シロアリの被害といえば、一戸建てや木造住宅の悩みと考える方が多いかもしれません。しかし、実は高層階のマンションでもシロアリ被害が発生する可能性があります。
「高層階だからシロアリは安全」という考えは間違いで、油断していると意外な場所からシロアリが侵入してしまうことがあるのです。
一般的に、シロアリは湿気のある木材を好む害虫です。高層階であっても、建物の構造や住環境によってはシロアリが発生するリスクが高まります。
例えば、ベランダや共有スペースに木製の家具や段ボールを置いている場合、そこからシロアリが侵入しやすくなります。また、シロアリはわずかな隙間があれば侵入できるため、外壁のひび割れや窓の隙間も注意が必要です。
さらに、シロアリが羽アリとなって飛んでくることもあります。羽アリは4~7月の暖かい季節に発生しやすく、群れで飛び立って新しい巣を作るために移動します。
この羽アリが高層階のマンションの窓から入り込み、知らない間にシロアリの巣ができてしまうこともあるのです。
この記事では、まず高層階マンションでシロアリ被害が発生する原因について詳しく説明し、予防のための対策を紹介します。
さらに、万が一シロアリが発生した場合の駆除方法や費用の相場、駆除費用の負担についても解説します。
高層階にお住まいの方でもシロアリ対策をしっかり行うことで、被害を未然に防ぐことが可能です。シロアリの発生原因から効果的な対策法まで、役立つ情報をぜひご覧ください。
高層階であってもシロアリのリスクを無視できません。しっかりとした知識と対策で、快適で安全な住環境を保ちましょう。
記事のポイント
● 高層階でもシロアリ被害が発生する可能性があること。
● シロアリを予防するための換気や隙間の封鎖が重要であること。
● シロアリ発生時には専門業者への依頼が効果的であること。
● シロアリ対策が住まいの資産価値を守るために必要であること。
高層階マンションでシロアリが発生する原因
「高層階ならシロアリの被害はない」と思われがちですが、実際には高層階のマンションでもシロアリが発生するリスクがあります。
シロアリは湿気やわずかな隙間がある場所を好むため、高層階でも条件が揃えば侵入してきます。ここでは、シロアリが高層階で発生する具体的な原因について解説します。
高温多湿な環境がシロアリを呼び寄せる
まず、シロアリは高温多湿な環境を好みます。高層階のマンションでも、浴室やトイレ、キッチンなどは湿気がこもりやすい場所です。
シロアリにとっては、湿度が高い場所が快適な生息地となるため、こうした場所があるだけでリスクが生じます。
例えば、マンションのベランダや室内で観葉植物を育てていると、土や植物に水分があるため、シロアリが寄ってくる原因になります。
また、湿気がこもりがちな場所で換気が不十分だと、よりシロアリが好む環境が整ってしまいます。特にシロアリの活動が活発化する夏場は、湿度が高まりやすい場所に注意が必要です。
侵入経路となるひび割れや隙間
シロアリは小さな隙間やひび割れを通じて侵入してきます。高層階であっても、建物の外壁がひび割れていたり、窓枠にわずかな隙間があると、そこからシロアリが入り込む可能性があります。
また、排水口や通気口なども侵入経路になり得ます。シロアリはたとえ鉄筋コンクリートの建物であっても、わずかな隙間があれば侵入できるほどの力を持っています。
そのため、外壁のひび割れや窓の隙間、ベランダや通気口の周辺は特に注意が必要です。
特に築年数が経っているマンションは、外壁の劣化やひび割れが生じていることがあるため、定期的な点検が重要です。
羽アリが高層階に飛んでくるリスク
シロアリは、4〜7月頃の暖かい時期に羽アリとなり、新たな住処を求めて飛び立ちます。
羽アリは風に乗って高層階にまで飛んでくることがあり、窓やベランダのドアを開け放したままにしていると、そこから侵入する可能性が高まります。
こうして室内に侵入した羽アリが新しい巣を作ると、そこからシロアリが増え、やがて被害が広がってしまいます。
「高層階だから羽アリが入ってこない」と思って油断してしまうこともありますが、特に風の強い地域や建物周辺に樹木が多い場所では、注意が必要です。
羽アリの侵入を防ぐためには、シロアリが活発化する時期には窓の開閉に気をつけることが重要です。
外部から持ち込まれるシロアリ
シロアリは、海外からの輸入家具や植物に紛れて室内に持ち込まれることもあります。
特に木材や鉢植えなどの自然素材にはシロアリが潜みやすく、気づかずに室内にシロアリを招き入れてしまうことがあります。
