「シロアリ駆除の料金はどれくらいかかるの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

シロアリの被害は、放置すると家の耐久性を大きく損なうため、適切なタイミングで駆除を行うことが大切です。

しかし、業者によって料金が大きく異なり、「適正価格が分からない」「どの業者を選べばいいか迷う」という方も多いのが現状です。

そこで本記事では、「シロアリ駆除 料金」の相場、業者ごとの料金比較、安く抑えるためのポイントを徹底解説します。さらに、悪徳業者の見分け方や補助金を活用する方法も紹介します。

シロアリ駆除のコストを抑えつつ、確実に家を守るための知識を身につけましょう！

記事のポイント
● シロアリ駆除の料金相場と業者ごとの違いを理解できる。
● シロアリ駆除を安く抑えるための方法が分かる。
● 悪徳業者を見分けるポイントを知ることができる。
● 市役所の補助金を活用する方法を学べる。

シロアリ駆除 料金の相場はいくら？

「シロアリ駆除の費用ってどれくらいかかるの？」と気になっている方も多いでしょう。業者によって金額に幅があるため、適正価格を知らないと必要以上に高い料金を支払ってしまう可能性もあります。

この記事では、シロアリ駆除の全国平均相場や、一軒家の広さごとの目安、業者ごとの料金の違いについて詳しく解説します。これからシロアリ対策を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

シロアリ駆除の全国平均相場は「3,800円〜10,000円/坪」

シロアリ駆除の費用は、1坪あたり3,800円〜10,000円が一般的な相場です。この金額には、使用する薬剤の種類や施工方法、アフターサービスの有無などが影響します。

例えば、薬剤を散布する「バリア工法」は比較的安価ですが、巣ごと駆除する「ベイト工法」は施工期間が長く、料金も高くなる傾向にあります。

一軒家30坪の場合：相場は約11万円〜30万円

一般的な30坪の一軒家でシロアリ駆除を行う場合、約11万円〜30万円が相場とされています。

ただし、料金には以下のような要因が影響します。

• シロアリ被害の範囲：駆除するエリアが広いほど費用が増加
• 施工方法：薬剤散布（バリア工法）は安め、ベイト工法は高め
• 保証の有無：5年保証などがつくと料金が上がることも

「30万円は高すぎる」と感じるかもしれませんが、重度の被害がある場合や追加工事が必要な場合はこのくらいの費用がかかることもあります。

業者による価格の違い：農協・ダスキン・地元業者の違い

シロアリ駆除の業者には、大手企業・地域密着型の業者・農協などがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

1. 農協のシロアリ駆除料金

• 料金相場：坪単価 4,500円〜7,000円
• メリット：比較的安心感がある
• デメリット：地元業者と比べるとやや割高

農協のシロアリ駆除は、料金が比較的安定しており、信頼性が高いのが特徴です。ただし、個別の価格交渉ができないため、融通が利きにくい点もあります。

2. ダスキンのシロアリ駆除料金

• 料金相場：坪単価 5,000円〜8,000円
• メリット：全国対応、保証サービスが手厚い
• デメリット：費用は高め

ダスキンは、全国対応で手厚いアフターサポートが特徴です。ただし、料金は地元業者と比べるとやや高め。特に、ベイト工法を希望する場合は相場より高額になる傾向があります。

3. 地元業者のシロアリ駆除料金

• 料金相場：坪単価 3,800円〜10,000円（業者により大きく異なる）
• メリット：価格交渉がしやすく、柔軟な対応が可能
• デメリット：業者によって品質に差がある

地元業者は、料金にバラつきがありますが、直接相談できるためコストを抑えられる可能性があります。ただし、しっかりと実績を確認しないと、施工品質にバラつきがある点に注意が必要です。

一軒家50坪のシロアリ予防費用：相場は15万円〜40万円

50坪の一軒家の場合、シロアリ駆除の費用は15万円〜40万円が相場です。駆除ではなく「予防」の場合は、施工内容がシンプルになるため、坪単価が若干安くなることがあります。

