しろあり駆除を宇部市にて
今日の施行班はシロアリ駆除を山口県宇部市にて行わせて頂きました。こちら様はひと月ほど前にシロアリの調査依頼を頂いていて、調査見積りをしたあとに、施工の時間がとれなかったので色々と調整をして頂いて今日の施行になったものです。
シロアリ駆除前の養生の様子
ヤマトシロアリの被害と生態及び駆除法
現物のしろありも各所に見受けられましたので、木部に穴を開けていき丁寧な施工を行います。
シロアリは駆除を行っても再発生することがあります。特にヤマトシロアリの場合は、数が20~30匹で新しいコロニー(集団=巣)を作ることがありますので、穿孔処理といって穴を開けて白あり駆除していくその技が求められます。
束柱・土台・大引き・柱の立ち上がり・コーナーの合わせ目・土台の継手・風呂場の土台・隠れ土台・玄関の土間・勝手口の土間・玄関の袖壁・これらを丁寧に施工していきます。
シロアリ駆除に予想を超えて時間のかかることもあります
こうしてきめ細かく施工をしないと再発生の可能性があります。このために、途中で時間だからもうやめようという訳にはいかないんですね。しろありの調査見積の時にある程度は時間を予測しますので滅多にないのですが、稀に予測を超えて遅くなることがおこるんです。
こんな時、このあとに施工を組んでいるお客様にご迷惑をおかけすることとなってしまいますので事前に「お約束の時間に遅れそうです。大変すみません。」と連絡を入れるのです。
業者とお客様との間に生じる誤解
殆どは「分かりました」と言って頂けますが、お客様の方たちも予定を作ってシロアリ駆除の施行をするようにしておられる方もたくさんおられます。
本日の午後のお客様はまさにそれでした。同じように遅れる旨をお電話をして、夕方にご迷惑をかけまいと「予定では2時から入って5時ごろに終わる予定のところを、入りが3時頃になりそうです。すみません。でも、終わりの時間は何とかして同じ5時頃に終わらせますがよろしいでしょうか?」と私が言ってしまったんですね。
そしたら、それまで弊社をご信用して頂いていたお客様が「何で?遅れるのに終わりの時間が同じでできるのか!手抜きをしますということじゃないか!」とお叱りを受けてしまいました。・・・・・・違うんです、違うんです。それは誤解で仕事のピッチを上げて行いますという意味なのです。
私としては、遅れているので午後のお客様の施行に入ったら休憩するところも休憩せずに終わりの時間を予定の時間に近づけて終わろように弊社の施行班に指示をすればどうにかなると思って、お客様の為になると思っての説明でした。
私や他の者の手が空いていれば、「人員を増やして時間を短縮します」というご説明もあったかと思います。しかし、私を含めた皆が他のお客様宅で予定がありましたので、仕方なく無理してでも間に合わせます。
そう思って言ったつもりが、お客様にはそうは伝わらなかったのです。
サービス業の厳しさを感じることに
色々とやり取りをした結果、残念ながらお客様はキャンセルをお申し出になりました。
遅れそうなので、被害のあるお宅を終わりの時間を合わせて(手を抜いてでも、)一日の予定を消化した方が良かったのか?私の性格からしても絶対にて抜きはあり得ません。
遅れそうです、とだけ言ってそのあとは成り行きでやれば良かったのか?午後のお客様にもきちんと、施工にかかりそうな時間はずれそうならリアルタイムで連絡した方がいいと思います。
では、どうすればよかったのか?????余裕のある施工人員、つまり遊びの遊軍を常に一人は作っておく???経営上それは難しいです。どうすればよいのか??
お客様の身になり気持ちを考えて
急にお客様は態度を変えられたのではないと思います。それまでの弊社、又は窓口の岩永に何か問題があったから、それを「あれ???」と思われてその時点では口にはされなかったところに、本日の私の問題があったのか。
いずれにしても申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。本日お詫びはしたつもりですが、それでも許していただけなかったことで、少しだけ時間をおいてまた、お詫びをしてわたしの気持ちをもう一度お伝えさせて頂こうと思います。
気落ちばかりをしているわけにはいきません
お詫びはお詫びとしてきちんと相手様にお詫びの気持ちを伝えなければいけません。でも他のお客様に暗い顔をして対応しても次のお客様には何の関係もありません。
本日のお客様には「申し訳なかったです!すみません!m(__)m」という気持ちを持ちつつも、通常業務では明るく対応させて頂きます。
弊社の良いことばかりをお伝えしてもいけません。等身大の弊社を見て頂き知って頂きたいと、お客様の声を紹介させて頂きました。
弊社のお恥ずかしい話に変わりはありません。本日のF様、本当にすみませんでした。
m(__)m