夜になると天井から「カリカリ」「ドタドタ」といった音が聞こえることはありませんか?
また、家の中に獣臭が漂ったり、天井にシミができていたりする場合、それは屋根裏に動物が住み着いているサインかもしれません。
屋根裏に入り込む動物には、ネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリなどがいます。これらの動物は家の隙間や通気口から侵入し、暖かく安全な屋根裏を巣として利用します。
しかし、そのまま放置すると騒音被害や家屋の損傷、さらには健康リスクまで引き起こす可能性があります。
「屋根裏に何かいるけど、どうしたらいいの?」と悩んでいる方のために、本記事では屋根裏動物の見分け方や追い出し方法を詳しく解説します。
自力で対策する方法と業者に依頼する方法、それぞれのメリット・デメリットも比較するので、自分に合った方法を見つけてください。
まずは、屋根裏動物がどこから侵入しているのかを確認し、種類を特定することが大切です。
そのうえで、適切な方法で追い出し、再侵入を防ぐ対策を実施しましょう。では、具体的にどうすればよいのかを見ていきましょう!
記事のポイント
● 屋根裏動物の被害を放置するとどうなるか理解できる。
● 自力駆除のリスクと業者依頼のメリットが分かる。
● 侵入口を封鎖する重要性が理解できる。
● 再発防止の具体的な方法を知ることができる。
屋根裏に何かいる?動物の見分け方と侵入経路
夜、屋根裏から物音が聞こえたり、家の中に獣臭が漂ったりしていませんか?
もしかすると、屋根裏に動物が住み着いているかもしれません。屋根裏に侵入する動物は、ネズミやハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリなどさまざまです。
これらの動物が巣を作ると、騒音やフン尿による悪臭、さらには建物の破損など、深刻な被害を引き起こすこともあります。
しかし、屋根裏にどんな動物がいるのかを正確に見分けることができれば、適切な対策を取ることが可能です。
まずは、動物がどこから侵入しているのかを確認し、特定のサイン(フンや音)から種類を判断する方法を見ていきましょう。
屋根裏動物はどこから入る?侵入ルートをチェック
屋根裏に住み着く動物は、家のわずかな隙間を利用して侵入します。侵入経路を特定しないと、追い出してもすぐに戻ってきてしまうため、まずはどこから入っているのかをしっかり確認することが大切です。
動物が侵入しやすい場所
屋根裏に動物が入り込む主なルートは以下のような場所です。
- 通気口:換気のための小さな穴でも、ネズミやコウモリは簡単に通り抜けます。
- 換気扇のすき間:劣化して隙間ができた換気扇は、ハクビシンやアライグマの侵入口になりやすいです。
- 排水管の周辺:排水管のつなぎ目の隙間から、小型の動物が屋根裏に入り込むことがあります。
- 電柱の引き込み口:電線をつたって屋根の上まで来た動物が、引き込み口から侵入することがあります。
- 壁の破損やひび割れ:経年劣化した壁や、台風・地震などで生じた亀裂から動物が入り込むこともあります。
侵入ルートを見つけるには、屋根周辺や壁の隙間を注意深く観察し、動物の毛や爪痕がないかをチェックすると良いでしょう。
さらに、家の周りに動物の足跡やフンが落ちていないかを確認すると、どこを通っているのかがわかりやすくなります。
屋根裏にいる動物の見分け方は?フンや音で特定
屋根裏に侵入した動物を特定するためには、音やフンの特徴を観察するのが効果的です。
それぞれの動物には独自の習性があるため、騒音の種類やフンの形状を確認することで、どの動物が住み着いているのかをある程度見分けることができます。
音の種類で見分ける
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「カリカリ」という小さな音 → ネズミの可能性が高い
- ネズミは歯が伸び続けるため、天井裏の木材や電気配線をかじる習性があります。夜中に「カリカリ」「カサカサ」とした音が聞こえる場合は、ネズミがいる可能性が大きいです。
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「ドタバタした足音」 → ハクビシンやアライグマの可能性
- これらの動物は体が大きく、屋根裏を走り回ることがあります。特に、夜に活発に動くため「ドスドス」「ゴトゴト」といった足音が響くことが特徴です。