50坪の家で予防工事をする場合の料金

• バリア工法（薬剤散布）：15万円〜25万円
• ベイト工法（毒餌設置）：25万円〜40万円

予防工事は「シロアリが発生していない状態」で行うため、施工がスムーズで費用も抑えられます。ただし、定期的な点検が必要であり、5年ごとに再施工するのが一般的です。

【関連記事】シロアリ駆除 費用 30坪の相場は？最安値と高額になる条件を解説

適正な価格を知って、損をしないようにしよう！

シロアリ駆除の料金は、1坪あたり3,800円〜10,000円が相場です。

• 一軒家30坪 → 約11万円〜30万円
• 一軒家50坪 → 約15万円〜40万円（予防工事なら安くなる）
• 業者による違い
  • 農協：料金は安定しているが、融通が利きにくい
  • ダスキン：全国対応＆手厚いサポートだが料金は高め
  • 地元業者：交渉次第で安くなるが、業者ごとに品質の差がある

シロアリ駆除は、家の寿命に大きく関わる大切な工事です。「適正価格を知ること」が、無駄な出費を防ぐ第一歩になります。

複数の業者に見積もりを依頼し、自分の家に合った最適な施工方法を選びましょう！

シロアリ駆除 費用の計算方法

シロアリ駆除の費用は、一律で決まっているわけではありません。家の広さや施工方法によって変動するため、事前に計算方法を理解しておくことが大切です。

適正価格を知っておくことで、見積もりの比較がしやすくなり、不必要な追加料金を避けることができます。

ここでは、シロアリ駆除費用の基本的な計算方法と、追加費用がかかるケース、業者ごとの料金比較について詳しく解説します。

シロアリ駆除の費用は「施工面積 × 単価」で決まる

シロアリ駆除の費用は、基本的に「施工面積（坪 or ㎡）」×「単価（坪単価 or ㎡単価）」で計算されます。

1. 施工面積の計算

一般的な一軒家での施工面積は、家の床面積の約70〜80%程度と考えられます。例えば、30坪の家なら実際の施工面積は約21〜24坪になります。

2. 坪単価・㎡単価の相場

• 坪単価の相場：3,800円〜10,000円/坪
• ㎡単価の相場：1,150円〜3,000円/㎡

例えば、坪単価が6,600円の業者に30坪の家（施工面積24坪）でシロアリ駆除を依頼する場合、6,600円 × 24坪 = 158,400円が基本料金になります。

ただし、実際の見積もりでは、家の構造や被害の程度によって追加料金が発生することがあるため、次のポイントにも注意しましょう。

追加費用がかかるケース

シロアリ駆除の見積もりには、基本料金だけでなく、追加費用が発生するケースがあります。特に以下のような作業が必要になると、総額が2〜5万円以上高くなる可能性があります。

1. 床下点検口の作成（約3万円〜4万円）

シロアリ駆除の施工には床下へのアクセスが必要ですが、床下収納や点検口がない家では、新たに点検口を作る必要があります。その場合、約3万円〜4万円の追加費用がかかることがあります。

2. 湿気対策（約3,500円〜7,000円/坪）

シロアリは湿気の多い環境を好むため、駆除と同時に湿気対策（調湿剤の設置や換気システムの導入）を勧められることがあります。

費用は施工面積によりますが、追加で2〜5万円程度が発生することもあります。

3. 基礎外周処理（約4,500円〜5,500円/m）

建物の基礎部分にも薬剤を注入する処理を行う場合、1mあたり4,500円〜5,500円の追加料金が発生します。

特に、シロアリ被害が深刻な場合は、家全体の基礎部分に処理が必要となり、費用が高額になることもあります。

これらの追加費用を考慮すると、最終的な駆除費用は見積もりよりも高くなることがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

