夜、静かになった頃に「カサカサ」「ドタドタ」と天井から音が聞こえることはありませんか?気になって眠れない、正体がわからず不安になるといった経験をしている方も多いでしょう。
天井からの音の原因には、大きく分けて「害獣の侵入」「家の構造や設備の異常」の2つがあります。ネズミやハクビシンなどの害獣が住み着いている場合もあれば、木材の収縮や配管の振動が原因で音がすることもあります。
放置すると、騒音ストレスが増すだけでなく、健康被害や家の損傷につながる恐れもあります。そこでこの記事では、天井からの異音の原因と、それぞれの対策を詳しく解説します。まずは、どのような音がどんな原因で発生するのかを見ていきましょう。
記事のポイント
● 天井から音がする主な原因について理解できる。
● 害獣が住み着いた場合のリスクについて知ることができる。
● 自分でできる対策とその方法を学べる。
● 専門業者に依頼すべきケースを判断できる。
天井から音がする主な原因
天井の異音には、大きく分けて「害獣の侵入によるもの」「家の構造や設備の問題」の2つがあります。それぞれの特徴や発生する音の種類を詳しく見ていきましょう。
害獣の侵入によるもの
天井裏は暖かく、人間の気配が少ないため、動物にとって快適な住みかになりやすい場所です。特に寒い季節は、屋外の冷たい風を避けるために害獣が侵入しやすくなります。
害獣による音の特徴
害獣が原因の場合、時間帯や音の種類である程度の見分けがつきます。
-
カサカサ、カリカリ…ネズミ
ネズミは小型で素早く動くため、天井裏を走り回る音がします。また、歯が一生伸び続けるため、木材や電気配線をかじる「カリカリ」という音も特徴的です。 -
ドタドタ、ズシズシ…ハクビシン・アライグマ
これらの動物は体が大きいため、歩く音がはっきり聞こえます。特に夜間に大きな足音がする場合は、ハクビシンやアライグマの可能性が高いです。 -
キーキー、ククク…イタチ
イタチは鳴き声を発することがあり、特に求愛期にはキーキーと高い声で鳴くことがあります。 -
バサバサ…コウモリ・鳥
コウモリやハトなどの鳥類が屋根裏に巣を作ると、羽ばたく音が聞こえます。特に夜間に動き回る音がする場合はコウモリの可能性があります。
害獣の侵入を防ぐ方法
-
侵入口を塞ぐ
害獣はわずか数センチの隙間から侵入できます。換気口や屋根の隙間、配管の穴などを金網やパテで塞ぎましょう。 -
餌となるものを排除する
ゴミを屋外に放置せず、生ゴミはしっかり蓋のあるゴミ箱に入れることで害獣の侵入を防ぐことができます。 -
忌避剤を使う
市販の害獣用忌避剤(超音波・燻煙剤など)を使うのも効果的です。ただし、忌避剤だけでは完全に追い出せないこともあるので、他の対策と組み合わせるのが重要です。
家の構造や設備の異常によるもの
害獣以外にも、家の構造や設備の問題が音の原因となることがあります。経年劣化や気候の変化によって音が発生することもあるため、害獣の気配がない場合は、こちらの可能性を疑ってみましょう。
木材の収縮や変形
特に木造住宅では、温度や湿度の変化によって木材が膨張・収縮することがあります。その際に「ミシミシ」「パキッ」といった音が発生することがあり、夜間に多く聞かれることが特徴です。
- 対策方法
- 室内の湿度を適切に管理する(加湿器や除湿機の活用)
- 建物の老朽化が進んでいる場合は、点検や補修を検討する
配管や設備の異常
水道管やエアコンのダクトが原因で「カタカタ」「コンコン」といった振動音が発生することがあります。これは配管が固定されていなかったり、老朽化によってゆるんでいる場合に起こりやすいです。
- 対策方法
- 水道管の音がする場合は、バルブを調整してみる
- 配管の固定がゆるんでいないか点検する(専門業者に依頼するのが確実)
- エアコンや換気設備のフィルター掃除やメンテナンスを定期的に行う
風や雨の影響
強風の日に「バタバタ」と屋根が揺れる音がする場合、屋根材が浮いている可能性があります。また、「ポタポタ」という音は雨漏りの前兆かもしれません。
- 対策方法
- 屋根や外壁のひび割れを点検し、補修をする
- 雨漏りの疑いがある場合は早めに専門業者に相談する
ポイント
