【保存版】イタチを見たらまずやるべき5つのこと!駆除と対策まとめ

イタチを見たら

庭や家の近くでイタチを見かけたことはありませんか?

イタチは見た目がかわいらしいですが、野生動物のため思わぬトラブルを引き起こすことがあります。屋根裏や床下に住みつくと、糞尿による悪臭や騒音、家屋の劣化などの被害を招くことも少なくありません。

とはいえ、焦ってむやみに近づいたり、自分で捕まえようとしたりするのは危険です。

イタチは気性が荒く、攻撃的な一面もあるため、不用意に接触すると噛まれたり引っかかれたりする可能性があります。

また、日本ではイタチは法律で保護されているため、許可なく捕獲することはできません。

この記事では、イタチを見たときにすぐにやるべき5つの行動について解説します。どのように対応すれば被害を最小限に抑えられるのか、安全に対策するための方法を詳しく紹介していきます。

記事のポイント
イタチを見たときに取るべき適切な行動がわかる。
イタチが住みつくことによる被害やリスクが理解できる。
違法にならないイタチの対策方法が学べる。
駆除を依頼する際の注意点や手順がわかる。

イタチを見たらまずやるべき5つのこと

イタチを見たら

イタチを見かけたとき、適切な対応をしないと家や庭に住みつかれたり、被害が発生する可能性があります。

ここでは、イタチを見たときにすぐにやるべき行動を5つ紹介します。これらを実践することで、被害を未然に防ぎ、安全に対策を進めることができます。

① むやみに近づかず、種類を確認する

イタチを見つけたら、まずは冷静になり、むやみに近づかないことが大切です。

イタチは見た目は小さく可愛らしく見えますが、野生動物のため警戒心が強く、攻撃的な一面もあります。噛みつかれたり引っかかれたりすると、大きなケガをする恐れがあります。

特に、感染症を持っている可能性があるため、絶対に触らないようにしましょう。

次に、イタチの種類を確認します。日本に生息する主なイタチには以下のような種類があります。

  • ニホンイタチ:茶色い体毛で、目元に黒いくまどりがある。オスとメスで体の大きさに差があり、オスは比較的大きい。
  • チョウセンイタチ:ニホンイタチよりも尾が長く、全体的に体格が大きめ。毛色は濃い茶色で、鼻の周辺が白っぽいのが特徴。
  • オコジョやハクビシンの可能性もある:オコジョは冬になると白い体毛に変わる特徴がある。ハクビシンは顔に白い線が入っているため、イタチと間違えることがある。

また、ペットとして飼われるフェレットが逃げ出した可能性もあります。

フェレットは体が細長く、茶色や白っぽい毛色をしています。もしフェレットの可能性がある場合は、警察や動物保護団体に相談しましょう。

② 室内・屋外で被害がないかチェックする

イタチは単に近くを通り過ぎただけかもしれませんが、家の敷地内に住みつくと大きな被害を引き起こすことがあります。

そのため、イタチが家に侵入していないか、被害が発生していないかを確認しましょう。

屋外でのチェックポイント

  • ゴミ箱が荒らされていないか:イタチは雑食性で、生ゴミのニオイにつられてやってくることがあります。
  • 庭や畑が荒らされていないか:果樹や畑を荒らすことがあり、作物に被害が出ていないか確認します。
  • 足跡やフンがあるか:イタチの足跡は小さく、爪の跡がはっきり見えるのが特徴です。フンは細長く、特定の場所にまとめてする習性があります。

室内でのチェックポイント

  • 天井裏や床下から物音がしないか:イタチは夜行性のため、夜に天井裏や床下でカサカサと動く音がする場合は、住みつかれている可能性があります。
  • 食料品や家具が荒らされていないか:家の中に侵入した場合、食品を食べ散らかしたり、家具をかじることがあります。
  • 強い悪臭がしないか:イタチは縄張り意識が強く、同じ場所にフンや尿をためる習性があります。もし家の中で異臭がする場合、イタチが住みついている可能性があります。

③ 痕跡を確認し、侵入経路を特定する

イタチの被害が疑われる場合は、どこから侵入しているのかを特定することが重要です。イタチは狭い隙間を通れるため、わずかな穴や隙間でも家に入り込むことがあります。

イタチの侵入経路を見つけるポイント

  • フンの位置から巣を推測:同じ場所にフンをする習性があるため、フンがある場所の近くに巣がある可能性が高いです。
  • 床下や屋根裏の隙間をチェック:イタチは3cm程度の隙間があれば簡単に侵入できます。床下や屋根裏に小さな穴が空いていないか確認しましょう。
  • エアコンの配管や通気口を確認:エアコンの配管の隙間や、家の通気口から侵入するケースもあります。

