毒はなさっておられた方が賢明です。家に白ありが生息してからも白ありの駆除は可能ですがその際は既に柱等の大事な家の躯体部分の強度が落ちてしまう事もあります。もちろんいつの状態で消毒なさるなさらないは家の持ち主様の御意志です。

白ありは予防が肝心です

本日の白あり予防消毒でお世話になったお客様宅では、建てたハウスメーカーさんが連れて来られた白あり業者さんからから再予防のご案内を受けておられていたそうですが、他も当ってみたいということで、いくつかインターネットで調べて弊社に先日お問い合わせを頂いて、本日のしろあり消毒となりました。どうも有難うございます。

玄関周辺の土間部分の処理

玄関周辺は新しいお宅様でも被害の出やすい場所ですので慎重に行います。ただ、新しいお宅様の場合は綺麗な場所に穴を開けたりすることに抵抗のあられるお客様も多くいらっしゃいます。このために、必要性を話してあとはお客様の御判断で穴を開ける開けないは決めて頂いています。今日のお客様は玄関ポーチは施工しておいて下さいというご要望でしたのでご対応させて頂きました。ご主人様も几帳面な方で土間部分の処理の必要性でもご意見を伺いながら施工させて頂きました。

ポーチ柱周辺も念入りに薬剤注入を行います。もちろんこちらの場所もあまり長く注入しすぎると土間周辺に流れ出てはいけませんのでマニュアルに沿って行います。

注入した後は穴を黒セメントで塞ぎます。本日のお客様の場合はタイルの端が欠けることはなかったのですが、慎重に行うのですが時としてタイルの端がピリッとほんの少しだけ欠けることもあります。目立たないのですがそれは施工前に充分ご説明させて頂いたうえで行わせて頂きます。

壁面処理

壁については同じく綺麗な状態でしたので壁面処理はためらわれました。実際に白ありが出ている状態であれば、何の躊躇もなくお客様にご説明して駆除施工を進めますが、やはり新しい綺麗なお宅はこちらとしても緊張します。それでも、他所で様々な被害例を見ていると「やっぱり施工しておいた方が良いです。」になるのです。

上記の写真の右側が穴を開けて薬剤を注入した後に補修したあとです。殆どわかりません。今日のお客様宅では、シリコンのアンバーとアイボリーを調合して色合わせを行わせて頂きました。うまく色が合いました。

土壌処理

そして床下の土壌面のしろあり消毒です。水抜き部分や配管周りは白ありの侵入しやすい場所ですので念入りに作業します。そして床のコンクリート土壌面に散布して薬剤の層を作って白ありの侵入が無いように土壌処理を行わせて頂きました。

保証について

弊社は5年保証で行わせて頂いていますがこれは、白ありが万一再発生したら再度無料で消毒しますというものです。保証の中に白ありの再発生での建物の修理弁償は含んでいません。保証や保険のことを十分ご説明させて頂いたうえで、それでも保険を付けて欲しいというお宅様は予防の施工に限りつけさせて頂いています。本日のお客様も別途有料にて1,000万円の白あり保険付き保証を付させて頂きました。

詳しくは弊社ホームページのよくある質問でご覧ください。