また、アメリカカンザイシロアリのような乾燥に強い種類のシロアリもおり、乾燥した家具の中に潜んでいることもあります。輸入家具や観葉植物を購入した際は、シロアリがついていないかを確認すると良いでしょう。
考察
高層階のマンションでも、さまざまな原因からシロアリが発生するリスクがあります。
高温多湿な環境や、ひび割れや隙間といった侵入経路、さらには羽アリの飛来や外部からの持ち込みなど、シロアリが侵入しやすい条件は意外と多いものです。
これらの原因を理解し、日頃からの対策を徹底することで、シロアリ被害を未然に防ぐことができます。
高層階マンションでのシロアリ予防対策
高層階のマンションでも、シロアリ被害を防ぐためにできる対策はたくさんあります。
ここでは、日常的に実践しやすい具体的な予防策を紹介します。湿気対策やシロアリの侵入経路の封鎖といったポイントを抑えて、シロアリが寄り付かない環境を整えましょう。
定期的な換気で湿気対策を徹底する
シロアリが好む環境のひとつが「高温多湿」です。湿度の高い場所を避けることで、シロアリが住みつきにくくなります。そのため、まずは換気を心がけ、湿気を溜めないことが予防の第一歩です。
特に湿気がこもりやすい浴室やトイレ、キッチンは注意が必要です。窓がある場所であれば定期的に開けて自然な風を入れるようにしましょう。
もし窓がない場合は換気扇を回すことで、湿度を下げる効果が期待できます。とくにシロアリが活発になる夏場には、毎日の換気が有効です。
ベランダの整理:木材や段ボールを置かない
ベランダはつい物を置きがちな場所ですが、シロアリ対策のためには整理が欠かせません。特に段ボールや木材などはシロアリの好物です。
使わなくなった段ボールはすぐに処分するよう心がけ、観葉植物や木製家具などもシロアリを引き寄せやすいため、置く場所や管理に工夫が必要です。
もし観葉植物を置く場合には、鉢とベランダの床面を少し離すなど、シロアリが寄り付きにくい工夫をすると安心です。ベランダを整理し、シロアリが好むものを少しでも減らすことが重要です。
小さな隙間の封鎖でシロアリの侵入経路を防ぐ
シロアリはごくわずかな隙間からでも侵入してきます。
マンションの高層階でも、窓の隙間や外壁のひび割れなどがあればシロアリにとって格好の侵入経路となります。このため、小さな隙間を見逃さずに封鎖することが効果的です。
隙間やひび割れには市販のシーリング剤を使って簡単に埋めることができます。窓やベランダのサッシまわり、ドアの隙間などもシーリング剤で密閉することで、シロアリの侵入リスクを減らせます。
外壁に目立つひび割れがある場合は、管理会社に相談して修繕を依頼するのもおすすめです。
DIYでできるシロアリ予防:忌避剤や炭の活用
最後に、手軽にできるDIY対策として、シロアリの忌避剤や炭の使用もおすすめです。
忌避剤はシロアリを寄せ付けない効果があり、市販のものを使ってシロアリが侵入しやすい窓枠やベランダ周辺に散布することで予防できます。
また、炭には湿気を吸収する効果もあり、シロアリが好む高湿度の環境を改善するのに役立ちます。特に竹炭は湿気を取り込む力が強いので、湿気の溜まりやすい場所に置くだけでもシロアリ対策になります。
これらのDIY対策は手軽で実践しやすいため、日常のシロアリ予防に取り入れてみてください。
これらの対策を日常的に行うことで、高層階マンションでもシロアリの侵入リスクを大幅に減らすことができます。シロアリ被害を未然に防ぎ、快適な住環境を保ちましょう。
高層階マンションでシロアリが発生した際の駆除方法
高層階のマンションでシロアリが発生してしまった場合、早急に適切な対処をすることが重要です。
シロアリは放置すると被害が広がり、建物に深刻なダメージを与える恐れがあるため、発見した際には適切な駆除を行いましょう。ここでは、シロアリ駆除の際のポイントと、具体的な方法について解説します。
駆除業者への依頼の重要性
シロアリ駆除はプロに任せるのが最も確実で効果的です。なぜなら、自力での駆除はシロアリを完全に取り除くことが難しく、かえって被害を広げてしまうリスクがあるからです。
特にシロアリは巣ごと駆除しないと再発するため、根本的な対策が必要です。一般的な殺虫剤での対処は効果が限定的で、シロアリがさらに奥深くに逃げ込み、駆除が一層困難になる場合もあります。
また、シロアリ駆除は建物の内部に潜む巣を完全に除去しなければならず、特殊な薬剤や機材が必要です。