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「バサバサ」という羽音 → コウモリの可能性
- 屋根裏に巣を作ることが多いアブラコウモリは、飛び立つときに「バサバサ」と羽音を立てます。また、集団で暮らすため、多数の羽ばたき音が聞こえることもあります。
フンの形で見分ける
屋根裏でフンを見つけた場合、形状をチェックすることで動物の種類を特定できます。
- ネズミのフン → 細長く、小さな米粒のような形(1cm未満)
- ハクビシンのフン → 5〜10cmの丸い形で、果実の種が混ざっていることが多い
- アライグマのフン → 形がバラバラで、昆虫の羽や動物の骨が含まれていることもある
- コウモリのフン → 細長くパサパサしており、手で触ると崩れる(昆虫の足などが混じっている)
フンの特徴を知っておけば、動物の種類を判別しやすくなります。また、フンには病原菌が含まれている可能性があるため、素手で触らないようにし、見つけたら速やかに処理しましょう。
考察
屋根裏に動物が住み着くと、騒音や家屋の損傷、健康被害などさまざまな問題が発生します。
そのため、まずは「どこから侵入しているのか」を突き止め、「どの動物が住み着いているのか」を正確に判断することが大切です。
侵入ルートを特定するには、通気口や換気扇の隙間、排水管などを重点的にチェックしましょう。さらに、音やフンの特徴を観察することで、どの動物がいるのかを見分けることができます。
屋根裏動物を追い出す方法!自力でできる対策と注意点
屋根裏に動物が住み着いてしまったら、早めに対策を取ることが大切です。
放置すると、騒音や悪臭、家屋の損傷が進むだけでなく、ダニやノミの発生、さらには感染症のリスクも高まります。
しかし、業者に依頼する前に、自分でできる方法を試したいという人も多いでしょう。
屋根裏動物の追い出し方には、いくつかの方法がありますが、動物の種類によって効果が異なるため、適切な対策を選ぶことが重要です。
今回は、自力で行える主な方法として「バルサンの使用」「音や光を使った追い出し」「市販の忌避剤の活用」について解説します。
それぞれの効果や注意点を理解し、状況に合わせて対策を進めましょう。
屋根裏動物をバルサンで駆除できる?効果とリスク
バルサン(燻煙式殺虫剤)は、ネズミやゴキブリなどの小型害虫には効果がありますが、屋根裏に住み着くハクビシンやアライグマ、イタチなどの大型の動物には効果がありません。
また、コウモリやイタチは「鳥獣保護法」により保護されており、許可なく駆除することは違法となるため、注意が必要です。
バルサンが効果的な動物と効果がない動物
✅ 効果がある:ネズミ、ゴキブリ、ダニ、ノミ
❌ 効果がない:ハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリ
特にハクビシンやアライグマなどの中型以上の動物はバルサンの煙を嫌がることはあっても、完全に追い出せるわけではありません。
彼らは一時的に避けることはあっても、安全だと感じたら再び戻ってくることが多いのです。また、煙によって動物が屋根裏の奥に逃げ込んでしまい、駆除が難しくなるケースもあります。
さらに、バルサンを使用した後、屋根裏にいた動物が亡くなってしまった場合、その死骸の処理が大きな問題となります。
屋根裏で死んでしまうと、腐敗臭やハエの発生など、さらに厄介なトラブルを招く可能性があります。
結論:バルサンはネズミや害虫には効果的ですが、ハクビシンやアライグマにはほぼ無意味です。中〜大型動物を追い出す場合は、別の方法を試しましょう。
音や光で屋根裏動物を追い出す方法
屋根裏に住み着いた動物の多くは夜行性であり、明るい光や大きな音を嫌う習性があります。これを利用して、光や音を使って追い出す方法が効果的です。
光を使う方法
- 屋根裏にLEDライトを設置する:夜行性のハクビシンやイタチは明るい場所を嫌うため、LEDライトを屋根裏に設置し、24時間点灯させることで、居心地の悪い環境を作ることができます。
- ストロボライトを使う:一定間隔で光るストロボライトを設置すると、動物が驚いて逃げやすくなります。特に、警戒心の強いアライグマには効果的です。
音を使う方法
