こんにちは。株式会社あい営繕です。今回は下記3点について解説していきます。
☑コウモリとウイルスについて。
☑コウモリはヒトに対してどんな被害をもたらすのか。
☑コウモリはどうやって駆除を行うといいのか。
コウモリを一目見ただけでは「コウモリは危険な動物」とはなかなか思いませんよね。
夕暮れから夜にかけて飛び回っているコウモリを見たことある方多いと思いますが、コウモリはなぜ夕暮れから夜にかけて飛び回っているのか。
コウモリは夜行性のため、日中は住み家や休憩場所(暗くて狭い場所)で身を潜めて休憩し、夜になると蚊や蛾などの獲物を求め飛び回っているのです。
またコウモリは比較的暖かい季節に活発に活動しますので、8月~10月の間にコウモリによる被害が増えてくると予測されます。
コウモリとウイルスについてコウモリ駆除業者が解説
日本ではコウモリが原因となる病気が発症した事例はありませんが、海外では「コウモリが狂犬病のウイルスを持っている」ということが報告されております。
そんな海外では狂犬病以外でもさまざまな病気が発症した事例がありますので、コウモリはとても危険な動物だということがわかります。
コウモリは命をおびやかすウイルスを持っている
先ほどもお話しましたが、海外では「コウモリが狂犬病のウイルスを持っている」ということが報告されております。
その他にコウモリを原因とした以下のウイルス性の病気があります。
病 名 | 症 状 |
エボラ出血熱 | 発熱・疼痛・出血など。 |
ヘンドラウイルス感染症 | 発熱・筋肉痛・肺炎など。 |
アルボウイルス感染症 | 高熱・髄膜炎・脳炎による意識障害。 |
耳にしたことある病名もあれば、耳にしたことない病名もありますね。
日本ではコウモリが原因となる病気が発症した事例はありませんが、コウモリは野生動物なので私たち人間が知らない未知の病気を持っていることも考えられます。
今世界中で感染者や死者が急増している新型コロナウイルスですが(2020年8月現在)、「コウモリが原因」というのを記事やテレビなどで見たこと・聞いたことがある方いらっしゃると思います。
明確ではありませんが、「コウモリが原因」と言われるくらいなのでコウモリが持っているウイルスは大変怖いです。
【関連記事】コウモリ駆除のプロが教える!効果的な駆除方法と予防策
コウモリには命をおびやかす寄生虫がついている
これらの寄生虫は日本でも確認されています。
マダニ | 原因不明の発熱・頭痛・筋肉痛 消化器症状(食欲低下,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛) 神経症状(意識障害,けいれん,昏睡) リンパ節腫脹・呼吸器症状(咳など)・出血症状(紫斑,下血) |
トコジラミ | 湿疹・強烈なかゆみ(ひどい時には眠れないほど)
刺された箇所から悪臭がするのが特徴。 |
寄生虫が人間の体につくと痒みだけでなくウイルス性の感染症にかかることがあり、中でもマダニは日本国内で死亡例もあるほどのウイルスを保有している可能性があるので注意が必要です。
コウモリの死骸にも注意
コウモリが死んだからといって、ウイルスや寄生虫が消えるわけではありません。死骸にはまだ菌や寄生虫が残っているケースも多く、死んでいるように見えて実は生きていたりすることもあります。
紹介したとおりコウモリはウイルスを持っている・寄生虫がついているので直接触れないでください。
死骸も絶対触れないでください。
コウモリが家に棲みついた場合、ヒトにもたらす被害
コウモリが人間に被害をもたらすのはコウモリの身体そのものだけではありません。
コウモリの糞にもさまざまなウイルスや寄生虫が含まれています。
コウモリの糞(フン)によるニオイや汚れ
コウモリは「溜め糞(ためふん)」といって同じ場所に糞尿をする性質で、自分たちの縄張りであることを示す意味合いでもあります。
コウモリは、カ・ユスリカ・ヨコバイ・などの小型昆虫を主食にしていて、6月のイエシロアリの発生時期には上手にイエシロアリの羽アリをパクッと食べていくのが見られます。
その他は、ウンカ・甲虫なども食べます。
コウモリのフンが脱糞をして蓄積されると強烈なアンモニアのような鼻に残る悪臭がします。
そんな性質のコウモリが屋根裏に住み着いて、毎日毎日同じ場所に糞尿し続けたらどうなるでしょうか。
虫の発生・健康被害
コウモリには必ずと言っていいほどダニやノミなどの寄生虫がついているので、コウモリが家の中に入ってきた時点で寄生虫も入ってきたことになります。
そうなると、かゆみやアレルギーの原因などさまざまな健康被害が起きる可能性が非常に高いです。
