5年間のお付き合い完了、そして新たに5年のお付き合いの始まり

5年の保証期間の満了

白ありの再消毒を北九州市小倉北区で施工させて頂きました。こちら様は5年前に弊社で白あり予防消毒を行わせて頂いたお客様で、今月で保証期間の満了となるお客様です。先日5年の保証期間の満了の事をお伝えして点検を行わせて頂いた時にご主人様が「早いね～、もうあれから5年になるよね。」としみじみ仰いました。

「シロアリ消毒はせんといかんやろか？」「もうどうもないからシロアリはせんでもいいんやないん？」とも話されます。白ありの被害が目に見えてないのであれば急いで白あり消毒をやらなくても良いのでは？とお客様が思われるのもごもっともです。

でも、私どもは4月～5月にヤマトシロアリの被害、6月～7月にイエシロアリの被害が建物のお家に実際に出てご依頼を頂くケースがかなりの数になります。その時に接するお客様のほとんどがお話になられるのが我が家が被害にあうなんて！？とか、一度業者の人に消毒してもらってシロアリはおらんようになったから大丈夫と思っていたのに、と言われる消毒後5年を経過したお客様。

白あり駆除と同時に白ありの被害で、畳の入れ替えをしなくてはいけないお宅様、白あり被害で家具を買い替えなくてはいけないお客様、白あり被害で電気の配線がショートしてしばらくの間停電になってしまったお客様、白あり被害で改築の必要が出てしまったお客様、そのための仮住まいの手配が大変だったお客様、色んなケースに立ち会いました。

転ばぬ先の杖と言ってはなんですが、ご無理が効くようでしたら白ありの消毒はしておられた方が良いです。と申し上げさせて頂きましたらお聞き入れ頂きました。ご理解くださいましてありがとうございます。

安全作業の為の確認事項

作業を安全に行うためにいくつかの確認を行います。安全重視の必要事項です。

●ご家族でお年寄りの方や、生まれたばかりの赤ちゃんは居られないかどうか。

●過敏症やアレルギーの方は居られないかどうか。刺激に極端に過敏な方のことです。花粉症の方などは殆ど問題ありません。床下での薬剤散布ですのでお客様が直接触れることはありませんし、薬剤の成分はマイクロカプセルに包まれていて匂いも殆どありません。ただ、普通物の薬品とはいえ科学薬品に変わりはありませんので、色んな体質のお客様がおられますので、ここの所はどうしても慎重になるところです。

●ペットを飼っておられるかどうか、飼っておられたらその場所と種類。

●井戸や池の確認

これらの安全確認をさせて頂きます。

施工の様子

そして本日の再消毒の様子です。玄関口に機材をセットさせて頂きます。

玄関

以前にリフォーム業者さんが床下の配管をやり替えるときに換気ブロックの格子を一つ外して管をとおしておられました。しかし、これではイタチやねずみが建物に侵入してくる原因となってしまいますし、ご主人様も「音がゴソゴソしてたもんね」ということでした。こちらの穴も塞がせて頂きました。

玄関の土間に薬剤注入の為の穴あけを細いドリルで行います。穴を開けたヶ所に薬剤を注入して

、開けた穴には小さい木栓を打ち込み、その上からセメントを塗って元通りにします。

玄関の隠れ土台、玄関の壁の中、風呂場の高土台も薬剤注入の為に小さくドリルで穴を開けます。

風呂場

風呂場がタイルの場合はタイルの目地に小さく穴を開けて薬剤を注入を行います。最近多いユニットバスの場合には床下からの散布が可能ですのでこの作業は必要ありません。そして壁は同じくタイルの目地に穴を開けて薬剤を注入します。この壁の注入作業のあとは殆ど分からなくなります。

床下

床下の薬剤散布です。白ありが今後入ることが無いように薬剤のバリヤをはります。同時に基礎周辺も消毒していきます。

お客様とご一緒に写真撮影

作業が終わってご主人様に「ご主人様すいません、ご一緒に写真を撮ってもいいでしょうか？」とお尋ねさせて頂きますと「おっ？・・いいよ！」と引き受けて下さいました。ここでお困りの様子があれば、それ以上はもちろんお願いはできませんので、すみませんと言って失礼をお詫びします。本日のＩ様はお引き受け下さったのですが、足元がズルッ、ズルッと下がっていかれます。

あのぉ、ご主人様もう少し前にいいでしょうか？？「ん？よしっ！分かった」と前に出て来て下さるのですが、またズルッ、ズルッと下がっていかれました。Ｉ様。ご無理申し上げたみたいですみませんでした。でも帰り際に「どうも有難うね。また、5年間頼むね。」と言って頂いて私どももウレシ～～気分になりました。こちらこそどうぞよろしくお願いします。