- 超音波発生器を使う:市販の「害獣撃退用の超音波発生器」を屋根裏に設置することで、動物が嫌がって出ていく可能性があります。ただし、超音波に慣れてしまう動物もいるため、定期的に音の種類や周波数を変えられる機種を選ぶのがポイントです。
- ラジオを流す:人の声を嫌う動物も多いため、ラジオを屋根裏で流しておくと、ハクビシンやアライグマの追い出しに効果的です。特に、深夜や早朝にラジオをつけると、動物の活動時間と重なるため効果が上がります。
結論:音や光を使った対策は、中型動物(ハクビシン・アライグマ・イタチ)に対して有効。ただし、1日や2日で効果が出るとは限らないため、1週間以上続けることが重要です。
市販の忌避剤は効果がある?おすすめのアイテム
市販の忌避剤は、動物が嫌う成分を含んでおり、屋根裏に撒くことで追い出し効果が期待できます。特に、カプサイシン(唐辛子成分)やハーブ系の香りは、多くの動物に対して有効です。
おすすめの忌避剤
✅ 獣除け線香(カプサイシン配合)
- 唐辛子成分が含まれており、動物の嗅覚を刺激して屋根裏から追い出す効果があります。
- ただし、火を使うため、安全性には十分注意が必要です。
✅ ウルフピー(オオカミ尿)
- オオカミの尿の成分を利用した忌避剤で、ハクビシンやアライグマなどの肉食動物に対して効果的。
- 屋外に設置するタイプが多いが、屋根裏にも使用可能なものを選ぶとよい。
✅ 忌避スプレー(ハーブ系)
- ペパーミントやユーカリオイルが含まれており、ネズミやコウモリに対して効果がある。
- 即効性はあるが、持続時間が短いため定期的な再噴霧が必要。
結論:忌避剤は補助的な手段としては有効ですが、完全に駆除できるわけではないため、他の方法と組み合わせるのがベストです。
考察
屋根裏動物を自力で追い出す方法として、バルサンの使用、光や音の活用、忌避剤の利用が挙げられます。しかし、バルサンは小動物には有効でも、大型動物にはほぼ効果がないため、過信しないようにしましょう。
一方、光や音を使った追い出し方法は比較的効果が高く、特に夜行性の動物には有効です。また、忌避剤を組み合わせることで、さらに追い出し効果を高めることができます。
ただし、すでに屋根裏で繁殖してしまっている場合や、侵入口を塞がずに対策を行うと再び戻ってきてしまう可能性があるため、駆除後の予防策もしっかりと講じることが大切です。
屋根裏動物の駆除は業者に依頼すべき?メリットと料金相場
屋根裏に動物が住み着いてしまった場合、自分で駆除すべきか、それとも業者に依頼すべきか迷う人は多いでしょう。
自力で対策できる場合もありますが、状況によってはプロに任せたほうが安全で確実です。
特に、ハクビシンやイタチ、コウモリといった動物は「鳥獣保護法」によって守られており、許可なしに捕獲・駆除することができません。
また、屋根裏に長く住み着いた動物は、フンや尿による被害も大きくなっていることが多く、清掃や消毒まで考えると自力での対応は難しくなります。
では、業者に依頼するメリットや費用相場について詳しく見ていきましょう。
自分で駆除するのは危険?業者依頼のメリット
屋根裏動物の駆除を自力で試みることは可能ですが、いくつかのリスクが伴います。特に、法律面や安全面での問題を考えると、専門業者に依頼するほうが確実で安心です。
① 法律による規制がある
ハクビシン、イタチ、コウモリなどは「鳥獣保護法」の対象となっており、自治体の許可なしに勝手に捕獲・駆除することは禁止されています。
知らずに駆除してしまうと、法律違反となり罰則を受ける可能性があるため注意が必要です。
一方、ネズミやアライグマなど一部の動物は許可なしに駆除できますが、それでも適切な方法で対処しないと、駆除後の衛生管理や侵入口封鎖などの問題が発生します。
② 物理的な危険が伴う
屋根裏にいる動物は警戒心が強く、不用意に手を出すと噛まれたり引っかかれたりするリスクがあります。特にアライグマやハクビシンは気性が荒く、人間に攻撃してくることもあります。
また、屋根裏という狭い空間での作業は、天井板の破損や転落事故の危険もあるため、慎重に対応しなければなりません。
③ 病原菌や寄生虫のリスクがある
動物のフンや尿には、ウイルスや細菌、ダニやノミなどの寄生虫が含まれていることがあります。
特に、乾燥したフンの粉塵を吸い込むと、感染症を引き起こす可能性があるため、掃除をする際には専用のマスクや手袋を使用しなければなりません。