天井から聞こえる音には、害獣の侵入、木材の収縮、配管の異常、風や雨の影響などさまざまな原因が考えられます。
- カサカサ・カリカリ…ネズミの可能性
- ドタドタ・ズシズシ…ハクビシンやアライグマ
- ミシミシ・パキッ…木材の収縮
- カタカタ・コンコン…配管の振動や設備の異常
これらの音を放置すると、騒音ストレスや家の損傷、さらには健康被害にもつながるため、早めの対策が重要です。自分でできる対策を試しつつ、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
天井からの音に悩んでいる方は、まず原因を突き止めることが大切です。この記事を参考に、適切な対応をしてみてください。
天井から音がする主な原因
天井から聞こえる音にはさまざまな原因があります。夜になると「カサカサ」「ドタドタ」といった音が聞こえる場合は害獣が侵入しているかもしれません。
また、「ミシミシ」や「パキッ」という音なら、家の木材が収縮している可能性もあります。
さらに、配管や設備の異常、風や雨の影響によっても異音が発生することがあります。ここでは、それぞれの原因を詳しく解説していきます。
害獣の侵入によるもの
屋根裏は害獣にとってとても住みやすい環境です。
暗くて温かく、人間がほとんど立ち入らないため、巣を作りやすい場所になっています。特に冬場は外の寒さを避けるために、天井裏に侵入する害獣が増えることが多いです。
害獣による音の特徴
害獣の種類によって、発生する音が異なります。どのような音が聞こえるかで、どの動物が侵入しているかを推測することができます。
-
カサカサ、カリカリ(ネズミ)
ネズミは小さいため、軽い足音が聞こえます。特に夜になると活発に動き回り、断熱材をかじったり、配線をかじることもあります。「カリカリ」とした音がする場合は、木材や壁をかじっている可能性が高いです。 -
ドタドタ、ズシズシ(ハクビシン・アライグマ)
これらの動物は体が大きいため、歩くと重たい足音が響きます。特にハクビシンやアライグマは夜行性なので、夜中に大きな物音がする場合はこれらの動物が原因かもしれません。 -
キーキー(イタチ・タヌキ)
イタチは繁殖期になると「キーキー」という甲高い鳴き声を出します。タヌキも威嚇するときに鳴くことがあり、時には「ウー」という低い音を出すこともあります。 -
バサバサ(コウモリ・鳥)
屋根裏に鳥が巣を作っている場合、羽ばたく音が聞こえることがあります。コウモリは夜行性なので、夜に「バサバサ」と羽を動かす音がする場合は、コウモリが住み着いている可能性があります。
害獣が侵入する理由
害獣が屋根裏に侵入するのには、いくつかの理由があります。
-
温かくて暗い場所が快適
屋根裏は寒暖差が少なく、害獣にとって快適な環境です。特に冬になると寒さを避けるために、家の中に入り込むことが多くなります。 -
外敵から身を守るため
野生動物にとって、天井裏は外敵に襲われる心配が少ない安全な場所です。特に小動物は、屋根裏に巣を作ることで天敵から身を守ることができます。 -
巣作りに最適な材料がある
天井裏には断熱材や木材などがあり、害獣が巣を作るのに適した環境が整っています。特にネズミは断熱材を細かくちぎって巣を作ることがあります。
建材の収縮・変形によるもの
害獣の気配がないのに「ミシミシ」や「パキッ」といった音がする場合、家の建材が変形している可能性があります。特に木造住宅では、木材が温度や湿度の変化により膨張・収縮を繰り返すことで音が発生します。
木材の変形による音の特徴
-
ミシミシ、ギシギシ
床や天井が少しずつ動くときに発生する音です。特に冬場や湿度が低い時期に発生しやすくなります。 -
パキッ、ドン
急に大きな音がすることがあります。これは木材が急激に収縮するときに発生する音で、夜間など気温が急に下がったときに起こることが多いです。
木材の収縮が発生する原因
-
気温や湿度の変化
木材は湿度が高いと膨張し、乾燥すると収縮します。そのため、季節の変わり目や気温が急激に変化する日には、音が発生しやすくなります。 -
家が古くなり、建材が劣化
築年数が長くなると、木材が乾燥しやすくなり、音が出やすくなります。 -