「農協 vs ダスキン vs 地元業者」料金比較

シロアリ駆除の料金は、業者ごとに違いがあります。全国的にサービスを提供している農協やダスキン、そして地域密着型の地元業者の料金を比較してみましょう。

1. 農協のシロアリ駆除

農協は、全国的にサービスを展開しており、料金が比較的安定しているのが特徴です。追加費用が発生しにくい反面、個別の価格交渉が難しいデメリットもあります。

2. ダスキンのシロアリ駆除

ダスキンは、手厚いアフターサービスが魅力ですが、追加費用が発生しやすい傾向があります。例えば、湿気対策や基礎外周処理を勧められることが多く、見積もり時より費用が上がるケースがあります。

3. 地元業者のシロアリ駆除

地元業者は、価格が柔軟で交渉次第では安く施工できる可能性があるのがメリットです。ただし、業者によって施工品質や保証内容に差があるため、事前に口コミや実績を確認することが重要です。

シロアリ駆除費用を適正価格で抑えるコツ

シロアリ駆除の費用は、「施工面積（坪 or ㎡）」×「単価（坪単価 or ㎡単価）」で決まります。ただし、追加費用がかかるケースも多いため、事前に確認することが大切です。

• 施工面積 × 坪単価 or ㎡単価 で基本料金を計算
• 床下点検口の作成や湿気対策で追加費用が発生することも
• 農協・ダスキン・地元業者で料金が異なるため比較が必要

特に、複数の業者から相見積もりを取ることで、適正価格で施工できる可能性が高まります。シロアリ被害を防ぐためにも、早めの対策を心がけましょう！

シロアリ駆除を安くする方法

シロアリ駆除は家を守るために重要な作業ですが、決して安いものではありません。しかし、適切な方法を活用すれば、費用を抑えることが可能です。

ここではシロアリ駆除のコストを削減するための3つの方法を詳しく解説します。補助金の活用から相見積もりの取り方、予防とセットでの施工など、知っておくだけでお得になる情報をまとめました。

1. シロアリ駆除 補助金・市役所の支援を活用する

意外と知られていませんが、一部の自治体ではシロアリ駆除の補助金制度を設けていることがあります。補助金を活用すれば、数万円〜10万円ほどの費用を節約できる可能性があります。

市役所でシロアリ駆除の補助金が出る地域がある

市町村によっては、シロアリ駆除費用の一部を負担してくれる制度があります。補助の内容は自治体によって異なりますが、例えば最大10万円の補助金が支給されるケースもあります。

補助金の対象となる条件は自治体によって異なりますが、主に以下のようなものが挙げられます。

• 築年数が一定以上（例：築10年以上）の住宅
• 地域の防蟻対策の一環として指定されている地域に住んでいる
• 事前申請をして、指定業者による施工を受けること

補助金が使えるか確認する方法

補助金の有無を確認するには、市役所・県庁のホームページで「シロアリ 駆除 補助金」などのキーワードで検索してみましょう。

また、電話で問い合わせれば、具体的な申請方法や必要書類についての案内を受けることができます。補助金の申請は施工前に行う必要があるケースが多いため、事前にしっかり確認しておきましょう。

2. 複数の業者に相見積もりを取る

シロアリ駆除の料金は、業者によって大きく異なります。そのため、1社の見積もりだけで決めず、複数の業者に相見積もりを取ることが重要です。

3〜5社の見積もりを比較すると、最大5万円以上安くなることも

相見積もりを取ることで、以下のようなメリットがあります。

• 適正価格が分かる（相場より高い業者を避けられる）
• 業者ごとの施工内容や保証を比較できる
• 値引き交渉がしやすくなる

例えば、A社とB社で同じ施工内容の見積もりを取った場合、A社が15万円、B社が12万円といったように料金に差が出ることは珍しくありません。

業者によっては「他社より安くします」と価格交渉に応じることもあるため、少なくとも3社以上から見積もりを取るのがベストです。

相見積もりのコツ

• 「〇〇社では○○円だった」と具体的な数字を伝える
• 施工内容（坪単価・㎡単価・薬剤の種類）をしっかり比較する
• 保証内容（無料点検の有無、アフターサポート）もチェックする