しかし、素人が完全に除菌・消毒を行うのは難しく、場合によっては二次被害を引き起こすことも。業者なら専用の薬剤や機材を使って徹底的に清掃・消毒を行うため、安心して任せることができます。
④ 業者なら駆除+侵入口封鎖+清掃まで対応できる
業者に依頼する最大のメリットは、駆除だけでなく、侵入防止や清掃までトータルで対応してくれる点です。
- 動物の追い出しや捕獲
- 侵入口の特定と封鎖(再発防止)
- フンや尿の清掃・消毒
- 防虫・防臭対策
これらを一括して行ってくれるため、確実に屋根裏動物の被害を解決したいなら、業者に依頼するのがベストな選択肢と言えます。
屋根裏動物の駆除料金はいくら?相場をチェック
屋根裏動物の駆除にかかる費用は、動物の種類や侵入の程度、作業内容によって異なります。以下に、おおよその料金相場をまとめました。
① ネズミの駆除費用(約5,000円〜50,000円)
- 粘着シートや毒エサを使った駆除:5,000円〜20,000円
- 本格的なトラップや燻煙処理:20,000円〜50,000円
ネズミの駆除は比較的安価ですが、完全に駆除しないとすぐに再発するため、侵入口封鎖とセットで対応するのがポイントです。
② ハクビシン・アライグマの駆除費用(約30,000円〜100,000円)
- 追い出しのみ(忌避剤や罠の設置):30,000円〜50,000円
- 侵入口封鎖+清掃・消毒込み:50,000円〜100,000円
ハクビシンやアライグマは大型で気性が荒いため、専門業者に依頼するのが一般的です。また、フンの量が多く衛生管理が重要となるため、消毒作業がセットになったプランを選ぶのがおすすめです。
③ コウモリの駆除費用(約50,000円〜200,000円)
- 追い出し作業(超音波装置や忌避剤使用):50,000円〜100,000円
- 侵入口封鎖+清掃・消毒込み:100,000円〜200,000円
コウモリは非常に小さな隙間から侵入するため、侵入口封鎖が必須です。また、コウモリのフンにはクリプトコッカス症やヒストプラズマ症などの感染症リスクがあるため、専門的な清掃・消毒が必要になります。
④ 複数社に見積もりを依頼するのがベスト
駆除業者の料金は、会社によって異なるため、できるだけ複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
- 駆除費用だけでなく、侵入口封鎖や清掃費用が含まれているか確認
- 追加料金の有無をチェック(後から高額請求されるケースもあるため要注意)
- 実績や口コミを確認し、信頼できる業者を選ぶ
駆除後に「再発しないようにする対策」までしっかりと提案してくれる業者を選ぶのが理想的です。
考察
屋根裏動物の駆除は、動物の種類や状況によっては自力で対応するのが難しく、危険を伴うケースもあります。特にハクビシンやコウモリなどの動物は法律で守られているため、勝手に捕獲・駆除することはできません。
業者に依頼すれば、駆除だけでなく侵入口の封鎖や清掃・消毒まで対応してもらえるため、長期的に見ても安心です。
費用は動物の種類によって異なりますが、相場を知っておけば、適正価格で業者を選ぶことができます。複数の業者に見積もりを取り、信頼できる業者に依頼するのが最も確実な方法です。
屋根裏動物の再侵入を防ぐ!効果的な予防策
屋根裏に動物が侵入すると、騒音や悪臭、建物の損傷など、さまざまな被害を引き起こします。
駆除や追い出しに成功したとしても、そのまま放置していると、また新たな動物が入り込んでしまう可能性があります。
再侵入を防ぐためには、侵入口をしっかり塞ぐことと、動物が住み着きにくい環境を作ることの両方が重要です。
これらの対策を徹底すれば、長期的に屋根裏動物の被害を防ぐことができます。ここでは、具体的な方法について詳しく解説します。
侵入口を完全封鎖!おすすめの対策
屋根裏に動物が侵入するのは、建物のどこかに隙間や穴があるからです。いくら追い出しても、侵入口を塞がなければ、再び侵入される可能性が高くなります。そこで、効果的な封鎖方法を紹介します。
1. 金網・パンチングメタルで通気口を塞ぐ
通気口は屋根裏の換気を行うために設けられていますが、ここからネズミやコウモリが侵入することがよくあります。
通気を妨げずに動物の侵入を防ぐためには、金網やパンチングメタル(穴の開いた金属板)を取り付けるのが効果的です。ホームセンターなどで購入でき、比較的簡単に設置できます。
