スズメバチの巣を見つけたとき、「自分で駆除できるだろうか」と不安に思う方も多いでしょう。特に、小さな子どもやペットがいる家庭では、一刻も早く対策を講じたいところです。
しかし、スズメバチの駆除は非常に危険を伴う作業です。このような状況で、自力での駆除が可能かどうか、そして安全に行うための予防策や注意点を知ることが重要です。
また、どうしても自分での駆除が難しい場合は、業者に依頼することも選択肢の一つです。この記事では、「スズメバチ 駆除 自分で」と検索している方に向けて、具体的な駆除方法とその後の予防対策について詳しく解説します。
記事のポイント
●スズメバチの危険性と駆除の必要性について理解できる。
●自分でスズメバチの巣を駆除できるかどうかの判断基準がわかる。
●スズメバチの巣を自力で安全に駆除するための手順と注意点が学べる。
●スズメバチ駆除後の予防策と、業者に依頼する際のポイントが理解できる。
スズメバチの危険性と駆除の必要性
スズメバチは、日本でもっとも危険な蜂として知られています
。彼らの毒性は非常に高く、毎年多くの人がスズメバチに刺されて病院に運ばれるケースがあります。スズメバチの巣を放置しておくと、近くを通っただけで攻撃を受けるリスクがあり、家族やペットに危険が及ぶ可能性もあります。
そのため、スズメバチの巣を見つけた場合、適切な対処が必要です。
スズメバチ駆除は自分でできるのか?
スズメバチの駆除は危険を伴いますが、条件が整っていれば自分で行うことも可能です。ただし、以下の条件を満たしている場合に限ります。
-
巣の大きさ:直径15cm以下の小さな巣であれば、自分での駆除が可能です。巣が大きい場合、働き蜂の数も増え、攻撃されるリスクが高まるため、専門業者に依頼する方が安全です。
-
巣の場所:手の届く範囲に巣がある場合、比較的安全に駆除が可能です。しかし、高所や閉鎖的な場所(屋根裏や床下)に巣がある場合、駆除は非常に危険です。
-
蜂の種類:スズメバチ以外の蜂(アシナガバチやミツバチ)であれば、攻撃性が低いため、比較的安全に駆除できますが、スズメバチの場合は慎重な対応が必要です。
これらの条件を満たしていない場合、無理をせず専門業者に依頼しましょう。自分の安全が最優先です。
【関連記事】スズメバチが家の中に侵入!業者依頼前に知るべき予防と対策
スズメバチ駆除を行う際の準備
スズメバチの駆除には、準備が重要です。必要な道具や注意点を押さえておきましょう。
-
必要な道具リスト
- 防護服:スズメバチは黒いものを攻撃しやすい性質があるため、白い防護服が最適です。顔や手足を完全に覆えるものを選びましょう。
- 殺虫剤:スズメバチ専用の殺虫スプレーを用意します。ピレスロイド系の成分が含まれているものが効果的です。
- その他の道具:長い棒(巣を取り除くため)、ゴミ袋(巣を処分するため)、懐中電灯(夜間作業用)なども準備しましょう。
-
駆除を行う最適な時間帯
- 駆除は、夕方から夜間にかけて行うのが最適です。暗くなるとスズメバチの活動が鈍り、巣に戻っているため、巣ごと駆除しやすくなります。
-
駆除前に確認すべき注意点
- 香りの影響:スズメバチは香りに敏感です。香水や整髪料は使用せず、体の汗も事前に洗い流しましょう。
- 光の影響:懐中電灯を使用する場合、赤いセロファンをかぶせると、蜂が光に引き寄せられにくくなります。
自分でスズメバチの巣を駆除する手順
以下の手順に従って、安全にスズメバチの巣を駆除しましょう。
-
手順1:巣の確認と位置関係の把握
- 日中に巣の場所と周辺の環境をしっかりと確認しておきましょう。駆除を行う夜間には視界が悪くなるため、事前に位置関係を把握しておくことが重要です。
-
手順2:殺虫剤の正しい噴射方法
- 殺虫剤を用意し、2〜3メートル離れた位置から巣の表面に向けて噴射します。噴射は2〜3分続け、巣の中にいる蜂を全て駆除します。特に、巣の入り口に向かってしっかりと噴射しましょう。
-
手順3:巣を取り除く方法
- 殺虫剤の効果で蜂が動かなくなったら、長い棒を使って巣を落とします。落とした巣は、ゴミ袋を被せた虫取り網でキャッチし、安全に処分します。巣が落ちにくい場合、無理をせず、再度殺虫剤を噴射してください。
-
手順4:戻り蜂対策
- 巣を取り除いた後、巣があった場所に再び殺虫剤を噴射し、戻り蜂が巣を再建しないように対策を行います。1週間ほど続けると効果的です。
スズメバチに刺された場合の対処法
万が一、スズメバチに刺された場合は、冷静に以下の対処を行いましょう。
-
刺された直後の応急処置
- 刺された場所をすぐに水で洗い流し、毒を押し出します。専用の吸引器があれば、使用して毒を吸い出してください。口で吸うのは避けましょう。
-
アナフィラキシーショックのリスクと対策
- 過去に蜂に刺された経験がある場合、アナフィラキシーショックのリスクがあります。刺された後、体に異変を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。
-
病院に行くべきタイミング
- 刺された部位が腫れたり、全身にかゆみやしびれを感じた場合は、迷わず病院を訪れるべきです。重篤なアレルギー反応は命に関わるため、早めの対応が必要です。
スズメバチ駆除後の予防策
駆除後も安心は禁物です。再び巣を作られないように、以下の予防策を講じましょう。
-
巣を作らせないための対策
- 駆除後は、巣を作られやすい場所に殺虫剤や忌避剤を散布しておきましょう。特に、スズメバチが好む軒下や庭木の周辺には、定期的に予防スプレーを使用すると効果的です。
-
再発防止のために行うべきこと
- 巣があった場所の掃除や整備を行い、スズメバチが再び巣を作らないようにしましょう。また、定期的に周囲を観察し、早めに対策を講じることが大切です。
スズメバチ駆除を専門業者に依頼する場合
スズメバチ駆除は非常に危険な作業であり、自分で行うことに不安を感じたら、専門業者に依頼するのが賢明です。
-
業者に依頼するメリットとデメリット
- 専門業者はスズメバチ駆除のプロフェッショナルであり、安全かつ確実に作業を行います。しかし、費用がかかるため、予算とのバランスを考慮する必要があります。
-
業者選びのポイント
- 駆除実績や口コミを参考に、信頼できる業者を選びましょう。複数の業者から見積もりを取り、料金や対応の良さを比較するのもおすすめです。
-
駆除費用の相場とその理由
- スズメバチ駆除の費用は、巣の大きさや場所により異なりますが、1万円〜5万円が相場です。高所作業や大型の巣の駆除は、追加料金が発生することもあります。
北九州市限定
「スズメバチ駆除」ならお電話1本で駆け付けます!
0120-640-551
まとめ:安全第一でスズメバチ駆除を行おう
スズメバチ駆除は非常に危険な作業です。自分で駆除を行う際は、事前の準備と注意点をしっかりと守り、安全第一で作業を行ってください。
少しでも不安を感じた場合や、条件が整っていない場合は、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。あなた自身や家族の安全を守るため、慎重な判断が求められます。
最後に.スズメバチ駆除でお困りなら
こんにちは、福岡県の害獣駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。
私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もしスズメバチ駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。