駆除業者に依頼することで、確実な効果が期待できるだけでなく、施工後に再発防止策も行ってくれるため、安心感が違います。
具体的な駆除方法の例
シロアリ駆除にはさまざまな方法があり、状況に応じて最適な方法が選ばれます。以下は一般的なシロアリ駆除の方法です。
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薬剤散布
駆除業者が使用する薬剤には、シロアリの巣にまで効果を発揮するものがあり、持続的な駆除が可能です。散布場所は、シロアリが通りやすい箇所や巣のある場所を中心に行われます。薬剤には揮発性の低いものや無臭のものもあり、環境や健康への配慮もされています。
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探知機の利用
目に見えない床下や壁の奥に潜むシロアリを発見するために、業者はシロアリ探知機を使用します。これにより、どこに巣があるのかを特定し、最も効果的な駆除計画を立てることが可能です。高層階のマンションでシロアリの侵入が疑われる場合、正確な位置を探知することが重要です。
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プロによる徹底した駆除
駆除の際には、プロが現地調査を行い、シロアリの生息箇所や進行状況に応じて最適な駆除方法を決定します。例えば、巣が建物の奥深くにある場合には、穴を開けて薬剤を注入するなど、専門的な方法で対応します。こうした徹底的な駆除が、再発防止にも繋がります。
おすすめの駆除業者の選び方
シロアリ駆除を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが大切です。シロアリ駆除業者には、経験豊富で信頼性の高い業者とそうでない業者があり、慎重な選択が求められます。
信頼できる駆除業者を選ぶポイントとして、「日本しろあり対策協会」の会員であるかを確認するのが良いでしょう。
協会の会員業者であれば、一定の基準を満たしており、安心して依頼できます。また、複数の業者に見積もりを依頼し、料金や施工内容を比較することで、適正価格でサービスを受けることができます。アフターケアがしっかりしている業者を選ぶと、施工後も安心です。
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駆除後の再発防止策
シロアリ駆除が完了した後も、再発防止のための対策を怠らないことが重要です。駆除後にできる具体的な再発防止策として、以下のようなものがあります。
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換気と湿度管理
シロアリは湿気を好むため、定期的な換気と湿度管理を徹底しましょう。特に浴室やトイレなど湿気がこもりやすい場所では、換気扇を回したり窓を開けたりして湿度を調整することが大切です。 -
予防薬剤の散布
駆除業者に依頼して、再発防止用の薬剤を散布してもらうのも効果的です。これにより、シロアリが再び侵入するリスクを軽減できます。再発防止の薬剤は年に1度程度散布することで、長期的な予防効果が期待できます。 -
定期的な点検
駆除後も定期的な点検を行い、再度シロアリが発生していないか確認することが予防に繋がります。点検を怠ると、再発に気づくのが遅れ、再度大規模な駆除が必要になる可能性もあります。プロによる点検で、見落としなくチェックしてもらうと安心です。
高層階マンションでシロアリが発生した場合、早めの対処が被害を最小限に抑えるための鍵となります。シロアリ駆除は専門知識が求められるため、信頼できる業者に依頼し、再発防止も含めてしっかりと対策を行いましょう。
シロアリ駆除の費用と誰が負担するのか
シロアリの被害を防ぐためには、適切な駆除が欠かせませんが、駆除にかかる費用やその負担について心配される方も多いでしょう。
ここでは、シロアリ駆除の費用相場と、ケース別の費用負担の仕組みについてわかりやすく解説します。これによって、不安を解消し、もしもの時に備えた適切な準備ができるようになります。
シロアリ駆除の費用相場
シロアリ駆除には、一般的に1㎡あたり1,000〜1,500円程度の費用がかかると言われています。
マンションや一戸建てなど建物の構造や広さによっても費用が異なりますが、一般的な目安として30㎡のマンションであれば、3〜4万円程度の駆除費用が必要になります。
また、被害の状況や駆除方法によっても価格が変わるため、実際に見積もりを依頼し、正確な金額を確認することが大切です。