地震や台風の影響
大きな揺れが加わると、木材がズレて音を出すことがあります。特に地震後に「ミシミシ」と音がする場合は、家の構造にダメージがないか確認したほうが良いでしょう。
配管や設備の異常によるもの
「カタカタ」「コンコン」「ポコポコ」といった音がする場合は、配管や設備の問題かもしれません。
配管や設備の異常による音の特徴
-
カタカタ、コンコン
水道管やダクトが振動すると、このような音が発生します。 -
ポコポコ
水が流れるときに空気が混ざると、このような音がすることがあります。
配管の異常が発生する原因
-
水道管の水圧変化
水道管の中の圧力が急に変わると、振動して音が出ることがあります。 -
エアコンやダクトの不具合
古いエアコンや換気ダクトが原因で異音がすることがあります。 -
電気機器の振動
屋根裏に設置された機器が振動している場合もあります。
風や雨によるもの
強風や雨の日に天井から音がする場合は、外部の影響を疑ってみましょう。
風や雨による音の特徴
-
バタバタ
屋根の一部が浮いていると、風でバタバタと音がします。 -
ポタポタ
雨漏りの前兆として、天井裏に水がたまると滴る音がします。
発生する原因
-
屋根材のズレ
強風や老朽化で屋根がズレると、風が吹くたびに音がすることがあります。 -
雨漏り
雨が降ったときにポタポタと音がするなら、屋根や外壁に亀裂が入っているかもしれません。
天井の音にはさまざまな原因があります。まずは音の特徴を確認し、適切な対策を行うことが大切です。次のセクションでは、具体的な対処法について詳しく解説します。
放置するとどうなる?天井の異音がもたらす被害
天井から音がするのに、そのままにしていませんか?
「気のせいかも」「そのうち消えるだろう」と放置していると、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
音の原因が害獣の場合、騒音だけでなく、健康や家そのものに深刻な影響を与えることもあります。ここでは、異音を放置した場合に起こりうる被害について詳しく解説します。
騒音ストレス
夜になると、天井から「カサカサ」「ドタドタ」「キーキー」といった音が聞こえると、気になって眠れなくなります。
害獣の多くは夜行性のため、深夜から早朝にかけて活発に動き回ることが多く、騒音によるストレスは避けられません。
また、一度気になりだすと、さらに音が気になってしまうこともあります。寝不足が続くと、日中の集中力が低下し、仕事や家事に影響を及ぼすこともあります。
長期間放置すれば、ストレスや不眠症を引き起こす原因にもなりかねません。
さらに、害獣が繁殖すると、騒音はさらにひどくなります。
特にネズミやハクビシンなどは、家の中で子育てをすることもあり、成長するにつれて足音や鳴き声がどんどん増えていきます。「最近、音が大きくなってきた」と感じたら、早めの対策が必要です。
健康被害
天井裏に住み着いた害獣は、健康にも悪影響を及ぼします。見えない場所での被害が多いため、気づかないうちに家の中が不衛生な環境になってしまうこともあります。
害獣による被害
-
フン尿による悪臭や感染症リスク
ネズミやハクビシンなどの害獣は、天井裏にフンや尿を排泄します。そのまま放置すると、悪臭が部屋に広がり、不快なだけでなく、アレルギーや感染症のリスクも高まります。特にネズミは、サルモネラ菌やハンタウイルスといった病原菌を持っていることがあり、健康被害を引き起こす可能性があります。 -
ノミ・ダニの繁殖
害獣が住み着くと、その体に寄生しているノミやダニも繁殖します。やがて人間の生活空間にも広がり、皮膚炎やアレルギーを引き起こす原因になります。特に小さな子どもやペットがいる家庭では、深刻な影響を受けることがあるため注意が必要です。 -
粉じんによる健康リスク
害獣のフンや尿が乾燥すると、それが粉じんとなって空気中に舞い上がります。この粉じんを吸い込むことで、呼吸器系のトラブルを引き起こす可能性があります。特に、ぜんそくやアレルギーを持っている方は注意が必要です。
家の損傷・火災リスク
害獣が住み着くことで、家の構造が傷んでしまうこともあります。目に見えない天井裏で被害が進行すると、気づいたときには修理費用が高額になっているケースもあります。
