★お客様の声★ コウモリが自宅の屋根裏に住み着いてます。 コウモリが活発に活動する時期や、子育てシーズン、冬眠期などを理解せずに コウモリ駆除を試みても、再発や不完全な駆除のリスクがあると心配しています。 どなたかいつがいいのか教えて下さい。 |
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家の屋根裏や軒下に、コウモリが住み着いてしまったという話をよく耳にします。コウモリは、害虫を食べてくれる有益な生き物であり、自然界で重要な役割を果たしていますが、家の中に住み着くと問題になることもあります。
糞や尿が家を汚すだけでなく、臭いや病原菌を運ぶことがあるため、衛生面でのリスクが生じます。
しかし、コウモリ駆除には法律や倫理的な問題が関わってきます。日本では、ほとんどのコウモリが法律で保護されているため、無闇に捕まえたり殺したりすることはできません。
そのため、コウモリを追い出し、再び住み着かないようにするための駆除方法を考えることが大切です。この記事では、コウモリ駆除に関する知識や方法、駆除後の対策について、詳しく解説していきます。
記事のポイント
●コウモリ駆除には法律的・倫理的な問題が関わることを理解できる。
●コウモリ駆除の具体的な方法や対策について理解できる。
●コウモリ駆除に最適な時期と、その理由を理解できる。
●駆除後の再発防止策について具体的に理解できる。
●コウモリの習性と特徴
コウモリは夜行性の生き物で、日中は暗くて狭い場所に潜んでいます。日本に生息するコウモリの多くは昆虫を食べる種類で、住宅地でもその活動が見られます。特に、夕方から夜にかけて飛び回り、害虫を捕食します。
日本でよく見られるコウモリとしては、「アブラコウモリ」や「ヒナコウモリ」などが挙げられます。これらの種類は、狭い隙間や洞窟、屋根裏などに住み着く習性があり、人間の住居に侵入することが少なくありません。
コウモリが住み着く理由としては、屋根裏や壁の隙間が彼らにとって安全で居心地の良い場所だからです。さらに、人間の住環境はコウモリにとって食糧が豊富で、繁殖に適した環境であることも多いのです。
コウモリ駆除の方法
自分でできるコウモリ駆除の対策
コウモリが住み着いている場合、まずは彼らを追い出すことが重要です。以下では、自宅で簡単にできるコウモリ駆除対策を紹介します。
1. 隙間を塞ぐ対策
昼間のうちに家の隙間を塞ぎ、夜になるとコウモリが外へ出ていく際に出入り口を一方通行にする方法があります。これにより、コウモリが出て行った後、再び戻れなくすることができます。具体的には、金網やコーキング材を使用して、通気口や壁の亀裂など、コウモリが入り込む可能性のある場所を完全に封鎖しましょう。
2. 超音波機器の利用
コウモリは高周波音に敏感なため、超音波機器を使用することで彼らを遠ざけることができます。ただし、超音波の効果は一定期間だけで、持続性が限られる場合があるため、他の方法と併用するのが良いでしょう。
3. コウモリ忌避スプレーの使用
市販のコウモリ忌避スプレーは、手軽に使える駆除アイテムです。特に、天然のハッカ油が含まれたスプレーは、コウモリが嫌う強い香りを放ちます。屋根裏や天井、侵入経路に向けてスプレーすることで、コウモリを追い出す効果が期待できます。例えば、「スーパーコウモリジェット」は強力な噴射力を持ち、コウモリがまとまっている場所で効果を発揮します 。
4. ジェルタイプの忌避剤
スプレーよりも持続性が高いのがジェルタイプの忌避剤です。これは、巣やコウモリが集まりやすい場所に設置することで、長期間にわたりコウモリを寄せ付けない効果があります。例えば、「ハートジェル」などの製品は、約1年持続するため、定期的な再設置の手間を減らせます。
5. 燻煙剤の使用
コウモリが屋根裏などの閉鎖空間に住み着いている場合には、燻煙剤を使用する方法もあります。煙を使ってコウモリを追い出し、その後、侵入口を塞ぐことで再侵入を防ぎます。例えば、ネズミ駆除用の「くん煙タイプ」の製品はコウモリにも効果的です。
6. コウモリが嫌がる環境を作る
さらに、コウモリが嫌がる環境を作ることも効果的です。例えば、光を当てることでコウモリが寄り付かなくなることがあります。また、忌避剤の袋を軒下や天井裏に吊るす「コウモリいやがる袋」なども手軽で効果的なアイテムです。