多くの駆除業者では、調査や見積もりを無料で行っているため、費用が気になる場合はまず見積もりを取ってみるのが良いでしょう。
また、再発防止のためのメンテナンス費用が追加されることもあるため、見積もり時に事前に確認しておくと安心です。
費用負担のケース別の違い
シロアリの駆除費用は、発生原因や発生場所に応じて誰が負担するのかが決まることが一般的です。以下は、ケース別の費用負担の考え方です。
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住人の行動が原因の場合
シロアリが住人のベランダの段ボールや植物などをエサとして発生した場合、住人自身が費用を負担するケースが多くなります。特に、シロアリが寄り付きやすい木材や未処理の段ボールが原因となっている場合は、自己責任として処理されることがあります。こうしたトラブルを防ぐためにも、日常的な管理とシロアリ対策を怠らないようにすることが大切です。
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共用部分や外部環境が原因の場合
逆に、マンションの共用部分や外部環境に原因がある場合は、管理会社やオーナーが費用を負担するケースが多いです。例えば、マンションの共有スペースにある植木や放置された木材からシロアリが発生した場合、住人の責任ではなく管理側の責任とされるため、駆除費用も管理会社が負担します。
また、外壁や窓のひび割れなど、建物の劣化が原因でシロアリが侵入した場合も管理側の負担となることが一般的です。
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その他のケース
時には、原因が明確でない場合や、住人と管理側で意見が分かれる場合もあります。このような場合には、まずは管理会社に連絡して調査を依頼し、費用負担について話し合うことが必要です。駆除費用の負担はあいまいなケースもあるため、入居時の契約内容や管理会社の対応方針も確認しておくとよいでしょう。
駆除業者の見積もり方法と選び方
シロアリ駆除を行う際は、信頼できる業者を選び、適正な価格でサービスを受けることが重要です。そのためには、複数の駆除業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが勧められます。
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複数業者からの見積もり取得
駆除業者によって料金や駆除方法、アフターケアの内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることで、より良い条件で駆除を依頼できるようになります。また、同じ施工内容でも業者ごとに追加費用が発生することがあるため、総額がどうなるのか、契約前に確認することが大切です。
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アフターケアの有無を確認
シロアリ駆除の多くの業者は、施工後のアフターケアとして再発防止の点検や薬剤の補充などを行っています。このようなアフターサービスがついているかどうかを確認しておくことで、駆除後も安心して生活できます。アフターケアの内容や保証期間が明確である業者を選ぶと良いでしょう。
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追加費用の有無
見積もりに含まれていない追加費用がかかることもあるため、あらかじめ確認が必要です。たとえば、作業の範囲が広がった場合や、駆除作業中に見つかった別の巣の駆除が必要になった場合など、想定外の費用が発生することもあります。
シロアリ駆除の費用負担はケースによって異なるため、まずは原因と責任の所在を確認し、管理会社に相談するのが良いでしょう。また、信頼できる業者に依頼して適切な見積もりを取得し、安心して駆除作業を進めるようにしましょう。
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シロアリを未然に防ぐための注意点と生活習慣
シロアリは建物のダメージを引き起こし、放置すると大きな費用がかかることもあります。
そのため、シロアリを未然に防ぐための対策を日常生活の中で意識することが大切です。ここでは、日々の習慣に取り入れやすい予防策を紹介します。
