今日は八幡東区にて白ありの調査をさせて頂きました。いつもの、白あり消毒をしようかどうしようかというお客様ではなく家を買おうかどうしようか?というお客様です。先日、私共の事務所を訪ねて頂き「白ありの調査をして欲しい」とお申し出でした。よく聞いてみると、今、家を買おうとしてるけど見えない床下や天井裏がどうなっているかを知りたいというものでした。
写真は雨シミの跡です。以前、屋根の修理を前家主様はなさっていたようです。どうしてそう思うのかというと、屋根の野地板のすき間から見えるルーフィングが新しいのです。こちら様は築年数が30年以上と言われてましたがそれだけの築年数になると、ルーフィングはもっとフヤケてくるものです。それが新しいということは雨ジミの後に屋根を修理なさったということです。ですから、この雨ジミは修理前ということで心配はないものと思われます。
今日は昼からずっと雨でした。今日の雨の日に調査というのは数日前にお客様と敢えて雨の予報の出ている今日にさせて頂きました。雨が染みたり入り込んだりが分かりやすいからです。床下では雨水の浸入がありました。
この状態が直ぐに「大変です!」なんてことはありませんが、こうして雨の度に床下に水が浸入してくるのはよくありません。外の犬走りの高さと床下のGLの高さがどうかということにも関係します。更には側溝があるないにも関係します。やっぱり全天候で床下は乾いていた方が良いです。
やく3時間の調査をご主人様とさせて頂いて、「どうでしたか?一緒に床下や天井裏を見てみて」と私がお尋ねすると、お客様は「思ったより痛んでいなかったと思いましたよ。」とのことでした。良いのではないでしょうか?頭の中での色々な不安も「見える化」で払拭できるということも、購入前の床下や天井裏の調査の良い所だと思います。
もし、他のお客様もご要望があれば「購入前の床下や天井裏の調査」をご利用下さい。こちらは写真や報告書をお付けして有料となり、料金は1万円~3万円位です。