コウモリ駆除は、法律や倫理的な問題に注意を払いながら、安全かつ確実な方法を選ぶことが大切です。具体的な駆除グッズを使用し、適切な時期に対策を講じることで、コウモリの再侵入を防ぎましょう。自分での駆除が難しい場合は、専門業者に相談するのも一つの方法です。
=コウモリ駆除の成功例=
例えば、ある家では夜間にコウモリが出入りする時間帯を見計らって、出入り口に専用のバルーンを設置しました。この方法で、コウモリは夜に外に出たまま戻れなくなり、家から追い出すことに成功したケースがあります。その後、隙間を徹底的に塞ぐことで再発を防いでいます。
専門業者に依頼する際のポイント
コウモリ駆除は、法律や技術的な知識が必要な作業です。
特に、大規模な駆除や再発防止を考える場合は、専門の駆除業者に依頼するのが安心です。業者を選ぶ際は、実績や料金、対応の迅速さを確認しましょう。
また、駆除後の保証やアフターケアがしっかりしているかもチェックポイントです。
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コウモリ駆除に最適な時期の解説
コウモリ駆除を行う際には、適切な時期を選ぶことが重要です。コウモリの習性や季節による行動パターンを理解することで、より効果的な駆除が可能になります。以下では、季節ごとのコウモリ駆除のポイントと注意点を詳しく解説します。
春から初夏(4月〜6月)
この時期は、コウモリの子育てシーズンが始まる前の最適な駆除時期です。特に4月から6月にかけては、コウモリが出産準備をする前の時期であり、巣を作ることが多くなります。このタイミングで駆除を行えば、巣が大きくなる前にコウモリを追い出すことが可能です。
ただし、注意点としては、子育てが始まってしまった場合です。親コウモリだけを追い出すと、巣に残された子供が餓死してしまい、その死骸が家の中で悪臭を放つ原因になる可能性があります。したがって、子育てが始まる前の駆除が理想的です。
夏(7月〜8月)
夏は、コウモリが活発に活動する時期ですが、子供がまだ巣にいる可能性が高いため、駆除には慎重さが求められます。この時期に駆除を行う場合、巣に残った子供コウモリを傷つけないように特別な注意が必要です。
もしこの時期にどうしても駆除が必要な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。彼らは子供コウモリを傷つけずに追い出すための方法を熟知しています。
秋(9月〜10月)
秋は、コウモリ駆除のもう一つの最適な時期です。この時期は、コウモリが冬に備えて活動を減らし始める時期であり、子供たちも成長しているため、駆除が容易になります。冬眠前にコウモリを追い出し、侵入経路を完全に封鎖することで、冬の間の再侵入を防ぐことができます。
秋に駆除を行う際には、寒さが本格化する前に作業を終えることが大切です。また、この時期は外気温が低くなるため、コウモリが新しい巣を作ることが少なくなり、再発防止にも効果的です。
冬(11月〜3月)
冬は、コウモリが冬眠に入る時期であり、この時期に駆除を行うのは難しいとされています。コウモリは寒さを避けて屋根裏などで冬眠するため、この時期に追い出すことは避けた方が良いでしょう。無理に駆除を行うと、コウモリが目を覚まし、パニック状態に陥ることがあります。また、冬眠中のコウモリを駆除しようとすると、彼らの健康に悪影響を与える可能性があるため、この時期の駆除は推奨されていません。
ただし、冬に家の中でコウモリの被害が続く場合は、専門業者に依頼して、慎重に対応してもらうのが最善です。
コウモリ駆除には、季節ごとの適切なタイミングがあります。春や秋の時期は特に駆除に適しており、子育てシーズンや冬眠期には注意が必要です。季節に応じた駆除を行うことで、効果的かつ安全にコウモリを追い出すことができます。
【関連記事】日本のコウモリ、その危険性を徹底解説!感染症から予防策まで
コウモリ駆除後の対策
コウモリ駆除が成功した後も、再びコウモリが住み着かないように再発防止策を講じることが重要です。以下では、具体的な対策方法を詳しく紹介します。
1. 家屋の隙間を徹底的にふさぐ
コウモリが侵入する場所を見逃さないことが再発防止の鍵です。以下のポイントを押さえて、隙間をふさぎましょう。
カラス除けネットの使用: 特に屋根の軒下や通気口など、コウモリが好んで巣を作る場所には、カラス除けネットを使用すると効果的です。このネットは頑丈で、コウモリが入り込む隙間を確実に遮断します。また、目が細かく、通気性を保ちながらも侵入を防ぐことができます。
