床が軋むのはシロアリ被害かも?点検方法と対策

床が軋む シロアリ

床を歩くたびに「ギシギシ」「キシキシ」と音が鳴ると、家のどこかが傷んでいるのではないかと心配になりますよね。

その「床が軋む」原因として見逃せないのが、シロアリの被害です。実は、シロアリは床下や壁の中の木材を食べてしまい、気づかないうちに家全体の耐久性を低下させることがあります。

この問題を放置すると、家の倒壊や床の抜けなど、重大なリスクが発生する可能性もあります。本記事では、「床が軋む原因」について詳しく解説するとともに、特にシロアリが原因である場合の見極め方や、効果的な対策方法についてもご紹介します。

自分で確認する方法や、専門業者に依頼するメリットも解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

記事のポイント
床が軋む原因にシロアリが関係している可能性があること。
シロアリ被害を放置すると家全体にリスクがあること。
自分での点検方法と専門業者に依頼するメリット。
早期に対策することで被害を最小限に抑えられること。

床が軋む原因とは?

床が軋む原因はさまざまです。以下に、主な原因を詳しく解説します。

木材の自然な伸縮

木材は湿度や温度の変化に影響されやすく、環境が変わることで収縮したり膨張したりします。このとき、木材同士が擦れ合い、軋む音が発生します。

特に梅雨や冬の乾燥する季節、湿度が高い夏などに音が目立ちやすく、これが原因である場合は構造の問題とは異なり、大きな修理は必要ありません。

しかし、頻繁に音が鳴る場合は、他の要因を疑うことが重要です。

経年劣化

長年使用されている木材は、強度が低下しやすくなります。

その結果、歩くたびに木材が動いて擦れ、軋む音が出ることがあります。また、長年の使用によって接着剤が劣化し、床材の隙間が広がることも音の原因になることがあります。

特に台所や廊下など頻繁に人が歩く場所では、経年劣化による軋みが起こりやすいです。

施工上の問題

床が軋む原因には、施工上の問題も考えられます。

たとえば、床下の木材が均等に配置されていない場合や、床板が釘やボルトでしっかりと固定されていない場合、歩くたびに音が鳴ることがあります。

特に古い住宅では、こうした施工ミスが原因で音が出るケースも見受けられます。

シロアリ被害

最後に挙げる最も危険な原因が、シロアリによる被害です。

シロアリは木材を食べてしまい、床材がスカスカになるため、歩くたびに軋みが生じることがあります。

この問題を放置すると、シロアリが増殖し、床だけでなく壁や柱、場合によっては家全体の耐久性にも影響を及ぼします。シロアリが原因の場合は、早急な対応が必要です。

床が軋む原因がシロアリかを見極める方法

床が軋む シロアリ

「床が軋む」原因がシロアリかどうかを確認するためのポイントを解説します。

シロアリ被害の兆候

以下の兆候が見られる場合、シロアリ被害の可能性が高いです:

  • 床や壁を叩くと空洞音がする:床や柱に空洞音が感じられる場合、内部がシロアリに食べられている可能性があります。
  • 床や柱の表面に黒ずみがある:シロアリ被害が進行していると、床や柱の表面に黒ずみが発生することがあります。
  • ドアや襖の開閉がスムーズでなくなる:シロアリが原因で柱や土台が歪み、ドアや襖の開閉に支障をきたすことがあります。
  • 庭や家の周囲で羽アリを見かける:羽アリが目に見える場所に出ている場合は、シロアリがすでに家の内部にいる可能性があります。

DIYで行える簡単チェック法

簡単にできるチェック方法としては、以下の方法があります。

  • 床や壁を叩いて音を確認:空洞音がする場合は要注意です。
  • 木材が柔らかくなっていないか確認:木材がフニャフニャしている場合、シロアリ被害が進行している可能性があります。

専門業者に依頼するメリット

自分で確認するのが難しい場合や、被害が深刻化していると感じた場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者であれば、シロアリ被害があるかどうかの確認を行い、具体的な対策を提案してくれます。特に無料で床下の点検を行っている業者も多いため、シロアリ被害が疑われる場合はプロに相談することが賢明です。

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床が軋むのを防ぐための基本的な対策

床が軋む シロアリ

シロアリ被害や経年劣化による床の軋みを防ぐために、日頃から行える対策を紹介します。

湿度管理の重要性

湿度が高いとシロアリが繁殖しやすくなるため、湿度管理が重要です。洗面所や台所など湿気がこもりやすい場所では、換気をしっかり行い、必要に応じて除湿機を活用しましょう。

床の清掃とメンテナンス方法

床の清掃を行う際は水拭きを避け、乾拭きを推奨します。フローリングワックスを定期的に使用することで、床材を保護し、長持ちさせることができます。

敷物の活用

カーペットやマットを敷くことも、床の軋みを防ぐ有効な方法です。特に水回りに敷物を使用すると、湿気を直接床に吸収させないため、シロアリの予防にも役立ちます。

床が軋む原因がシロアリだった場合の対策

シロアリ駆除

シロアリ被害が原因だった場合、迅速な駆除が必要です。以下の方法を参考にしてください。

早急なシロアリ駆除の重要性

シロアリは放置していると被害が広がります。早急に駆除を行うことで、家全体の耐久性を保つことができます。

シロアリ駆除方法の紹介

  • バリア工法(薬剤散布):床下や土壌に薬剤を散布し、即効性が高い駆除方法です。定期的な再散布が必要です。
  • ベイト工法(毒エサ設置):毒エサを家の周囲に設置し、巣ごと駆除する方法で、安全性が高いですが、定期的な管理が必要です。

信頼できる業者の選び方

業者を選ぶ際は、木材の修繕まで対応してくれるか、また作業内容や費用が妥当であるか確認しましょう。

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床が軋むのを放置するリスク

床が軋む シロアリ

シロアリ被害や床の軋みを放置すると、以下のリスクが高まります。

家全体への影響

シロアリが増殖すると、家の構造全体が劣化し、最悪の場合倒壊の危険もあります。

天災時のリスク増加

シロアリで家の耐久性が低下していると、地震や豪雨などの影響を受けやすくなり、損傷が拡大するリスクがあります。

まとめと早期対策の重要性

床が軋む原因がシロアリである場合、放置すると家全体に被害が広がり、家の耐久性が低下して倒壊や天災時のリスクが高まります。そのため、軋み音に気づいたら、早めの点検と対策が重要です。

自分で確認することも可能ですが、見えない部分の被害は素人では見つけにくいため、専門業者に依頼するのが安心です。

多くの業者は無料で床下点検を行っており、シロアリの発生や被害状況を細かくチェックしてもらえます。早期対策を行うことで、家の安全性を保ち、修繕費用も抑えられます。

気になる軋みがあれば、早めに点検を依頼し、適切な対応を取りましょう。

 

最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。

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最後までお読みいただきましてありがとうございました。

あい営繕

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