また、侵入経路を見つけるために、フンや足跡の写真を撮っておくと後で役立ちます。専門業者に相談する際にも、証拠として見せることができます。

④ 適切な対策を実施する(忌避剤・封鎖など)

イタチの被害を防ぐためには、侵入を防ぐ対策が重要です。以下の方法を試してみましょう。

忌避剤を使って追い払う

  • 超音波やフラッシュライトを使う:イタチは特定の周波数の音や強い光を嫌うため、超音波装置やフラッシュライトを設置すると効果があります。
  • 木酢液やハッカ油を使う:イタチは強いニオイを嫌うため、木酢液やハッカ油を巣の近くに置くと追い出す効果があります。

侵入防止のための封鎖方法

  • 金網やネットを使用:屋根裏や床下の隙間を金網やネットで塞ぐと、イタチの侵入を防ぐことができます。
  • スチールウールを使う:小さな穴にはスチールウールを詰めると、イタチが穴を広げるのを防ぐことができます。

もし、すでに屋根裏や床下に住みついている場合は、追い出した後に侵入経路を塞ぐようにしましょう。

⑤ 専門業者に相談する(自力駆除の注意点)

イタチは鳥獣保護管理法によって守られているため、無許可での捕獲や駆除は法律違反になります。違法に駆除すると罰則が科される可能性があるため、自力で捕まえることは避けましょう。

専門業者に相談する理由

  • 駆除には許可が必要:自治体の許可を得ずに駆除することは違法です。
  • 違法駆除すると罰則の可能性:法律に違反すると罰金や懲役刑が科されることがあります。
  • 駆除業者の選び方と料金相場:業者によって費用は異なりますが、一般的に3万円~10万円ほどの費用がかかります。
  • 駆除後の再発防止策も重要:専門業者は駆除後の再侵入防止対策まで行ってくれることが多いです。

イタチの被害を早めに防ぐためにも、状況が悪化する前に専門業者に相談するのがおすすめです。

福岡県のイタチ駆除について
山口県のイタチ駆除について

イタチが住みつくと起こるリスク

イタチは見た目こそかわいらしいですが、家や庭に住みついてしまうとさまざまなトラブルを引き起こします。

放置しておくと被害が拡大し、衛生面や住宅の損傷にもつながるため、早めの対策が必要です。ここでは、イタチが住みついた場合に起こる主なリスクについて詳しく解説します。

悪臭が発生する

イタチが住みつくと、まず気になるのが強烈な臭いです。

イタチは同じ場所にフンや尿を繰り返しする習性があり、これが時間とともに腐敗し、悪臭を放ちます。

特に屋根裏や床下など換気の悪い場所では、臭いがこもりやすく、家全体に広がることもあります。

また、イタチのフンには独特の強いニオイがあり、人によっては耐えられないほどの悪臭に感じることもあります。

放置すると、臭いが壁や天井に染みつき、簡単には取れなくなるため注意が必要です。さらに、フンや尿の影響で木材が腐敗することもあり、家の構造そのものを損なう原因にもなります。

健康被害のリスクがある

イタチのフンや尿には、さまざまな細菌や寄生虫が含まれていることがあります。特に注意すべきなのが、サルモネラ菌やダニ、ノミなどによる健康被害です。

  • サルモネラ菌

    イタチのフンを放置しておくと、そこからサルモネラ菌が発生し、食中毒を引き起こす可能性があります。屋根裏や床下にフンが溜まると、空気中に菌が舞い上がり、知らないうちに吸い込んでしまうこともあります。

  • ダニ・ノミの発生

    イタチが住みつくと、ダニやノミが大量に発生することがあります。イタチの体に寄生しているこれらの害虫は、住みついた場所で繁殖し、やがて家の中に広がる可能性があります。これにより、住んでいる人がかゆみや皮膚炎に悩まされることがあります。

