シロアリ駆除をしたのに再発するケースが多発している
シロアリ駆除をしたはずなのに、数カ月後、あるいは数年後にまたシロアリが発生するケースが後を絶ちません。
駆除が完了したと思って安心していたのに、再び羽アリを見つけたり、床や柱が弱くなっているのを発見したりすると、不安になりますよね。
シロアリの再発は、決して珍しいことではありません。家の構造や施工の仕方、周辺環境によっては、しっかりと駆除しても新たなシロアリが侵入することがあるのです。
では、なぜ駆除したにもかかわらず、またシロアリが出てしまうのでしょうか?
「駆除したのにまた出た…」と悩む人が多い
シロアリ駆除のあとに再発してしまうと、「業者の施工ミスでは?」と疑ってしまうかもしれません。
しかし、実はシロアリは非常にしぶとく、一度の駆除で完全に防げるとは限りません。たとえば、床下の奥や壁の内部など目に見えない場所で薬剤が行き届いていなかったり、薬剤の効果が経年で消えてしまったりすると、再発する可能性が高くなります。
また、シロアリの侵入経路はさまざまで、駆除したエリアとは別の場所から新たに侵入してくることもあります。
さらに、シロアリが好む環境(湿気が多い、換気が悪いなど)が改善されていないと、再びシロアリが発生しやすくなります。
この記事でわかること
この記事では、シロアリの再発原因とその対策について、わかりやすく解説します。具体的には、
- シロアリが再発しやすい5つの理由
- シロアリ駆除後に気をつけるべきポイント
- 再発を防ぐための対策
- 失敗しない業者選びのコツ
- シロアリ駆除や再発防止にかかる費用
などについて詳しくお伝えします。
シロアリは放置すると家の耐久性をどんどん弱めてしまう恐れがあります。もし「駆除したのにまた出たかも?」と感じたら、すぐに適切な対策を取ることが大切です。この記事を参考に、シロアリ被害を防ぐための正しい知識を身につけていきましょう!
シロアリ駆除したのにまた出た…考えられる5つの原因
シロアリ駆除をしたのに、しばらくするとまたシロアリが出てしまうことがあります。駆除業者に依頼してしっかり施工してもらったはずなのに、なぜ再発してしまうのでしょうか?
シロアリの再発には、いくつかの共通する原因があります。この記事では、シロアリ駆除後に再発しやすい5つの理由を詳しく解説し、効果的な対策もご紹介します。
1. 目視で確認できない場所の被害
シロアリ駆除は、床下や壁の中など目に見えない場所に薬剤を散布して行います。
しかし、すべての場所を目で確認できるわけではありません。例えば、家の基礎部分の奥や、構造上アクセスできない部分にシロアリが潜んでいることもあります。
このようなケースでは、たとえ薬剤を散布したとしても、見えない部分に潜んでいたシロアリが生き残ってしまい、時間が経つと再び被害が広がる可能性があります。
また、被害の範囲が広がっている場合、目視できる範囲だけ駆除しても別の場所にまだシロアリが残っていることがあります。
対策:点検時にカメラを使う業者を選ぶ
シロアリの再発を防ぐには、点検時にカメラを使って床下や見えない部分をしっかりチェックできる業者を選ぶことが大切です。
内視鏡カメラを使う業者なら、基礎の奥や狭い場所まで確認し、シロアリが潜んでいないかを調査できます。
また、施工後に写真を提供してくれる業者を選ぶことで、どこまで薬剤が行き届いているかを確認できるため安心です。
2. シロアリの侵入経路を見落としている
シロアリは床下だけでなく、思わぬ場所から家に侵入することがあります。
例えば、基礎部分と化粧モルタルの隙間や、基礎断熱と土台の間などは、シロアリが見つかりにくい侵入経路です。
これらの場所を見落としたまま駆除を行うと、数カ月後に別のルートからシロアリが侵入し、再び被害を受けることになります。
また、近隣の家でシロアリ被害が発生している場合、そちらから飛んできたシロアリが新たに侵入することもあります。
対策:建物全体の調査を徹底し、見落としを防ぐ
シロアリの侵入経路を完全に防ぐためには、駆除の際に建物全体をくまなくチェックすることが重要です。
床下だけでなく、外壁や基礎部分、玄関や窓の周辺も調査し、シロアリが侵入できる隙間がないか確認しましょう。
また、シロアリが寄り付きやすい木材や湿気の多い場所を特定し、侵入のリスクを減らすことも大切です。
3. 薬剤の効果が切れている(5年以上経過)