また、「シロアリ駆除の一括見積もりサービス」を利用すると、複数の業者から簡単に見積もりを取得できるので便利です。

3. シロアリ駆除と予防をセットで行う

シロアリ駆除をする際には、予防施工も同時に行うと料金が割引されることが多いです。特に、業者によっては「駆除と予防をセットで依頼すると50%OFFになる」ケースもあります。

予防施工は駆除と同時にやると50%OFFになるケースが多い

シロアリ駆除は「駆除」と「予防」に分けられますが、駆除の後に再びシロアリが発生しないようにするためには、予防施工が不可欠です。

通常、予防工事のみを依頼すると、1坪あたり3,500円〜7,000円の費用がかかります。しかし、駆除とセットで施工すると、予防施工の費用が半額になることも。

セット施工のメリット

• 長期的にシロアリの再発を防げる（5〜10年効果が持続）
• 再発時の追加費用を抑えられる（保証付きの業者も多い）
• 施工費用の総額を節約できる（駆除とセット割引で安くなる）

例えば、通常の駆除費用が15万円、予防施工が10万円かかるケースでも、セット割引を活用すると合計で17万円〜18万円程度に抑えられることがあります。

また、業者によっては「5年間無料点検付き」などの保証がつくため、長期的に考えるとコストパフォーマンスが良くなります。

シロアリ駆除の費用を抑えるなら、補助金・相見積もり・セット施工を活用しよう！

シロアリ駆除の費用を安く抑えるには、以下の3つの方法を実践するのが効果的です。

✅ 市役所の補助金を活用する → 最大10万円の補助が出る自治体もある
✅ 複数の業者に相見積もりを取る → 3〜5社を比較し、最適な価格を選ぶ
✅ 駆除と予防をセットで依頼する → セット割引で50%OFFになることも

特に、補助金制度が利用できるかどうかは事前にチェックしておくことが重要です。また、業者によって料金体系が異なるため、相見積もりを取ることで数万円の節約につながることもあります。

シロアリは早めの対策が肝心ですが、焦らずに費用を抑える方法をしっかり活用し、賢く駆除を依頼しましょう！

シロアリ駆除の業者を選ぶポイント

シロアリ駆除は、業者選びがとても重要です。適切な施工をしないと、数年後に再発するリスクがあるため、信頼できる業者を見極めることが大切です。

しかし、シロアリ駆除業者の中には、不当に高額な料金を請求する業者や、手抜き工事をする悪質な業者も存在します。

そこで、悪徳業者を見分けるポイント、信頼できる業者の選び方、実際の利用者の体験談について解説します。

悪徳業者の見分け方：「安すぎる業者は要注意！その理由とは？」

シロアリ駆除の料金は、1坪あたり3,800円〜10,000円が一般的な相場ですが、これより極端に安い業者には注意が必要です。

1. 異常に安い料金を提示する業者

「1坪1,000円で施工できます！」など、相場より極端に安い価格を提示する業者は、以下のようなリスクがあります。

• 薬剤の濃度を薄めて施工する（効果が短期間で切れる）
• 必要な範囲の施工を省略する（駆除できていない箇所が残る）
• 契約後に追加費用を請求される（最終的に高額になる）

初期費用を抑えようとして、結果的に駆除が不十分になり、数年後に再発して再施工が必要になることも。安すぎる価格を提示してくる業者には警戒しましょう。

2. 強引な営業をしてくる業者

訪問販売や電話営業で、「今すぐ施工しないと家が倒壊する！」などと不安を煽る業者にも要注意です。

本来、シロアリ駆除は緊急性の高い工事ではありません。一度見積もりを取り、他の業者と比較してから契約するのが基本です。契約を急がせる業者は、信用できない可能性が高いです。

3. 保証がない、もしくは曖昧な業者

信頼できる業者は、施工後の保証をしっかり提供しています。一般的には5年間の保証がつくことが多いですが、悪徳業者は保証内容を曖昧にしていたり、契約時に説明しなかったりします。