また、イタチは野生動物のため、病原菌を持っていることもあり、ペットや家族に感染症をもたらすリスクもあります。

健康被害を防ぐためにも、イタチが住みついたら早めに駆除することが重要です。

騒音トラブルが発生する

イタチは夜行性のため、夜になると活発に動き回ります。

屋根裏や床下に住みついた場合、深夜になるとドタドタと走り回る音や、キーキーという鳴き声が響くことがあります。これが原因で、夜眠れなくなることも少なくありません。

特に、イタチが繁殖期を迎えた場合、親イタチが子どもを育てるために頻繁に動き回るようになり、騒音がさらにひどくなることがあります。

屋根裏や壁の中で鳴き声が聞こえる場合は、すでに巣を作られている可能性が高いため、早めに対策をとる必要があります。

家屋が破損する

イタチが家の中に住みつくと、建物自体にも被害が出ることがあります。特に注意すべきなのが、断熱材や配線がかじられることです。

  • 断熱材の破損

    屋根裏や壁の中に住みついたイタチは、快適な巣を作るために断熱材を引き裂いてしまうことがあります。これにより、断熱効果が失われ、夏は暑く冬は寒い家になってしまうことがあります。

  • 配線の損傷

    イタチは鋭い歯を持っており、電気の配線をかじることがあります。これが原因で、電気がショートしたり、最悪の場合は火災につながる危険性もあります。特に屋根裏や壁の中に配線が通っている家では、イタチの被害による火災リスクが高まるため注意が必要です。

また、イタチは家の中に通れる穴を広げることもあります。

床下や壁にできたわずかな隙間をかじって穴を大きくし、そこから侵入を繰り返すことがあります。こうした穴が増えると、他の害獣や害虫も入り込みやすくなり、二次的な被害につながることもあります。

ポイント

イタチが住みついてしまうと、悪臭や健康被害、騒音、家の損傷といったさまざまなトラブルを引き起こします。

これらの被害は放置すればするほど深刻になり、後から対処しようとすると大掛かりな工事や高額な修繕費用がかかることもあります。

もしイタチの気配を感じたら、早めに侵入経路を塞ぐ、忌避剤を使う、または専門業者に相談するといった対策をとることが重要です。

快適な住環境を守るためにも、イタチの被害を甘く見ず、適切な対応を心がけましょう。

イタチの駆除は違法?法律と正しい駆除方法

イタチを見かけると、「すぐに追い払いたい」「捕まえて駆除したい」と考えるかもしれません。

しかし、イタチは法律で保護されているため、許可なく捕獲や駆除を行うと違法になる可能性があります。ここでは、イタチの駆除に関する法律や、正しい対処方法について詳しく解説します。

鳥獣保護管理法とは?

イタチは、日本の 鳥獣保護管理法 によって保護されている野生動物です。この法律は、野生生物の保護や管理を目的としており、無許可での捕獲や殺処分を禁止しています。

この法律により、個人が許可なくイタチを捕獲したり駆除したりすると、 1年以下の懲役または100万円以下の罰金 が科せられる可能性があります。

そのため、イタチを駆除したい場合は、必ず適切な手続きを踏むことが必要です。

ただし、すべてのイタチが一律に保護されているわけではなく、 地域によって対応が異なる場合がある ため、自治体への確認が重要です。

環境省 鳥獣保護管理法の概要

許可なしの駆除は違法(罰則あり)

イタチの駆除は 自治体の許可 を得ることが必要です。

法律では、害獣としての被害が認められた場合に限り、許可を受けた上で駆除が可能となっています。許可を得ずに駆除を行った場合、前述の罰則が適用される可能性があるため、注意が必要です。

特に ニホンイタチのメスは完全に捕獲禁止 されており、メスを誤って捕獲すると罰則の対象になります。オスとメスの区別がつかない場合、個人で捕獲を試みるのはリスクが高いと言えるでしょう。

許可が必要な理由としては、イタチが生態系の一部を担っていることが挙げられます。無闇に駆除すると、生態系バランスが崩れ、他の害獣が増える可能性もあります。そのため、法律で管理されているのです。

自治体への相談方法

イタチの被害に遭った場合は、 まず自治体に相談すること が重要です。市役所や環境保全課などに問い合わせると、地域ごとの対応方法を案内してくれます。

自治体への相談で確認できること:

  • イタチ駆除の許可申請が必要かどうか
  • 駆除可能な条件や手続き
  • 自治体が紹介している駆除業者の情報
  • 捕獲トラップ(罠)の貸し出しがあるか

自治体によっては、罠を貸し出してくれるところもあります。貸し出された罠を使って捕獲した場合も、駆除するには許可が必要なので、 捕獲後の対応についても事前に確認しておく ことが大切です。

合法的な駆除方法(追い出し+封鎖)

許可なしで行える対策としては、 イタチを追い出す ことと 侵入経路を塞ぐ ことが挙げられます。以下の方法なら、法律に違反することなくイタチを家の中や庭から追い払うことが可能です。

