しろありが家につく前の予防消毒
白あり消毒を北九州市小倉南区のお宅様で施工させて頂きました。どうも有難うございます。シロアリが建物に生息をする場合は駆除消毒になりますが、本日のお客様はしろありが建物につかないように施工するしろありの予防消毒でした。この4月~7月頃ははねありが出たので駆除をご依頼いただく駆除施工の割合が多くなるのですが、同時に予防の白あり消毒をご依頼のお宅様も多くなります。
こちら様の様にしろありが家につく前の白あり予防消毒が家にとっては一番いいことだと思います。ただ、このしろあり予防消毒も決して安くはありません。弊社あい営繕では、お客様が5年に一度の白あり予防消毒を定期的にご利用しやすい様に坪/4,000円(税別)で施工させて頂いています。
こちら様の施工金額は
弊社のしろあり予防消毒の施工金額は、ホームページにも出していますように坪/4,000円(税別)です。こちら様では一階床面積が36.2坪(119.46㎡)でした。
防カビ処理を同時にご希望頂いておりましたので防カビ処理の面積を出します。対象面積以外の玄関・風呂場等の土間部分を引きます。対象面積は32坪でした。施工金額は下記の様になっています。
●白あり予防消毒 4,000円×36.2坪=144,800円
●防カビ施工 1,500円×32坪=48,000円
144,800円+48,000円=192,800円+消費税15,424円=208,224円となっています。これが本日の施主様の施工金額です。
白あり予防消毒のみをご希望のお客様も、もちろん対応しています。
「3年程前に地元の農協さんと白あり業者さんに、白ありの予防消毒を勧められて気にはなっていたけどそのままになっていた」とのことでした。そうですよね、大事なことだと気にはなっていても、痛い痒いと体に感じる訳ではありませんので、きっかけがですね。
施工の様子
家の外に薬剤や、動噴等の器具をセットします。床下への侵入箇所は家の中の周辺箇所をを汚してはいけませんので、ブルーシートやビニールで養生をします。
床下では新築時の木屑が落ちていましたので清掃をさせて頂きました。これが結構時間をとりましたですね。
玄関の上がり框(かまち)のナットが緩んでいましたので、増し締めをさせて頂きました。新築以降5年10年と経ってくると木材が乾いてきてナット類に緩みが生じてきますので増し締めは大切なことです。水回り箇所はシロアリが侵入しやすいので穿孔処理を行わせて頂きます。
土台等の穿孔した木部に薬剤を注入して、床下ベタコン表面や基礎の立ちあがり部分には土壌処理を行います。
床下から施工できない玄関や壁部分には小さい穴を開けて薬剤を注入処理していきます。タイルとタイルの間の目地部分にドリルで穴を開けて薬剤を注入処理します。撮影用に片手で持っていますが施工時はもちろん両手で持って穴を開けます。穴を開けたところは木栓とセメントで埋めて目立たなくしていきます。
玄関の土間に埋まっている柱は、家主様が玄関を掃除なさる時に水を流したりされることがありますと水腐れとなりそこからシロアリが侵入しやすくなります。この場所の処理は大切です。ちなみに本日の施主様のお宅の玄関柱は綺麗で未だしろありの痕跡などはみじんもない綺麗な柱でした。ここの木部に穴を開けたくないというお客様もおられますのでその場合は柱の下部に吹き付けのみです。
そして玄関の壁部分は玄関柱と同じくしろありの侵入しやすい個所ですので、壁面に4㍉のコンクリビットで穴を開けて薬剤を注入処理していきます。その後は同様に白セメントか、黒セメント、近い方の色で塗りつぶします。場合によっては変性シリコン使用。
このようにして施工していきます。ご依頼頂いたお客様の中には、弊社が坪/4,000円とうたっているので「安いから薬をプーッとまくだけだろうなと思っていたら丁寧にしてもらって有難う」というお客様も実際にかなり多いですね。この業界に携わって20年超の経験から「この施工がベストという施工を行わせて頂いています。」本日の施主様は風呂場がユニットバスでしたので、床下からの施工が可能でしたが、風呂場がタイルの場合は風呂場タイル部に小さく目地に穴を開けて施工します。施主様の要望で新しいという理由から穴を開ける作業を行わない場合もあります。
5年保証とアフター点検
こうした施工を行った後は施工後の5年保証となります。5年以内にこの施主様の建物にシロアリがついた場合は無料にてしろあり消毒を行います。保証中の点検は無料で行っています。
ご挨拶とお願い
これまでの工程が弊社(株)あい営繕のしろあり消毒の施工方法と保証です。施工そのものは、日本しろあり対策協会のしろあり防除施工士、またはその教育を受けて20年以上の経験を有して、業界の新しい情報も積極的に取り入れている者が施工を行っています。ご安心してお任せください。1本の電話が家を守ることになります。ご連絡・お問い合わせお待ちしています。<m(__)m>