換気の徹底で高温多湿を防ぐ
シロアリは湿気を好むため、室内が高温多湿になるとシロアリにとって快適な環境となり、発生リスクが高まります。
特に、浴室やキッチン、トイレといった水まわりのスペースは湿度がこもりやすいため、意識して換気を行うことが重要です。
具体的には、窓を開けて風を通したり、換気扇を使って湿気を排出するのが効果的です。定期的に窓を開けるだけでも湿度の調整に役立ちます。
もし窓がない場所ならば、換気扇を活用して室内の湿気をしっかりと外に出すようにしましょう。換気を習慣にすることで、シロアリが好む高湿度の環境を避けることができ、予防効果が期待できます。
羽アリの侵入を防ぐために窓やベランダの管理を徹底する
シロアリは4~7月の暖かい季節になると羽アリとして外に飛び立ち、新しい住み場所を探します。
羽アリはわずかな隙間からも侵入できるため、特にシロアリが活発になる夏場には、窓やベランダの管理が大切です。
窓やベランダのドアを開け放しておくと、羽アリが侵入する可能性が高まります。換気をした後や、外出する際には窓やドアがしっかり閉まっているか確認することを習慣にしましょう。
また、窓枠やドアに小さな隙間がないかもチェックし、必要があればシーリング剤で隙間を埋めると、シロアリの侵入をさらに防げます。
定期的な点検でシロアリの侵入経路を確認する
シロアリは目に見えない小さな隙間やひび割れからも侵入します。
そのため、ベランダや玄関、外壁の状態を定期的にチェックし、シロアリの侵入経路となりうる部分を早期に発見することが重要です。具体的には、次のような場所を定期的に確認しておきましょう。
- ベランダ:植物や段ボール、木材などが置かれている場合、それらがシロアリのエサとなることがあります。必要な物以外は置かず、湿気がこもらないように心がけると良いです。
- 玄関:ドア周辺やフレームに隙間がないか確認し、定期的に清掃することで、侵入リスクを減らせます。
- 外壁:ひび割れが発生している場合、そこからシロアリが侵入することがあります。ひび割れを見つけたら、早めに補修することで被害を未然に防ぎましょう。
また、点検は年に1~2回行うのが目安です。季節の変わり目や湿気が多い時期に合わせて点検すると、シロアリの発生リスクを低く保つことができます。
これらの予防策を日々の習慣に取り入れることで、シロアリが住みつきにくい環境を作ることができます。簡単にできる対策ばかりなので、継続して実践することがシロアリ予防には効果的です。
まとめ:高層階でも油断せずシロアリ対策をしよう
高層階のマンションでもシロアリ被害が発生するリスクがあるため、油断せず、日頃からの対策を行うことが大切です。この記事では、シロアリの発生原因や具体的な対策について詳しく解説してきました。ここで、ポイントをまとめ、行動を促します。
記事の要点まとめ
- 高温多湿を防ぐための換気:シロアリが好む湿度を避けるために、室内の換気を定期的に行いましょう。
- ベランダや窓の管理:羽アリの侵入を防ぐため、夏場などシロアリが活発になる季節には窓やベランダの開閉に注意が必要です。
- 侵入経路のチェックと封鎖:小さな隙間やひび割れを封鎖することで、シロアリの侵入を防ぎます。
- 自力ではなく、駆除業者に依頼する重要性:シロアリが発生した場合は専門の駆除業者に依頼することで、確実な対策ができます。
- 費用負担の確認:シロアリの発生原因によって費用負担が異なるため、状況に応じた確認が必要です。
高層階でもシロアリ対策を行う重要性
「高層階だから安心」と思いがちですが、シロアリは湿気やわずかな隙間があるだけで侵入してしまいます。
また、羽アリが高層階まで飛んでくることもあるため、高層階の住まいでもシロアリのリスクを考慮しておくことが大切です。
日頃からの点検や予防策を習慣にすることで、シロアリの侵入を効果的に防ぐことができます。
早期対策が資産価値を守るためのカギ
シロアリによる被害は放置すると建物の資産価値を大きく損ねる可能性があります。
早めに対策を講じることで、大規模な被害や高額な修理費用を未然に防ぐことができます。もしシロアリの発生や駆除方法で悩んだ場合は、迷わず専門業者に相談し、適切な対応を取ることが安心に繋がります。
高層階であっても、シロアリ対策は必要不可欠です。定期的な点検と予防策をしっかり行い、安心して快適な住まいを守りましょう。
最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。