シロアリ駆除に使用する薬剤には効果の持続期間があります。現在使用されている薬剤の多くは、安全性を考慮して 5年程度 で効果が消えてしまいます。
そのため、5年以上経過すると薬剤が効かなくなり、シロアリが再び侵入しやすくなります。
また、施工時に十分な量の薬剤が散布されていなかった場合、想定よりも早く効果が切れることもあります。
対策:5年ごとに再施工する、定期点検を依頼する
シロアリの再発を防ぐためには、薬剤の効果が切れる前に再施工を行うことが大切です。
目安として 5年ごとにシロアリ駆除業者に点検を依頼し、必要であれば薬剤を再散布 しましょう。定期的な点検を行うことで、シロアリの侵入を早期に発見し、大きな被害を防ぐことができます。
4. シロアリが発生しやすい環境のまま
シロアリは湿気を好みます。床下の湿度が高い、換気が不十分、水漏れがあるといった環境では、シロアリが再発しやすくなります。
せっかく駆除しても、家の環境が変わらなければ、新たなシロアリが発生するリスクは高まります。
例えば、浴室やキッチンの下に水が溜まりやすい場合、シロアリが生き延びる可能性が高くなります。
対策:換気設備の見直し・調湿剤の活用・リフォームを検討
シロアリの発生を防ぐためには、 床下の湿気対策が欠かせません。
換気口を設置する、調湿剤を使用する、防湿シートを敷くといった方法で、床下の湿度を適切に管理しましょう。
また、長期間にわたって湿気が多い場合は、根本的なリフォームを検討するのも有効な手段です。
5. 施工不良や悪質業者の手抜き工事
シロアリ駆除業者の中には、 施工を適当に済ませてしまう悪質業者 も存在します。
一部の業者は、薬剤を十分に散布しなかったり、シロアリの発生源をしっかり調査しないまま作業を終えたりすることがあります。
その結果、駆除したはずの場所にシロアリが残り、再び被害が広がるケースがあるのです。
対策:過去の施工事例や保証制度をチェックする
シロアリ駆除を依頼する際は、業者の施工実績を確認しましょう。
ホームページに 施工事例や顧客の口コミが掲載されているか もチェックポイントです。また、施工後の保証がある業者を選ぶと、もしシロアリが再発した場合でも 無料で対応してもらえる場合があります。
保証の内容や対応範囲を事前に確認し、信頼できる業者を選びましょう。
シロアリの再発を防ぐには、駆除後のメンテナンスがとても重要です。点検や環境改善をしっかり行うことで、大切な住まいをシロアリの脅威から守りましょう。
シロアリ駆除後の注意点!再発しないための徹底対策
シロアリ駆除を終えて一安心したのも束の間、再びシロアリが発生してしまうケースは少なくありません。
駆除が完全にできていなかったのか、それとも別の原因があるのか、悩んでしまいますよね。
実は、シロアリ駆除後にも注意すべきポイントがいくつかあります。特に、「羽アリが発生する」「ゴキブリが増えた」「換気が悪いと再発しやすい」といった問題が起こることがあるのです。
シロアリ駆除後に羽アリが出るのはなぜ?
シロアリ駆除をした後に、室内や庭で羽アリを見かけることがあります。
このような状況に遭遇すると、「駆除がうまくいっていなかったのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、羽アリが発生する理由にはいくつかのパターンがあり、すべてが駆除の失敗とは限りません。
まず考えられるのが、駆除によって巣が壊され、元々いたシロアリが羽アリになって飛び出してきたというケースです。
シロアリは生き残るために群れを作る習性があり、駆除されたことで一部の個体が巣を離れて移動することがあります。
もう一つの可能性は、駆除した場所とは別のところで新たなシロアリの発生源がある場合です。
駆除した後も、周囲の環境がシロアリにとって住みやすい状態のままだと、別のシロアリが新たに侵入してくることがあります。
対策: すぐに専門業者に点検を依頼
羽アリを見かけた場合は、シロアリが再発しているのか、それとも一時的なものなのかを判断することが重要です。
自分で判断するのは難しいため、できるだけ早く専門業者に点検を依頼しましょう。
また、羽アリの発生源が屋外であれば、家の近くにシロアリが生息している可能性もあるため、庭や基礎周りの点検も忘れずに行うことが大切です。
シロアリ駆除後にゴキブリが増える理由とは?