害獣による家への影響
-
配線をかじることで漏電や火災の危険
ネズミは歯が一生伸び続けるため、電気配線をかじる習性があります。これが原因で電気のショートが起こると、漏電や最悪の場合、火災の原因にもなります。実際に、害獣が原因で火災が発生した事例も報告されています。家を守るためにも、早めに対策することが大切です。 -
断熱材の破壊による住宅の機能低下
屋根裏に住み着いた害獣は、断熱材を巣作りの材料として利用します。断熱材がボロボロになると、夏は暑く、冬は寒いといった住環境の悪化につながります。また、エアコンの効きが悪くなり、電気代が無駄にかかる原因にもなります。 -
フン尿が木材を腐らせ、天井崩落の危険
天井裏にフン尿が蓄積すると、木材が腐食し、天井が弱くなってしまいます。最悪の場合、天井が抜け落ちる危険性もあります。特に、長期間放置した場合は被害が深刻になり、修理費用が高額になることもあります。
ポイント
天井からの音を放置すると、騒音によるストレスだけでなく、健康被害や家の損傷といった深刻な問題につながります。特に害獣が原因の場合、放置すればするほど被害が拡大し、修理や駆除にかかる費用も増えてしまいます。
もし天井から異音がする場合は、まずは原因を特定し、早めに対策を取ることが大切です。自分で対処できる場合もありますが、害獣の被害が疑われる場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
「最近、天井から変な音がする…」と思ったら、それは放置できないサインかもしれません。家と健康を守るためにも、早めに対応を検討しましょう。
天井の異音を解決するための対策
天井から音がする原因が分かったら、次に考えるべきは「どう対処するか」です。
害獣が侵入している場合と、家の構造や設備の問題で音が発生している場合では、取るべき対策が異なります。
自分でできる対策もありますが、場合によっては専門業者に依頼しなければならないこともあります。ここでは、天井の異音を解決するための具体的な方法を紹介します。
自分でできる対策
まずは、自力でできる対策を試してみましょう。害獣による被害を防ぐ方法と、家の構造や設備の問題を改善する方法の2つに分けて説明します。
害獣対策
天井裏に害獣が侵入している場合、放置すると騒音や衛生問題が発生するため、できるだけ早く対処することが大切です。
-
忌避剤(超音波・燻煙剤)を使用する
害獣は音や匂いに敏感なので、超音波装置や燻煙剤を使うと効果が期待できます。超音波装置はネズミやハクビシンに効果があるとされていますが、すべての害獣に効くわけではありません。燻煙剤を使う場合は、換気口を塞ぐなどして、家の中に煙が入らないように注意しましょう。 -
侵入口を塞ぐ(パテ・金網・ワイヤーネット)
害獣が侵入する隙間を塞ぐことが最も効果的な対策です。ネズミやイタチなどは、わずか2~3cmの隙間があれば侵入できるため、家の外壁や屋根の隙間をしっかりチェックし、補修しましょう。通気口や換気扇には金網を取り付け、配管の隙間はパテで埋めると効果的です。 -
音や光を使って撃退(LEDライト・ラジオを流す)
害獣は人の気配を嫌うため、天井裏にLEDライトを設置したり、ラジオを流したりすると効果があることがあります。特に夜行性の動物(ネズミ・コウモリ・ハクビシンなど)は光を嫌うため、一定の明るさを保つだけで侵入を防げることもあります。
設備・建材対策
害獣が原因ではなく、家の構造や設備の問題で音が発生している場合は、以下のような対策が有効です。
-
木材の膨張・収縮を抑えるために湿度管理をする
天井の「ミシミシ」「パキッ」といった音は、木材の膨張・収縮が原因で発生することがあります。湿度が高いと木材が膨らみ、乾燥すると収縮するため、加湿器や除湿機を活用し、湿度を一定に保つと音の発生を抑えられます。 -
雨漏りの疑いがあれば早めの点検・修理をする
「ポタポタ」と水が滴る音がする場合は、雨漏りの可能性があります。天井にシミができていたり、湿った臭いがする場合は、屋根や外壁にひび割れがないかチェックしましょう。雨漏りは放置すると建材の腐食やカビの発生を引き起こすため、早めに修理することが重要です。 -