通気口に金網を取り付ける: 通気口や換気口は、家屋内と外部を繋ぐ場所であり、コウモリが侵入しやすいポイントです。ここに金属製の金網を取り付けることで、コウモリが入り込む隙間を防ぎつつ、通気性を損なわない対策が取れます。特に、1cm以下の細かな目の金網を使用することで、幼いコウモリでも入り込むことができません。
コーキング材での隙間埋め: 屋根や壁に小さな亀裂や隙間がある場合は、コーキング材を使用して徹底的にふさぎます。コウモリはわずかな隙間でも入り込むことができるため、外壁や窓枠などをチェックし、隙間がないように注意しましょう。
2. 屋根や外壁の修理
駆除後に家屋の壊れた部分を修理することは、コウモリの再侵入を防ぐ上で非常に重要です。
屋根の破損部分を修理: 屋根の瓦がずれていたり、壊れている箇所があれば、専門業者に依頼して修理しましょう。特に、瓦屋根は隙間ができやすく、コウモリの格好の巣作り場所となるため、念入りに点検することが大切です。
換気口や煙突のカバーを確認: 換気口や煙突のカバーが破れていたり外れている場合は、新しいものに交換しましょう。金属製のカバーを使用すると、より耐久性が高く、コウモリが侵入しにくくなります。
3. 定期的な点検とメンテナンス
再発防止のためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
家の周囲を定期的にチェック: 隙間や損傷がないか、定期的に家全体をチェックします。特に台風や大雨の後は、屋根や外壁にダメージがないか確認することが大切です。
異変があれば早急に対策: コウモリが再び住み着く兆候(例:糞が見られる、羽音が聞こえるなど)があれば、早急に対応しましょう。再び巣を作られる前に適切な対策を講じることで、被害を最小限に抑えることができます。
4. 光や音での対策
コウモリは暗く静かな場所を好むため、光や音を使った対策も効果的です。
夜間の照明: 家の周囲やコウモリが好む場所を夜間に明るく照らすことで、コウモリが寄り付かなくなります。特に、軒下や屋根裏に向けて照明を設置すると効果的です。
超音波装置の設置: コウモリが嫌がる周波数の音を発する超音波装置を設置することで、彼らを遠ざけることができます。これは手軽に設置できるため、屋根裏や軒下などに使用すると良いでしょう。
コウモリ駆除後の再発防止策として、隙間を徹底的にふさぐこと、屋根や外壁の修理、定期的な点検、そして光や音を使った対策が重要です。これらの具体的な方法を実践することで、コウモリが再び住み着かない安全な住環境を維持できます。
まとめ
コウモリは、自然界では重要な役割を担う生き物ですが、住居に住み着かれると問題になることがあります。駆除を行う際は、法律や倫理的な問題に注意しつつ、安全かつ効果的な方法で行うことが大切です。また、駆除後も再発防止策をしっかりと行うことで、コウモリが再び住み着くことを防ぎます。
コウモリの駆除は、専門業者に依頼することで、より確実かつ安全に進めることができますが、自分でできる対策もあるので、状況に応じて最適な方法を選んでください。家の安全と衛生を守るために、早めの対応が肝心です。
記事のポイントまとめ
■コウモリは害虫を食べるが、住居に住み着くと衛生リスクがある。
■コウモリ駆除には法律的・倫理的な問題が関わる。
■日本の多くのコウモリは法律で保護されており、捕獲や殺傷はできない。
■コウモリは夜行性であり、日中は暗く狭い場所に隠れている。
■コウモリは屋根裏や壁の隙間に住み着くことが多い。
■コウモリ駆除には、まず隙間を塞ぐことが重要である。
■超音波機器や忌避スプレーを使用してコウモリを追い出す方法がある。
■ジェルタイプや燻煙剤などの忌避剤も効果的である。
■駆除後は再発防止のために隙間を徹底的に封鎖する必要がある。
■屋根や外壁の修理もコウモリ再侵入防止に有効である。
■コウモリ駆除は適切な時期に行うことが大切である。
■春から初夏はコウモリ駆除の最適な時期である。
■夏は子育てシーズンのため、慎重に駆除する必要がある。
■秋はコウモリが冬眠前に活動を減らす時期で駆除に適している。
■冬はコウモリが冬眠中であり、駆除には不向きである。
■駆除が難しい場合は、専門業者に依頼することが推奨される。
最後に.コウモリでお困りの方へ
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もしコウモリ駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。