「天井から大きな物音がして夜眠れない」
「家庭菜園で作っていた果物が食い荒らされてしまった」
「額に白い線が入った動物を近所で見かけた」
このようなケースでは、あなたのおうちにハクビシンが住み着いている可能性があります。被害を広げないよう、早急に対策していくことが大切です。
こちらのページでは次のことがわかるようにまとめてあります。
・自分で行なうハクビシンの駆除方法について
・ハクビシン駆除する際の注意点
・ハクビシンの駆除を市役所がやってくれるのかどうか
・ハクビシン駆除を専門の業者にお願いする利点
・悪徳な駆除業者に引っかからないためのチェックポイント
「快適な生活を取り戻すため、ハクビシンを早く家から駆除したい!」
「なるべく自力で安く駆除したい」
「業者の選び方を知りたい」とお考えの方は、ぜひご参考ください。
自分で行うハクビシンの駆除方法について
家に住み着いたハクビシンを自力で駆除するためには、どのような方法があるのでしょうか?
大きく分けて3つの工程が挙げられます。
・ハクビシンを家(屋根裏)から追い出す
・侵入ルートをふさぐ
・掃除、消毒する
ハクビシンを屋根裏から追い出す方法
ハクビシンを屋根裏から追い出す方法として、主に次のものが挙げられます。
・忌避剤を置く
・煙をたく(バルサン)
・超音波を使う
・ライトで明るくする
忌避剤を置く
ハクビシンの天敵(オオカミ、イノシシ)の臭いを発する忌避剤を屋根裏に置くことで、ハクビシンを近づきにくくします。
その他、ハクビシンの嫌いな臭いを活用した、次のような方法もあります。
・穴を空けたペットボトルに潰したニンニクを入れる
・木酢液のスプレーを屋根裏に撒く
など。
煙をたく
燻煙材を屋根裏にたくことで、ハクビシンを屋根裏から出て行かせる方法もあります。(害獣用の燻煙材も市販されています)
また、身近な商品では「バルサン」も、追い出しの効果があるとされています。
超音波を使う
「超音波」によって動物が嫌がる周波数を発し、ハクビシンを追い出す方法もあります。
※障害物があると超音波が遮断されてしまいます。
超音波を使用する際は、なるべく音波が遮断されるような大きなものは屋根裏に置かないようにしましょう。
ライトで明るくする
「青色LED」のライトによって屋根裏を明るくする方法もあります。
ハクビシンは夜行性のため、明るい場所には近づきにくくなることが考えられます。
侵入口をふさぐ
上記の方法で追い出しても、根本的な解決にはなりません。
あなたの屋根裏が気に入られていると、再び戻って住み着かれる可能性が高いです。
ハクビシンの侵入経路を金網やネットなどでふさぎ、再侵入を防ぐようにしましょう。
屋根裏を掃除、消毒する
ハクビシンの糞尿には、健康被害を起こす菌やウイルスが多く含まれています。
また、ハクビシンの糞を栄養に害虫が繁殖してしまう可能性も考えられます。
ハクビシンを追い出した後は、屋根裏をきれいに清掃し、エタノールでしっかりと消毒するようにしましょう。
ハクビシンを駆除する際の注意点
ハクビシンは「鳥獣保護管理法」という法律によって守られています。
無許可で捕獲、殺傷してしまうと、最大で100万円以下の罰金、1年以下の懲役を課せられてしまう場合もあります。
うかつに傷つけたり殺してしまわないように注意しましょう。
特に、燻煙材(バルサン)を使用する場合、子供が逃げ遅れてそのまま屋根裏で餓死してしまうこともあります。
侵入口をふさぐ前には、屋根裏にまだハクビシンが残っていないか確認するようにしましょう。
【ハクビシンの駆除方法】市役所にお願いできるの?