シロアリ駆除をした後に、なぜかゴキブリをよく見かけるようになったという声を聞くことがあります。一見関係がないように思えますが、実はシロアリ駆除が影響していることがあるのです。
シロアリとゴキブリは、どちらも湿気の多い場所を好みます。
そのため、シロアリがいた床下や壁の隙間には、ゴキブリも潜んでいることが少なくありません。シロアリ駆除を行ったことで巣が破壊され、そこに住みついていたゴキブリが逃げ出してしまうことがあります。
また、シロアリ駆除の際に使用した薬剤が、ゴキブリの活動を活発にさせる可能性もあります。一時的に刺激を受けたゴキブリが、家の中に出てくることがあるのです。
対策: 防虫対策も同時に行う(換気・隙間対策)
シロアリ駆除をした後は、ゴキブリなどの害虫対策も併せて行うと安心です。
まずは、家の中や床下の 換気をしっかり行う ことで、ゴキブリが好む湿気のある環境を改善しましょう。また、家の隙間をしっかり塞ぐことで、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。
さらに、ゴキブリ専用の駆除剤を使用するのも効果的です。特に、シロアリがいた場所にはゴキブリが住み着きやすいため、駆除後すぐに対策を始めるのがポイントです。
シロアリ駆除後の換気が大切な理由
シロアリが発生する大きな要因の一つに「湿気」があります。
シロアリは乾燥した場所では生きていけません。そのため、床下や壁の内部が湿気でジメジメしていると、シロアリが再び発生するリスクが高まります。
特に、シロアリ駆除を行った後は、家の構造が変化し、一時的に湿気がこもりやすくなることがあります。換気が不十分だと、せっかく駆除をしても、すぐにシロアリが再発してしまう可能性があります。
対策: 換気口を塞がず、床下の通気を確保する
シロアリの再発を防ぐためには、家の 換気環境を改善することが重要 です。
まず、換気口を塞いでしまうと、床下の湿気がこもりやすくなり、シロアリが再び発生する原因になります。
特にリフォームや増築を行う際には、換気口の位置が変わっていないかを確認し、しっかり空気が流れるようにしましょう。
また、調湿剤や防湿シートを活用して、床下の湿度を適切に管理するのもおすすめです。湿気がこもらないように、定期的に点検を行いながら、長期的にシロアリが発生しにくい環境を整えましょう。
シロアリ駆除をした後も、油断は禁物です。羽アリの発生、ゴキブリの増加、湿気による再発といった問題にしっかり対応することで、シロアリの被害を防ぐことができます。
駆除が終わった後も定期的な点検を行い、住まいの環境を適切に保つことが大切です。安心して暮らせる家を守るために、ぜひ今回の対策を参考にしてください。
シロアリがいる家の特徴とは?再発しやすい環境の共通点
シロアリは特定の環境を好む生き物です。そのため、家の構造や周囲の状況によっては、シロアリが発生しやすい家とそうでない家があります。
駆除をしても再発する場合、家の環境がシロアリにとって住みやすい状態になっている可能性が高いです。
ここでは、シロアリが発生しやすい家の特徴と、その対策について解説していきます。自宅が当てはまるかどうかチェックし、早めの対策を心がけましょう。
床下の湿度が高い(結露・水漏れ)
シロアリが最も好むのは「湿気の多い場所」です。特に床下の湿度が高い家は、シロアリが繁殖しやすい環境になっています。
湿度が高くなる原因として、以下のようなことが考えられます。
- 換気が不十分で湿気がこもりやすい
- 基礎部分に水がたまりやすい構造になっている
- 浴室やキッチンの配管から水漏れしている
- 雨漏りが発生している
湿気が多いと、木材が水分を含みやすくなり、シロアリが侵食しやすい状態になります。特に結露が頻繁に発生している場合は要注意です。
対策: 床下の換気を改善し、防湿対策を行う
シロアリを寄せ付けないためには、まず湿気対策が必要です。換気口をしっかり開けて空気を循環させる、床下換気扇を設置する、調湿材を使用するなどの方法が効果的です。