ダニやノミなどは非常に小さくわずかな隙間から侵入してきますので、人間の目で見ることはかなり難しいです。
また、コウモリの溜まった糞尿のせいで寄生虫が増殖したり、寄生虫をエサとしている虫が発生することも考えられます。
さまざまな虫が家中に発生してしまうと、それらを全て取り除くことは簡単ではありません。
掃除の手間が増えたり、ひどい場合は害虫駆除の業者に頼まなければならないなど余計な費用(料金)がかかる可能性もあります。
海外ではコウモリの糞に含まれている「カビ菌」という菌を吸い込んでしまい、ヒストプラズマ症と呼ばれる感染症にかかった事例が報告されています。
ヒストプラズマ症とは、吸い込んだカビ菌に肺が侵され発症してしまう病気です。
コウモリが居つくことでカサカサと動き回る物音の騒音
コウモリは夜行性なので、人間が寝る時間になる頃に活発に活動し始めます。
コウモリは超音波で位置確認をしたり餌をとっています。日頃は私たちの耳には聞こえませんが、追い出しの時にかすかに聞こえてきます。鳴き声は小さく「キーキー」と聞こえることがあります。
寝不足を改善しようとして睡眠薬を使用したり、時には病院に行ったりと何かと余計な費用(料金)がかかってしまいます。
ここまでの内容でコウモリがどれだけ危険な動物なのか、危険なコウモリが私たち人間にどんな害をもたらすのかを理解していただけたと思います。
ではそんな危険なコウモリはどうやって駆除するといいのかを解説していきます。
コウモリは自分で駆除するのは難易度が高いので、駆除業者の検討を
コウモリは「鳥獣保護法」という法律で守られている動物なので、素人の方が勝手に捕獲・殺傷することはできません。
「鳥獣保護法」に守られている動物はコウモリ以外にもイタチやアライグマなど、他にもたくさんいます。
「鳥獣保護法」という法律で守られているコウモリを素人の方が駆除するには、禁止されている捕獲・殺傷ではなく「追い出し」という方法を取ることになりますが、コウモリの追い出しは捕獲・殺傷よりも難しく難易度が高いので苦戦してしまう方が多いです。
「コウモリを一匹二匹追い出したら終わりじゃないの?」と聞かれることも多く、そう思っている方少なくはないと思います。
コウモリを一匹二匹追い出しただけでは、根本的に駆除したことにはなりません。
記事の始めでもお話ししましたが、コウモリは危険なウイルスを持っています。追い出した後あと除菌・消臭・消毒し、コウモリが再度侵入しないよう侵入口封鎖を行う必要があります。
コウモリ被害を受ける前、もしくは被害が少ないうちに確実で安全な追い出しに加えて再発防止策をするためにも、まずは専門の業者に調査・見積もりを依頼してみることをオススメします。
福岡県内・佐賀県東部・山口県西部の
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コウモリ駆除業者が行う作業の流れ(事例紹介)
コウモリ駆除のご依頼をいただいた時、弊社あい営繕がどのように駆除を行っているのか。ご依頼いただいてから駆除作業完了までの流れをご説明させていただきます。
現地調査・見積もり(調査・見積もり無料)
まず、お客様のお困りごとや被害内容をお伺いさせていただきます。
内容を把握したうえで現地へ向かい、調査・見積もりを行います。
(被害内容や被害場所よって調査時間が異なりますが、目安は1時間~2時間ほどです。)
調査の際、スタッフが調査場所をカメラで撮影します。
調査終了後お客様に状況をより知っていただくよう、撮影したものをご自宅のテレビで流し現在の状況や今後の対策について詳しく説明させていただきます。
コウモリの追い出し
調査・見積もりのあとお客様にご納得していただけましたら、契約➡施工開始となります。
弊社あい営繕では、追い出しをメインにコウモリ駆除を行っております。
コウモリ追い出しの方法
コウモリを追い出す時には忌避剤スプレー、または超音波の器具を使用して追い出します。
それでもコウモリを追い出すことが出来ないという場合は、コウモリが潜む場所を折る程度予測して、その付近の壁に穴を開けてコウモリの嫌がるスプレーを吹き付けます。
追い出したコウモリが戻ってこない為に
「一方通行暖簾(のれん)」というものを設置し、「コウモリが外には出れるけど、中には入れない」という環境を作り追い出しを図っていきます。
一方通行暖簾(のれん)とは |
コウモリはほとんど目が見えず、超音波で行動しています。 住み家から外に追い出されたコウモリは、超音波を発信して壁や物に反射して返ってくるまでの時間と距離を測りながら住み家への方向を導きだし、住み家に帰ろうとします。 なので一方通行暖簾(のれん)を設置することで超音波がさえぎられ、住み家に帰ることができないというわけなんです。 |
