福岡市東区でシロアリ調査見積もりをさせて頂きました。一か月程前にお電話で羽ありのご相談を頂いていたお客様です。お客様としては過去にシロアリ省消毒をしてずいぶん年数が経つので今回はシロアリが家に付いていなくても予防の消毒をご検討とのことでした。
お伺いさせて頂いて、さ~今から点検しましょうかというときです。お客様のお宅には猫ちゃんがいることがわかりました。猫は犬と違って何でも興味をもちます。過去にはよそのお宅様でのことですが床下に入ってしまって出すのに一日がかりで出す羽目になったお宅様もありました。お客様宅の猫ちゃんはこちらです。
床下収納庫を開けて頂いてましたので、私が猫は床に入ることがありますのでお客さんがみておいて頂けないでしょうか?とお願いした時です。お客様が「そうやね、わかりました。あれ?!どこ行ったやろか???」と探しておられましたら、上の写真のようにチョコンと机の上に乗ってました。こうしてみると可愛いのですが床下を走り回って出てこなかった過去の経験を思うと注意をするようになってしまいます。
さて肝心の床下の状態です。床下全体を拝見させて頂いてシロアリは未だついていませんで飛んでいた羽ありはよそから飛んできていたものということになります。ただ、飛んできている羽ありが水腐れの木材などを見つけるとそこから建物に侵入してくることがありますので過去のシロアリ消毒が5年を過ぎておられたら駆除はしておいたほうが良いということになります。
この時期特有の床下の湿気という問題もあります。
このように床下の柱が水分を吸って濡れていたりするようになってくると腐りやすくなったりシロアリが付きやすくなったりしてきます。ただ、梅雨時期の一時的なことが原因という場合もありますので梅雨明けしてしばらくたってからもう一度みることも必要になってくるかもです。