ハクビシンの駆除を、市役所にお願いできるのかどうかは気になる点かもしれません。
市役所の対応は主に
「捕獲道具を貸してくれる」
「業者を紹介してくれる」
「駆除方法の相談に乗ってくれる」
にとどまることが多くなっています。
中には、駆除をしてくれる市町村もあるようですが、市役所に相談しても結局は個人で駆除することになる場合がほとんどです。
【ハクビシンの駆除方法】専門の駆除業者に依頼するメリット
ハクビシンの駆除を確実に行うためには、専門業者にお願いすることをお勧めします。
こちらでは、ハクビシンの駆除を専門の駆除業者に依頼する利点についてご紹介していきます。
・ハクビシンに出会うリスクがない
・健康被害を防げる
・侵入口を確実に塞げる
屋根裏に行かなくてもよい
自分で駆除をする場合、どうしても屋根裏に足を踏み入れる必要があります。
薄暗い中、ハクビシンや害虫と遭遇するかもしれない屋根裏に行くのは、素人だとちょっと怖いですよね。
業者にお願いすると、屋根裏に行く恐怖を味合わなくて済みます。
健康被害の予防
業者の方で掃除、消毒まで行います。
業者に依頼すると、菌やウイルスによる健康被害を心配する必要がありません。
侵入口を確実に塞ぐ
ハクビシンは10㎝程度(ハガキ1枚分)の隙間があれば、侵入できると言われています。
そのような小さな隙間を完全に埋めるのは、素人にはなかなか難しいことが考えられます。
駆除業者では、ハクビシンの侵入しそうな箇所を確実に塞いでくれます。
駆除業者を探す際の注意点
駆除業者であれば、どこでも良いわけではありません。
「駆除できていないのに途中で作業が終了してしまった」
「次の日にはハクビシンに侵入された」
「見積もりになかった追加料金を請求された」
など、中には悪徳な業者もあるのです。
専門の駆除業者を選ぶ際には、次の点に気をつけるようにしましょう。
・複数社で見積もってもらう
・ハクビシン駆除の実績を確認する
・アフターフォローがしっかりしているか確認する
複数社で見積もってもらう
3〜4社で見積もってもらい、費用や作業内容を比較するようにしましょう。
1つの業者だけをみて決めてしまうと、悪徳業者に引っかかる可能性もあります。
多くの業者で無料見積もりを行っています。
見積もりの詳細を確認し、追加料金が発生することがあるのかどうかもしっかりと確認しておくようにしましょう。
ハクビシン駆除の実績を確認する
たとえ害獣駆除の看板を掲げていても、技術や経験が素人レベルという場合もあります。
ハクビシン駆除の実績と経験が十分にあるのかどうか、ホームページを見たり見積もりの際に業者に質問したりして確認しておくようにしましょう。
アフターフォローがしっかりしているかを確認する
専門の業者であっても、一度で駆除できないケースもあります。
「もし再侵入された時のフォローはあるのか?」
「どれくらいの期間保証してもらえるのか?」
といった、アフターフォローについてはしっかりと確認しておくようにしましょう。
まとめ
・ハクビシンの駆除方法は「家から追い出すこと」「侵入口をふさぐこと」が大切である。
・ハクビシンは法律で守られているため、無許可で捕獲したり傷つけたりしてはいけない。
・市役所ではハクビシンの駆除はしてもらえないことが多い。
・ハクビシンの駆除業社を選ぶ際は「複数社で比較検討すること」「実績を確認すること」「アフタフォローの有無を確認すること」が大切である
こちらのページでは「ハクビシンの駆除方法」をメインにご紹介しました。
ハクビシンへの対策は遅れるほど、騒音、悪臭、健康被害が悪化してくることが考えられます。
ご自身で対応が難しい場合は、ぜひお気軽に専門の駆除業者にご相談ください。
あい営繕のお客様の口コミ一例
口コミ
実家のイタチ駆除で沢山ある業者の中から何処にしたら良いか悩んでいた時、友人の親戚がアライグマの駆除をあい営繕さんでお願いした話を聞き、紹介していただきました。 早速電話をするとその日のうちに調査、見積もりをしていただき、状況を画像を見ながら詳しく説明していただきました。金額も高額な事は承知していましたが、納得の上でお願いする事にしました。
口コミ
北九州市若松区にてコウモリ駆除して頂きました。 約1週間の施行期間にて、コウモリの追い出し、フンの片付け、侵入口の封鎖、断熱材の交換、殺菌消臭等を行ってもらいました。費用は少々掛かりましたが害獣駆除など自分で出来るわけもないので、依頼して良かったと思います。
口コミ
小倉南区中貫でコウモリの追い出し作業をお願いしました。 被害の様子や施工の様子等、目視が難しい場所も写真を撮って説明して頂けたので、安心出来ました。 スタッフの皆さんも感じが良く、あい営繕さんにお願いして良かったです。 ありがとうございました。
口コミ
京都郡苅田町でコウモリの駆除をお願いしました。見積もりから施工完了までとても迅速で丁寧でした。作業にこられた方もとても感じが良かったです。費用はかなりかかりましたが、施工してもらって良かったです。
口コミ
シロアリの防除作業でお世話になりました。 この猛暑の中、見積もりから施工まで非常に丁寧で元気良く、作業に対する誠意も感じられました。 こちらの困り事や相談にも気さくにお答えくださり、感謝しております。 口コミ的な結論となると、とても信用でき、安心してお任せできる会社だと思います。
最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。