☟一方通行暖簾(のれん)設置作業写真
☟一方通行暖簾(のれん)設置作業完了写真
除菌・消臭・消毒
家の中からすべてのコウモリを追い出せたことを確認後、コウモリに荒らされた場所や被害に遭った場所などを清掃・除菌・消臭します。
空間ごとに除菌・消臭しますので、荒らされた場所や被害に遭った場所は元どおり綺麗で安全な場所に取り戻すことが可能です。
コウモリの身体やフンにはさまざまなウイルスや寄生虫が含まれていますので、人間の健康面に被害を与えるものを消毒して取り除いていきます。
侵入口封鎖
「2」追い出し
「3」除菌・消臭・消毒が終了後、害獣が侵入してこないよう侵入口を封鎖します。
トリカルネットで封鎖しました。トリカルネットは楽天・アマゾンなどのインターネットやホームセンターにも販売しています。
侵入口を封鎖するということはコウモリだけでなく、イタチやアライグマ・ネズミなど他の害獣の侵入も防ぐことができます。
あい営繕は長年の経験・蓄積から侵入口を特定するコツやノウハウを得ておりますので、家中くまなく探して全ての侵入口を封鎖します。
お客様のご自宅・健康が第一でございますので、安心していただけるよう「1」~「4」の作業を真摯に取り組んでおります。
コウモリ駆除にかかる料金(費用)の目安
多数の業者を色々調べると最低料金は10000円~30000円で出している業者が多いようです。
弊社あい営繕も最低料金25,000円~行っております。
(※2023年4月現在は最低料金33,000円~)
これはお客様が指定された1ヶ所の侵入口封鎖の料金で、その指定された1ヶ所が屋根や天井などの高所ではなく床部分に封鎖ヶ所がある場合での最低単価です。
(築年数が古いほど経年劣化によって侵入口が複数あることが多いです。)
中には侵入口封鎖の作業のみを希望されるお客様がおられますので、害獣駆除業者の私どももお客様のご要望に合わせるということで最低料金の提示をしています。
料金目安は、建物の築年数・坪数・被害の程度・侵入口の数や場所によって変動します。
料金の詳細についてはお問い合わせください。
あい営繕は福岡県全域のコウモリ駆除を対応しています
対応エリア:福岡県全域(福岡市・北九州市・久留米市・飯塚市・行橋市)
弊社あい営繕は、
の会員事業所です。高い技術力を地域密着の低料金で対応させていただいております。
弊社に限らず多くのコウモリ駆除業者は調査・見積もりが無料ですので、信頼のおける業者に問い合わせてみてください。
【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?
あい営繕のお客様の口コミ一例
口コミ
ちょうど1年前に羽アリが出て見積もりを頼みました 床下の白蟻被害はまだ見当たらないとのことでしたが、新築依頼30年間放ったらかしだったので、この際に予防の薬まきをお願いしました 決して安くはないですが妥当な料金だと思います あれから一度も羽アリは見ません
口コミ
北九州市若松区で鳩対策をしていただきました。 鳩が屋根と太陽光の間に巣を作っていたので鳩駆除業者を色々と探し、作業見積もりも複数社に出していただきましたが、 あい営繕さんの営業の方が1番信頼できましたので、あい営繕さんにお願いしました。
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正月に飯塚市の実家に帰省した日に屋根裏で大きな動物の足音が。高齢の母親の睡眠にも悪い影響を与えていたので後日㈱あい営繕さんに駆除・侵入防止を依頼したところなんと大きなアライグマが捕獲!まさかと思っていましたが、早めに対処していただいて本当に良かったです。社員の方々の対応、ご挨拶も丁寧で安心でした。今は母親も安心して眠れています。ありがとうございました。
口コミ
若松区高須西でイタチの侵入防止とシロアリ予防をお願いしました。約2年前にイタチに侵入され、自分で回転灯、フラッシュ灯、忌避剤などを設置しましたが、侵入と追い出しの繰り返しです。こちら方が根負けし、今回プロにお願いしました。費用は高めでしたが、今はゆっくり眠る事ができる様になりました。作業員の方も感じが良く、仕事の手際も良かったです。
口コミ
宗像市 3日前にイタチ侵入防止工事をしていただきました。最初の調査報告後の見積提示があり予想より高いと思いましたが丁寧な説明もあり増築で2棟分あるので致し方無いと納得し契約しました。 又、工事も丁寧にしていただきました。 3年間保証なのでとりあえず安心です。