天井の物音のご相談
先日、「ネズミかイタチがいるのかもわからないので見て下さい。」というご依頼のお客様宅で侵入口塞ぎの「コーチ?」と天井裏の除菌・消臭の消毒を行わせて頂きました。こちら様は北九州市小倉北区のお客様で、「インターネットでイタチやネズミのことを色々と調べたら仕事の内容も詳しく書いていてお宅の会社が良さそうだったから電話したよ」とのことでした。「ご主人様!その選択はベリーグッドです!」 でっ、本日の施工の除菌消臭はこうやって消毒しています。
いつもと違うのです
実はイタチの対策で本日施工に入ったのですが、弊社がやるのはイタチが入った天井裏の除菌・消臭とイタチが荒らした天井裏の断熱材の除去が今日の主な仕事なのです。侵入口塞ぎはご主人様が「私がしますから場所を教えてくれんやろか?」とのことでした。
侵入口を探すのがノウハウです
困った弊社でした。そのイタチやネズミの対策は侵入口を見つけるのが技術なのです。筆者の岩永よりも弊社施工課長の「吉元」の方が私よりイタチやネズミの侵入口探しは数段上です。私が見過ごしたイタチやネズミの侵入口も「ありましたよ」という具合です。私も同行して「何故?そこがイタチの侵入口と思った?」と聞くと「こういう理由です。」とイタチ侵入口の説明をひとしきりした後に、「ほらあそこにイタチの足跡があるでしょう。」と言うのです。その場所を見ると確かにイタチの足跡があったり、ネズミの場合はラットサインなどがあるのです。「なーるほど!」と納得するんですね。(筆者岩永の長所は白ありの対策に詳しいことです。)
※イタチの侵入口の解説は別ページでもしています。こちらをどうぞ。
※イタチ対策の施工金額はこちらのページの最後の方に書いています。
※ネズミの侵入口の解説はこちらでしています。こちらをどうぞ。
でも、こちらのご主人様も何でも自分でやらないと気が済まない性格の方でしたし、「費用は出すから自分でやりたい、場所を教えて欲しい」とのことでしたので了解した次第です。
メチャクチャ上手なお客様
それがこちらのご主人様。仕事をなさった後を観ると取りあえず素人がやったっていう仕事じゃないのです。どうかしたら私共より上手です。ご主人様に言わせると謙遜なさって「悔しいけどイタチの侵入口を見つけるのはプロのお宅たちには負けるよ。でも我が家を汚すいまいましいイタチが入らんように穴を塞ぐのは私がやりたいからね。」ということでした。
こちらがご主人様の仕事の様子です。波板を瓦の凹凸に合わせて上手に切ってそれを、雨戸戸袋下のイタチの侵入口に取り付けるご主人様。(素敵すぎます。)この場所の他にも屋根の軒下にイタチの侵入口が見つかったのですが、そこを塞ぐのも板をのこぎりで上手に切って、色もペンキできれいに塗っておられました。こちらが感心させれました。
こういいうお客様は、私共のような外からくる業者に仕事を依頼なさるのを嫌われるんですね。ご自分の方が上手だから、じーっと見ていると下手な職人や業者の仕事が気に入らないことがあるんだと思います。私が、「あのう?イタチ対策は私共のあい営繕で良かったですかね?」と尋ねると、「入ってくる場所を探したり塞いだりするのはお宅たちの方がうまいに決まってるやないね!ただ、私は自分でやりたいだけですよ!アッハッハ(^’^)」とのこと。。。。私:「でしょっ!!!」
さすがに匠ですね!
伺うと物置にしている3坪程の小屋もご自分で設計図を書いて作られたとのこと。でっ、こちらのご主人様のお父さんが大工さんでその教えの中で特に教えられたのが「棟上げの時に刃物を持っていく大工は辞めた方がいい」とのこと。私が、「なんですか?それは?」とお伺いすると、「昔の大工は板に図面を引いて家を建てていた。その図面に合わせて切込みを入れたりして家を建てていくんやけど、最後の仕上げあたりになってくる棟上げの時に刃物を使うということは寸法が合ってないということ。そんな大工は辞めた方がいいね!」と教えられたそうです。伺うとすごい腕の職人さんです。そこの息子さんである目の前のご主人様ですからそのDNAは間違いなく受け継がれていますね。
玄人さんにも選んで頂ける(株)あい営繕
でも、そんなご主人様に「お宅らにはかなわんよ(^’^)」と言っていただいた弊社も自信を改めて持たせて頂きました。だって、こんな職人肌のご主人様がインターネットで北九州で天井裏の物音のことで、ネズミやイタチのことをあれこれ調べたうえで選んで頂ける位の会社ですから弊社も大したものです。(笑い)
こうした、目の肥えたお客様にも喜んで頂けることに感謝です。どうもありがとうございます。調子にのった筆者の岩永は「ご主人様!顔も一緒に写っていいですか!ブログに一緒に写っているところを使っていいですか?」とお尋ねしたらそれはNGでした。やっぱり。(^’^)