また、配管の水漏れや雨漏りがある場合は、早めに修理を行いましょう。シロアリが発生しやすい環境をなくすことで、再発を防ぐことができます。
古い木材が使われている(耐久性が低い)
築年数が経過した家は、シロアリの被害に遭いやすい傾向があります。特に、古い木材が使われている家では、木材の強度が落ちており、シロアリにとって食べやすい状態になっています。
古い木材は、長年の湿気やカビの影響で脆くなりやすく、一度シロアリが侵入すると被害が広がりやすくなります。
また、以前にシロアリ被害を受けたことがある家では、駆除後の補修が不十分だと、再びシロアリが侵入しやすい状態になってしまいます。
対策: 木材の補強や交換を検討する
シロアリ対策として、古い木材の補強や交換を検討しましょう。
特に、過去にシロアリ被害を受けたことがある部分は、強度が落ちている可能性が高いため、適切な補修を行うことが大切です。
また、耐シロアリ性のある防腐処理された木材を使用することで、再発のリスクを軽減できます。リフォームの際には、シロアリ対策を意識した材料選びをすると良いでしょう。
近隣でシロアリ被害が発生している
シロアリは1つの家だけでなく、近隣の家にも広がることがあります。
例えば、隣の家でシロアリ被害が発生している場合、その影響で自宅にも侵入してくる可能性が高くなります。
シロアリは地下を通じて移動するため、1軒の被害が発覚した時点で、周囲の住宅にも警戒が必要です。
また、近くに古い空き家や放置された木材がある場合、そこがシロアリの発生源になっていることも考えられます。
対策: 定期的な点検を行い、早めの対策をとる
近隣でシロアリ被害が報告された場合は、自宅も影響を受ける可能性があるため、定期的な点検を行うことが大切です。
業者に依頼して床下や基礎部分の点検を受けることで、シロアリが侵入していないかを確認できます。早めにシロアリ対策を施すことで、大きな被害を未然に防ぐことができます。
ポイント
シロアリが発生しやすい家には、共通する特徴があります。
- 床下の湿度が高い → 換気を改善し、防湿対策を行う
- 古い木材が使われている → 木材の補強や交換を検討する
- 近隣でシロアリ被害が発生している → 定期的な点検を行い、早めの対策をとる
シロアリは放置すると建物の耐久性を大きく低下させる恐れがあります。被害が出る前に、適切な対策を取ることが大切です。
家の環境を見直し、シロアリの再発を防ぐための準備を進めていきましょう。
シロアリ対策の業者選び!優良業者を見極めるポイント
シロアリ駆除は、業者選びが非常に重要です。信頼できる業者を選ばないと、適切な施工が行われず、数年後に再発してしまうこともあります。
また、悪質な業者の場合、高額な追加料金を請求されるケースもあるため注意が必要です。
では、どのようなポイントに注意して業者を選べばよいのでしょうか?ここでは、シロアリ駆除業者を選ぶ際に確認しておくべき3つのポイントについて解説します。
保証の有無をチェック
シロアリ駆除を依頼する際には、施工後の保証がしっかりしているかどうかを確認することが大切です。
保証期間が短い業者や、そもそも保証がない業者は、再発した場合に再び高額な費用がかかる可能性があります。
保証期間は5年以上が望ましい
シロアリ駆除に使われる薬剤の効果は、一般的に5年程度とされています。
そのため、最低でも 5年以上の保証 を提供している業者を選ぶのがおすすめです。保証があることで、万が一再発しても無償で再施工してもらえる可能性があります。
無料点検の有無も重要
施工後のアフターサービスが充実しているかどうかも、業者選びの重要なポイントです。
保証期間内に 定期点検を無料で行ってくれる業者 なら、施工後のシロアリ発生を早期に発見できます。
また、業者によっては保証期間中の定期メンテナンスを実施してくれる場合もあるため、契約内容をしっかり確認しましょう。
料金体系が明確かどうか
シロアリ駆除は家の構造や被害の大きさによって費用が異なります。そのため、事前に見積もりを取ることが重要ですが、料金体系が不透明な業者には注意が必要です。
