毎日、ベランダにコウモリのフンが落ちていて、気になっている方は、是非この記事がお役に立つと思います。
コウモリは夜行性であり、気がつけばベランダに住み着き、フンを落としていくことがあります。このフンは見た目が不快なだけでなく、健康リスクを引き起こすことも。
この記事では、コウモリのフンに対する予防策や効果的な対策方法を詳しく解説します。自分での対処が難しい場合のために、信頼できる業者に依頼する際のポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
●ベランダにコウモリが住み着く理由が理解できる。
●コウモリのフンがもたらす健康リスクや住宅への影響がわかる。
●コウモリのフンの掃除方法と必要な道具が理解できる。
●コウモリ対策の具体的な方法と業者に依頼する際のポイントがわかる。
はじめに
ベランダで黒っぽい小さなフンを見つけたことはありませんか?
これはコウモリのフンかもしれません。夜行性のコウモリは、住宅街のベランダや軒下に住み着くことがあり、彼らのフンが散らかることがあります。フンは見た目が不快なだけでなく、健康リスクを引き起こす可能性もあります。
この記事では、なぜコウモリがベランダに住み着くのか、そのフンがもたらす影響、そして効果的な対策と掃除方法について詳しく解説します。
コウモリのフンに悩まされている方は、ぜひ参考にして、問題を解決しましょう。
コウモリがベランダに住み着く理由
雨風を避けるための隠れ場所
コウモリがベランダを住みかに選ぶ理由の一つは、雨風を避けられるからです。ベランダには屋根があり、雨や風を防ぐことができるため、コウモリにとって安全で快適な隠れ場所となります。
特に、風雨が強い日にはベランダの隅で休むコウモリを見かけることがあるでしょう。
ぶら下がりやすい場所
ベランダには物干し竿やハンガーなど、コウモリがぶら下がるのに適したものが多くあります。コウモリは、ぶら下がって休むことが好きな生き物です。
ベランダにぶら下がりやすいものが多ければ多いほど、コウモリが住み着く可能性が高まります。また、ベランダに植物を吊るしている場合、その植物にもぶら下がることがあります。
エアコンの室外機による暖かさ
エアコンの室外機もコウモリが好む場所の一つです。
室外機は暖かい空気を排出するため、特に夜間や冬場にはコウモリにとって心地よい温度の場所となります。室外機の周りにコウモリが集まることが多いのは、この暖かさが理由です。
隙間が多い構造
コウモリはわずかな隙間からでも簡単に入り込むことができます。
ベランダや家の構造に隙間が多いと、コウモリが住み着く可能性が高まります。特に、屋根の下や換気口、壁の隙間などが彼らの格好の住みかとなります。
【関連記事】効果的なコウモリのふん軒下対策ガイド: 忌避方法から予防策まで
コウモリのフンがもたらす悪影響
健康リスク
コウモリのフンは、放置すると健康リスクをもたらします。
フンには病原菌や寄生虫が含まれている可能性があり、これらが乾燥して粉末状になると、空気中に飛散し吸い込むことで感染症を引き起こすリスクがあります。
特にヒストプラズマ症などの病気は、コウモリのフンに含まれる菌によって引き起こされることがあります。家族やペットの健康を守るためにも、早めの対策が必要です。
特に小さなお子さんがいるご家庭は気を付けてほしいです。
住宅への影響
コウモリのフンは、住宅にダメージを与える可能性があります。
フンが堆積すると、酸性度が高くなるため、ベランダのコンクリートや金属部分を腐食させることがあります。
また、フンが溜まった場所は悪臭を放ち、住環境の質を低下させます。さらに、フンが原因でゴキブリなどの害虫を呼び寄せることもあります。
騒音被害とご近所トラブル
コウモリは夜行性で、夜になると活発に活動します。
その際、羽音や鳴き声が聞こえることがあり、これが騒音問題となることがあります。特に、住宅が密集した地域では、近隣住民とのトラブルに発展することもあるので注意が必要です。
洗濯物への影響
ベランダに干している洗濯物にコウモリのフンが付着することもあります。
フンがついた洗濯物は見た目が悪いだけでなく、洗っても臭いが残ることがあります。また、コウモリの体に付着しているノミやダニが洗濯物に移り、衣類や布団に寄生することも考えられます。
ベランダでのコウモリ対策
ネットを使った侵入防止
最も効果的なコウモリ対策は、物理的に侵入を防ぐことです。
ネットをベランダに張ることで、コウモリが入り込めなくなります。ネットは、コウモリが通り抜けられないように、目の細かいものを選びましょう。