契約前に「保証内容を書面で確認できるか」を必ず聞き、保証がない業者は避けましょう。

信頼できる業者の条件：「日本しろあり対策協会の登録業者が安心」

シロアリ駆除の業者を選ぶ際に、信頼性を判断するポイントをいくつか紹介します。

1. 日本しろあり対策協会に登録されている業者

シロアリ駆除業者の中でも、公益社団法人「日本しろあり対策協会」に登録されている業者は、信頼性が高いです。

この協会に登録されている業者は、以下の基準を満たしています。

• 認定された薬剤を使用している（人体やペットへの影響が少ない）
• 適切な施工技術を持つスタッフが対応
• 定期的な技術講習を受けている

公式サイトで業者名を検索すれば、登録の有無を確認できます。施工を依頼する前に、必ずチェックするのが安心です。

2. 施工実績が豊富で、口コミ評価が良い

長年の施工実績があり、口コミ評価が良い業者は、信頼できる可能性が高いです。

業者選びの際には、以下の点を確認しましょう。

✅ 公式サイトに施工実績の写真や詳細が載っているか
✅ 口コミサイトやGoogleレビューで評価が高いか
✅ 実際の利用者の体験談が具体的に記載されているか

特に悪い口コミが多い業者は要注意です。「説明と違う料金を請求された」「施工後にすぐ再発した」などの口コミが多い場合は避けましょう。

「シロアリ駆除 いくら かかった？」利用者の体験談

実際にシロアリ駆除を依頼した方の体験談を紹介します。これを参考に、適正な価格や業者選びのポイントを理解しましょう。

体験談①：Aさん（築30年・木造一戸建て）

• 施工面積：30坪
• 駆除方法：バリア工法（薬剤散布）
• 料金：18万円（保証5年付き）

「相見積もりを3社から取りましたが、最も対応が良く、保証がしっかりしている業者に依頼しました。施工後も定期点検があり、安心感があります。」

体験談②：Bさん（築20年・鉄筋住宅）

• 施工面積：50坪
• 駆除方法：ベイト工法（毒餌設置）
• 料金：35万円（アフター点検付き）

「初めてのシロアリ駆除だったので、安すぎる業者には不安を感じました。結局、しっかりとした施工をしてくれる業者を選び、少し高かったですが納得のいく仕上がりでした。」

体験談③：Cさん（築15年・木造住宅）

• 施工面積：20坪
• 駆除方法：バリア工法
• 料金：9万円（保証なし）

「訪問販売で急かされて契約しましたが、施工後すぐに再発しました。後から調べたら、口コミが悪い業者だったと判明…。しっかり調べてから業者を選ぶべきでした。」

信頼できる業者を選んで後悔しないシロアリ駆除を！

シロアリ駆除は業者選びがとても重要です。悪徳業者に騙されず、適正な価格で安心できる施工を受けるためには、以下のポイントを意識しましょう。

✅ 相場より極端に安い業者には注意！（安い＝手抜き工事の可能性あり）
✅ 日本しろあり対策協会の登録業者を選ぶ（公式サイトで確認可能）
✅ 施工実績や口コミをチェック（特に悪い口コミが多い業者は避ける）
✅ 相見積もりを取り、複数の業者を比較する（3〜5社の見積もりが理想）

シロアリ駆除は一度しっかりと施工すれば、5〜10年間は効果が持続します。安さだけで選ばず、信頼できる業者を選ぶことが、結果的にコストを抑えることにもつながります。

焦らず慎重に業者を選び、大切な家をしっかり守りましょう！

シロアリ 何年で家がダメになる？

シロアリ被害は、放置すると家の耐久性を大きく損なう原因になります。しかし、被害の進行スピードや影響はあまり知られておらず、「まだ大丈夫」と考えて放置してしまうケースも少なくありません。

実際、シロアリの被害が進行すると、5〜10年ほどで建物の強度が低下し、最悪の場合は建て替えが必要になることもあります。

ではシロアリが家に与える影響と、早期発見のポイントについて解説します。

シロアリ被害は5〜10年で家の耐久性を大きく損なう

シロアリは、木材を主なエサとしているため、家の柱や床材を徐々に食い尽くしてしまう害虫です。特に、床下や壁の内部で活動するため、被害が進行しても気付きにくいのが厄介な点です。

