はねありが出る前にシロアリ駆除の見積
今日は山口県の周南市に行って参りました。お客様の紹介でシロアリ駆除の見積です。こちらは、この2年位毎年5月頃に黒っぽいシロアリの羽アリが出るので、今年はその前に対策をしておきたいということで、同じ山口県のお知り合い様を通して弊社あい営繕へのご依頼です。北九州の本店からお伺いさせて頂きました。高速で一時間半位で着けました。
お客様は調査見積のご用意をされなくて良いのです。
本日のお客様は畳を既にあげて待って頂いていました。どうも、有難うございます。でも、調査の用意は私どもでやりますのでお客様は何もされなくても大丈夫です。しかし、お客様の中にはきちんと用意をしておかないと気が済まないという方もおられます。白あり調査のご用意をして頂く分には大変ありがたいです。
過去に白蟻業者で駆除されていても白ありが出ています。
本日のシロアリ調査のお客様は過去に白あり駆除業者でしろあり駆除をしておられました。要は過去に白あり駆除をしていたけど5年を過ぎていて白蟻がまた建物に侵入したということだと思います。お客様は白ありがいれば駆除を考えるけど、未だしろありが付いてなければシロアリ駆除はお金がかかるのでしなくても良いというお考えの方です。こうしたお客様は多くいらっしゃいます。
床下の断熱材
床下の白あり調査を始めると床下は断熱材で覆われています。このグラスファイバーの断熱材は、冬の冷気を遮断したり夏の熱気を遮断したりと人間にとっては快適な生活環境を作り出してくれています。私どもも、それは大いに認める所です。でも、ことしろありに関しては断熱材はない方がいいと思っています。こちらをご覧ください。
冷気や熱気の遮断に有難い断熱材ですが・・・
冬の寒い時や夏の暑い時に建物の温度調節に大いに貢献して、人にとっては大変有難い断熱材は、しろありにとりましても物凄く住み易い環境を作り出しているのです。しろありはヤマトシロアリもイエシロアリも湿気が大好きです。お客様のお家で敷いておられるこの断熱材と床の間は気密性が極めて良いと言えます。そうした環境はしろありの最も好む環境ですので、しろありはやってきます。
他の箇所で断熱材は垂れ下がっている個所も見受けられました。
こんなところも、そして右側写真のこんなところも。もう大分と床下の断熱材が落ちている個所もあります。
以前のしろあり駆除は断熱材を着けたままにしろありの駆除をなさっておられたようです。今回は断熱材と床のフローリングの下や畳の下を白蟻が食害していることから、今の状態でシロアリの駆除をしてもまた、同じことの繰り返しになるような気がしました。そこで、今回はこの断熱材を全て剥いでしまって床材がむき出しの状態で駆除をしないとまた、すぐに白蟻が再発生してしまう心配がありました。
思い切ってこのことをご提案させて頂くとお客様も「それはそうですね!」と快諾していただきました。有難いことです。このあたりのご説明にご納得いただけないとこのあとの、仕事に支障をきたしてしまいます。シロアリを完全に駆除させる為にはお客様のご理解も必要な時があります。
他の場所を調べていくとしろありがゾロゾロでした。動画でご覧ください。
こうした被害もお客様が全く知らない間に進行してしまいます。気になるところがありましたら、(株)あい営繕のしろあり無料調査をご利用ください。一本のお電話がお家を守ることもあります。宜しくお願いします。お待ちしています。<m(__)m>