設置する際は、コウモリが出入りする場所を確認し、そこを中心に網を張ることが重要です。また、マンションやアパートの場合、ネットを張る際に管理会社の許可を取る必要があることもあります。
忌避剤の利用
コウモリは特定の臭いを嫌う習性があります。
ハッカやナフタレンを成分とした忌避剤をベランダに散布することで、コウモリを追い出すことができます。
スプレータイプやジェルタイプなど、様々な種類の忌避剤がありますが、ベランダ全体に広がるように使用することがポイントです。
ただし、コウモリは臭いに慣れてしまうことがあるため、定期的に異なる忌避剤を使用するか、他の対策と併用するのが効果的です。
物理的な防御
ベランダの構造自体を見直し、隙間をふさぐことでコウモリの侵入を防ぎます。
コウモリが好む隙間や、住み着きやすい場所を確認し、金網やシーリング材で塞ぎましょう。また、物干し竿や吊るしている植物など、コウモリがぶら下がる場所を減らすことも有効です。
コウモリのフンの安全な掃除方法
必要な道具の準備
コウモリのフンを掃除する際は、必ず保護具を着用しましょう。必要な道具は以下の通りです:
- マスク:粉塵を吸い込まないようにするため
- ゴム手袋:フンに直接触れないようにするため
- ゴーグル:目を保護するため
- 使い捨ての服:衣類が汚れないようにするため
- ほうきとちりとり:フンを集めるため
- 消毒スプレー(アルコールや漂白剤):掃除後の消毒のため
掃除の手順
- フンを湿らせる
乾燥したフンは粉末状になりやすいので、掃除する前に軽く水や消毒スプレーで湿らせておきます。これにより、粉塵が飛散するのを防ぎます。 - フンを取り除く
ほうきとちりとりを使って、フンを集めます。集めたフンは新聞紙などで包み、しっかりと密封して廃棄しましょう。 - 消毒する
フンがあった場所を消毒スプレーでしっかりと拭き取ります。これにより、残った病原菌やウイルスを除去できます。ほうきやちりとりも使用後に消毒しておくと安心です。
フンの処理と再発防止策
フンを処理した後は、コウモリが再び住み着かないように対策を行いましょう。
前述のネットを張る、忌避剤を使用するなどの方法を組み合わせて、再発を防ぎます。また、ベランダや周辺の構造を定期的にチェックし、新たな隙間ができていないか確認することも重要です。
専門業者に依頼する場合
業者に依頼するメリット
コウモリのフンが大量にある場合や、すでに家屋にコウモリが住み着いてしまっている場合は、専門業者に依頼するのが賢明です。
プロの業者は、コウモリの駆除からフンの清掃、消毒、侵入経路の封鎖まで、すべての作業を安全かつ効果的に行ってくれます。自分で対策するよりも、確実に問題を解決できるのが大きなメリットです。
費用の相場
専門業者に依頼する場合、費用は一般的に2〜3万円から始まり、被害の規模や作業の範囲によっては10万円以上かかることもあります。
また、足場の設置が必要な場合は、別途足場代が発生することもあります。複数の業者に見積もりを依頼し、内容と費用を比較してから選ぶと良いでしょう。
業者選びのポイント
業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう:
- 無料見積もり: 事前に費用を確認できること
- 再発防止: コウモリが再び侵入しないようにする対策を提供していること
- 消毒対応: フンの掃除後に消毒を行ってくれること
これらの点を確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
福岡県内・佐賀県東部・山口県西部の
「コウモリ駆除」ならお電話1本で駆け付けます!
0120-640-551
まとめ
コウモリのフンは、ベランダや家屋にとって深刻な問題を引き起こす可能性があります。
しかし、適切な対策を講じることで、コウモリの侵入を防ぎ、フンの被害を最小限に抑えることができます。まずは、コウモリがベランダに住み着く理由を理解し、物理的な防御や忌避剤の使用などで対策を講じましょう。
もし、すでに被害が大きくなっている場合や、自己対応が難しいと感じる場合は、専門業者に相談するのがベストです。健康と家を守るために、早めの対策を心がけましょう。
最後に.コウモリのふんでお困りの方へ
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もしコウモリ駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。