シロアリ被害が進行するスピード

• 1〜3年目： 目に見える被害は少ないが、木材内部で食害が始まる
• 5年目： 柱や土台の強度が低下し、床が軋む、傾くなどの症状が出始める
• 10年目： 柱がスカスカになり、耐震性が大きく低下。リフォームや建て替えが必要になることも

特に築年数が20年以上の木造住宅は、シロアリ被害が進行しやすいため、定期的な点検が欠かせません。

発見が遅れると、最悪の場合「建て替え」が必要になるケースも

シロアリの被害を放置すると、家の耐久性が大きく損なわれ、大規模な補修が必要になることがあります。

被害が深刻化したケース

• 柱がシロアリに食べられ、家が傾いてしまった
• 床が抜け落ちるほど木材が脆くなった
• 天井や壁までシロアリが侵食し、修繕では対応できない状態になった

このような状況になると、部分的な修理では済まず、建て替えや大規模リフォームが必要になります。

特に、耐震性に影響を与える柱や土台が食害を受けると、地震の際に倒壊リスクが高まるため、早めの対策が不可欠です。

シロアリ被害を防ぐための「早期発見チェックリスト」

シロアリは、被害が進行してから気付くと手遅れになることが多いため、早期発見が非常に重要です。以下のチェックリストを活用し、シロアリの兆候がないか定期的に確認しましょう。

✅ 床や階段がギシギシと軋む（床下の木材が弱くなっている可能性）
✅ 床が沈むような感覚がある（内部がスカスカになっている）
✅ 壁や柱を叩くと空洞音がする（木材の内部が食べられている）
✅ 家の中や周囲で羽アリを見かける（シロアリの繁殖のサイン）
✅ 柱や床に無数の穴が空いている（シロアリが侵入した跡）
✅ 玄関やお風呂場の近くに土の筋（蟻道）がある（シロアリの通り道）

もしこれらのサインが1つでも当てはまる場合は、すぐに専門業者に相談するのが安心です。

早期発見・早期対策で家を守ろう！

シロアリ被害は5〜10年で家の耐久性を著しく低下させるため、放置せず早めの対策を行うことが大切です。

特に気をつけるポイント
✅ シロアリ被害は5年を過ぎると床や柱の強度が低下
✅ 10年放置すると建て替えが必要になるケースも
✅ 定期的な点検と「早期発見チェックリスト」で異変を見つける

シロアリは、予防と早期発見が最も重要です。「うちはまだ大丈夫」と思わず、定期的な点検やシロアリ予防の対策を心がけましょう！

まとめ｜シロアリ駆除は相場を知り、安く抑えよう

シロアリ駆除は、適正な価格を知ることが大切です。相場を理解し、信頼できる業者を選べば、無駄な出費を防ぐことができます。

シロアリ駆除の相場を把握する

シロアリ駆除の料金は、1坪あたり3,800円〜10,000円が目安です。施工面積や工法、保証の有無によって金額は変動しますが、極端に安い業者には注意が必要です。

補助金・市役所の支援を活用する

一部の自治体では、シロアリ駆除に対する補助金を提供していることがあります。市役所や県庁のホームページで確認し、補助金を活用すれば、数万円単位で費用を抑えることも可能です。

相見積もりと信頼できる業者選びが重要

シロアリ駆除を依頼する際は、3〜5社の相見積もりを取り、料金・施工内容・保証を比較しましょう。

信頼できる業者を選ぶには、日本しろあり対策協会の登録業者や、口コミ評価の高い業者を選ぶことがポイントです。

シロアリ被害は放置すると家の耐久性が低下し、大規模な修繕が必要になることもあります。早めの対策と賢い業者選びで、コストを抑えつつ確実に駆除を行いましょう！

 

 

最後に．
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。

【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは？

最後までお読みいただきましてありがとうございました。