配管の異音は専門業者に点検を依頼する
「カタカタ」「コンコン」といった音がする場合は、水道管や配管の緩みが原因かもしれません。特に、長年使用している配管は老朽化していることが多いため、専門業者に点検してもらうのが安心です。
専門業者に依頼すべきケース
自分でできる対策を試しても音が改善しない場合や、被害がすでに広がっている場合は、専門業者に相談するのが賢明です。次のようなケースでは、すぐに専門家の助けを借りることをおすすめします。
-
害獣のフンが大量にある
天井裏に害獣のフンがたくさん見つかった場合、それは長期間にわたって住み着いていた証拠です。フンには病原菌が含まれていることがあり、放置すると感染症のリスクも高まります。専門業者なら、安全な方法でフンの除去と消毒を行い、衛生的な環境に戻してくれます。 -
家の中に害獣が侵入している可能性がある
天井裏だけでなく、家の中にまで害獣が入ってしまった場合は、早急に駆除する必要があります。特にハクビシンやアライグマなどの大型の害獣は、素人が追い出そうとすると攻撃される危険もあります。専門業者なら、安全かつ確実に害獣を駆除してくれます。 -
電気配線をかじられている
ネズミやイタチは、電気コードをかじることがあります。これを放置すると漏電や火災の原因になるため、非常に危険です。配線が傷ついている場合は、電気工事の専門業者に修理を依頼する必要があります。 -
屋根や天井がすでに傷んでいる
害獣が住み着いていると、天井裏の木材が腐ったり、断熱材がボロボロになってしまうことがあります。天井の一部がへこんでいたり、シミが広がっている場合は、修理が必要です。家の耐久性を保つためにも、専門業者に調査してもらい、適切な補修を行いましょう。
福岡県内・佐賀県東部・山口県西部の
「害獣駆除」ならお電話1本で駆け付けます!
0120-640-551
【関連記事】
こんな方法があったのか!屋根裏のイタチを自分で追い出す4つの方法
夜に屋根裏で音がする!?なんの動物なのかチェックする方法
屋根裏に何かいる!?潜んでいる動物の特定方法と撃退法
ポイント
天井から音がする場合は、原因を突き止めたうえで適切な対策を取ることが重要です。
-
害獣が原因の場合
→ 忌避剤の使用、侵入口を塞ぐ、音や光で撃退する -
建材や設備の問題の場合
→ 湿度管理をする、雨漏りの修理をする、配管を点検する -
自分で解決できない場合は専門業者に相談
→ 害獣のフンが多い、家の中に侵入している、配線をかじられている、天井が傷んでいる
天井の異音は放置すると被害が拡大することもあります。
最初は小さな音でも、時間が経つにつれて騒音や家のダメージが大きくなることもあるため、早めの対策が大切です。自力でできる方法を試しながら、必要に応じて専門業者に相談し、安全で快適な住環境を取り戻しましょう。
まとめ
天井から聞こえる音にはさまざまな原因があります。
害獣が住み着いている場合もあれば、建材や配管の異常が原因で発生することもあります。どのケースでも、放置すると被害が広がる可能性があるため、早めに対応することが大切です。
もし害獣が原因であれば、音の種類を参考にして侵入している動物を特定し、自力でできる対策を試してみましょう。
忌避剤を使用したり、侵入口を塞ぐことで被害を防ぐことができます。また、建材や設備の異常が原因の場合は、湿度管理や定期的な点検を行うことで問題を軽減できることがあります。
ただし、自分で対策を行っても改善しない場合や、害獣の被害が大きくなっている場合は、専門業者に相談するのが最善です。
特に、電気配線がかじられている、天井にフンが大量にある、家の中まで害獣が侵入しているといったケースでは、早急な対応が必要です。
天井からの音に気づいたら、まずは原因を特定し、適切な対策を講じることが大切です。
放置せずに早めに行動することで、騒音や健康被害、家の損傷などを防ぐことができます。快適な住環境を守るために、できることから始めてみましょう。
最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。