追い出し方法

  • 忌避剤を使う

    イタチは 木酢液、ハッカ油、アンモニア の強い臭いを嫌います。これらを巣の近くに置くことで、自然に立ち退かせることができます。
  • 超音波装置を設置する

    イタチは 特定の周波数の音 を嫌うため、超音波装置を設置すると近寄りにくくなります。
  • 明るい光を当てる

    屋根裏や床下に住みついている場合、 フラッシュライトを点灯させる と、イタチが居心地を悪く感じて移動することがあります。

侵入経路の封鎖

イタチがいなくなったことを確認したら、 再侵入を防ぐために侵入経路を封鎖 することが大切です。

  • 金網やスチールウールで塞ぐ

    イタチは 3cm程度の隙間があれば通り抜ける ため、家の周囲にある小さな穴をしっかりと塞ぐ必要があります。
  • エアコンの配管や通気口をカバーする

    エアコンの配管や屋根裏の通気口なども侵入経路になりやすいため、 防獣ネットや金属メッシュを設置 すると効果的です。

業者に依頼する際の注意点(費用相場)

自力での対策が難しい場合は、 専門の害獣駆除業者 に依頼するのが安全です。ただし、業者選びには注意が必要です。

業者を選ぶ際のポイント

  • 「鳥獣保護管理法」に基づいた適切な駆除をしているか
  • 明確な料金体系が提示されているか
  • 駆除だけでなく、再侵入防止の対策も行ってくれるか
  • 口コミや評判が良いか

費用の目安

イタチ駆除の料金は 3万円〜10万円 程度が相場ですが、作業内容によって費用が変動します。

  • 追い出し+封鎖のみ:3万円〜5万円
  • 捕獲+駆除+清掃:5万円〜10万円
  • 長期保証付きプラン:10万円以上

特に 屋根裏に住みつかれてしまった場合は、清掃や消毒作業も必要 になるため、費用が高くなることがあります。

ポイント

イタチは鳥獣保護管理法によって守られているため、許可なく捕獲や駆除を行うと法律違反になります。被害が出た場合は、 まず自治体に相談し、適切な手続きを踏むことが大切です

許可がない場合でも、 忌避剤や超音波を使った追い出しや、侵入経路の封鎖を行うことは可能 なので、すぐにできる対策を実施しましょう。自力での駆除が難しい場合は、専門業者に依頼するのも選択肢の一つです。

イタチを見つけたら、焦らず法律を守った正しい方法で対処し、住みつかれる前にしっかりと対策をしましょう。

福岡県内・佐賀県東部・山口県西部の
「害獣駆除」ならお電話1本で駆け付けます!
0120-640-551

まとめ:「イタチを見たら」正しい対策を取ろう!

イタチを見かけたとき、正しく対処しなければ住みつかれてしまい、大きな被害につながることがあります。改めて、イタチを見たときに取るべき行動を確認しておきましょう。

イタチを見たらすべきことを再確認

まず、むやみに近づかず、イタチの種類を確認することが大切です。野生のイタチは警戒心が強く、刺激すると噛みつかれる恐れがあります。

また、家の中や庭でフンや足跡がないかをチェックし、被害が出ていないかを確認しましょう。侵入経路がある場合は、すぐに封鎖することで、被害の拡大を防ぐことができます。

被害を未然に防ぐ対策が重要

イタチが住みつくと、悪臭や騒音、健康被害、家屋の破損などの問題が発生する可能性があります。

こうした被害を未然に防ぐためには、 忌避剤を使ってイタチを追い出す侵入経路を塞ぐ などの対策を早めに実施することが重要です。

特に、屋根裏や床下の隙間は、イタチの侵入を防ぐためにしっかりとチェックし、必要に応じて防獣ネットや金網を設置すると効果的です。

駆除が必要なら専門業者に相談を

イタチは 鳥獣保護管理法 によって保護されており、許可なく捕獲・駆除をすることは禁止されています。

そのため、もしすでに家の中に住みつかれてしまった場合は、自治体に相談するか、専門の駆除業者に依頼するのが安全です。

違法な駆除を行うと罰則が科される可能性があるため、適切な方法で対処することが大切です。

安心して生活するための対策を!

イタチによる被害は、早めの対応と適切な対策によって防ぐことができます。

「見つけたらすぐに行動する」 ことが被害を最小限に抑えるポイントです。

家の周りに侵入しやすい隙間がないか定期的にチェックし、イタチが近づきにくい環境を作ることで、安心して暮らせる住まいを守りましょう。

 

最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。

【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

あい営繕

害獣駆除 あい営繕

 

アイちゃん

調査・見積無料!

タイトルとURLをコピーしました