2. 換気扇や排水管の隙間を防獣ネットでガード
換気扇の隙間や排水管の周辺は、意外と動物が入り込みやすい場所です。特に、小型のコウモリやネズミは、1~2cmの隙間があれば簡単に侵入してしまいます。
そのため、防獣ネットや金属メッシュを設置して侵入口をふさぐことが重要です。これにより、屋根裏への侵入を未然に防ぐことができます。
3. 壁や屋根の破損部分を修理する
建物の老朽化によって壁や屋根に亀裂ができると、そこからハクビシンやアライグマが入り込むことがあります。
こうした破損部分は定期的にチェックし、早めに補修することで侵入を防ぐことができます。特に、台風や地震の後は建物にダメージが出やすいため、こまめに点検することが大切です。
ポイント:侵入口を塞ぐときは、動物が中に残っていないかを必ず確認しましょう。閉じ込めてしまうと、屋根裏で死亡し、腐敗臭や害虫の発生につながる恐れがあります。
屋根裏に動物が住み着かない環境を作る
動物が屋根裏に住み着く理由は、「安全で暖かい場所がある」ことに加え、「食料を確保しやすい」ことが大きな要因です。そのため、動物が寄りつきにくい環境を作ることが大切です。
1. 食べ物の管理を徹底し、ゴミを密閉する
屋根裏動物の多くは、家の近くにエサがあると住み着きやすくなります。特に、家庭ゴミを外に出しっぱなしにしていると、ハクビシンやアライグマが寄ってくる原因になります。
- ゴミは蓋付きのゴミ箱に入れ、しっかり密閉する
- 家庭菜園をしている場合は、収穫後の野菜や果物を放置しない
- ペットのエサを屋外に置かないようにする
これらの対策を取ることで、動物がエサを求めて家の周りをうろつくのを防ぐことができます。
2. 庭や屋根周りの雑草や木の枝を剪定する
屋根裏に侵入する動物は、地上から直接入り込むのではなく、木の枝や電線を伝って屋根に登ることが多いです。
- 家の近くの木の枝が屋根にかかっている場合は剪定する
- 雑草や茂みが多いと動物が隠れやすいため、定期的に手入れをする
- 屋根の上に落ち葉やゴミが溜まらないように掃除する
こうした環境整備を行うことで、動物が侵入するリスクを大幅に減らすことができます。
ポイント
屋根裏動物の被害を防ぐには、駆除や追い出しだけでなく、再侵入を防ぐための対策が不可欠です。
✔ 侵入口を封鎖することが最優先!
✔ 金網や防獣ネットで、通気口や換気扇の隙間をしっかりガード
✔ 建物の破損部分を補修し、侵入経路を完全に遮断する
✔ エサとなるものを放置せず、動物が寄り付かない環境を作る
✔ 庭や屋根周辺の枝や雑草を剪定し、動物が登りにくい環境を整える
これらの対策を徹底することで、屋根裏動物の再侵入を防ぎ、安心して生活できる環境を維持することができます。
もし、自力での対策が難しい場合は、専門業者に相談し、適切な方法で対応してもらうことも検討してみましょう。
まとめ|屋根裏動物は早めの対策が重要!
屋根裏に動物が住み着くと、騒音や悪臭、建物の損傷、健康リスクなど、さまざまな問題が発生します。放置すると被害が拡大し、修理や駆除にかかる費用も高額になるため、早めの対策が重要です。
自力で追い出す方法もありますが、動物の種類によっては法律の規制があったり、駆除に危険が伴ったりするため、十分な注意が必要です。
特に、ハクビシンやアライグマなどの中型以上の動物は警戒心が強く、刺激すると攻撃されることもあります。
また、ネズミやコウモリのフンには病原菌が含まれているため、掃除や消毒を適切に行わないと健康被害を招く恐れがあります。
確実に駆除を行い、再発を防ぐためには専門の駆除業者に依頼するのが最も安全で効果的です。業者なら、駆除だけでなく、侵入口の封鎖や消毒、再発防止策までトータルで対応してくれます。
費用はかかりますが、長期的に見れば、自力で試行錯誤するよりもコストパフォーマンスが高いケースが多いでしょう。
また、駆除後は再侵入を防ぐための対策を徹底することが不可欠です。
侵入口を塞ぎ、屋根周りの環境を整えることで、屋根裏が動物にとって魅力のない場所になります。これにより、同じ被害を繰り返さずに済みます。
屋根裏動物の被害は、発見が早いほど対応が簡単になり、被害も少なくて済みます。もし天井裏から異音が聞こえたり、獣臭がしたりする場合は、すぐに点検し、適切な対策を取りましょう。
最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。