「坪単価+追加工事費用」を提示してくれるか確認
優良な業者は、 坪単価と追加工事費用を明確に提示 してくれます。
例えば、「1坪あたり○○円」と基準となる価格を示し、必要に応じて追加工事の費用を説明してくれる業者は信頼できます。
一方で、最初に安い価格を提示しておきながら、契約後に「追加の薬剤散布が必要」などの理由で大幅に料金を上乗せする業者も存在します。
こうしたトラブルを避けるためにも、 見積もりの段階で最終的な費用がどれくらいになるのかを確認 しておくことが大切です。
また、「見積もり無料」の業者であれば、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討しやすくなります。
口コミや評判をチェック
シロアリ駆除の業者を選ぶ際には、 実際に利用した人の口コミや評判を確認すること も大切です。
業者の公式サイトに掲載されている施工事例やお客様の声だけでなく、第三者の口コミサイトやレビューをチェックすると、より客観的な評価がわかります。
実績のある業者の口コミを確認し、悪質業者を避ける
優良業者を見極めるポイントとして、 過去の施工実績が豊富な業者を選ぶ ことも大切です。施工件数が多い業者ほど経験が豊富で、適切な駆除方法を提案してくれる可能性が高くなります。
また、口コミを見る際には「作業が丁寧だったか」「追加料金を請求されなかったか」「駆除後の対応がしっかりしているか」などを重点的に確認しましょう。
一方で、以下のような口コミが多い業者には注意が必要です。
- 施工後すぐにシロアリが再発した
- 追加料金を請求された
- 連絡しても対応が遅い
- 保証があると言われたのに、実際には受けられなかった
こうしたトラブルを避けるためにも、契約前に業者の評判をしっかりリサーチすることが重要です。
ポイント
シロアリ駆除の業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントをしっかり確認しましょう。
- 保証の有無をチェック → 5年以上の保証があり、無料点検やアフターサービスが充実している業者を選ぶ
- 料金体系が明確かどうか → 坪単価と追加工事費用がはっきりしている業者を選ぶ
- 口コミや評判をチェック → 実績のある業者を選び、悪質業者のトラブルに注意する
シロアリ駆除は一度の施工で終わるものではなく、長期間にわたる管理が必要です。しっかりと業者を選び、シロアリの被害から家を守りましょう。
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まとめ:シロアリ駆除後の再発を防ぐには?
シロアリ駆除をした後に、「また出た…」とならないためには、駆除だけでなく、その後の管理がとても大切です。
シロアリは目に見えない場所に潜んでいることが多く、一度駆除しても再発するケースが少なくありません。再発を防ぐためのポイントをしっかり押さえて、大切な家を守りましょう。
目視できない場所の点検を徹底する
シロアリは、床下や壁の内部など 目に見えない場所 に巣を作ることが多いです。
そのため、駆除の際に 床下全体や基礎の奥までしっかり点検すること が重要です。点検時には、カメラを使って詳細に調査してくれる業者を選ぶと安心できます。
また、駆除後もしばらくは油断せず、 定期的に点検 を依頼しましょう。特に駆除から数カ月後や1年後には、再発していないかを確認することが大切です。
侵入経路を特定し、対策を強化する
シロアリは どこから侵入したのかを特定しないと、何度でも発生する 可能性があります。例えば、基礎のひび割れや、床下の小さな隙間などからも侵入することがあります。
侵入経路をしっかり塞ぐためには、 外壁や基礎のひび割れを補修する、防湿シートを敷く などの対策が効果的です。
家の構造によって侵入しやすい場所は異なるため、専門業者と相談しながら対策を行いましょう。
定期点検と薬剤再施工(5年ごと)
現在使用されているシロアリ駆除の薬剤は 5年ほどで効果が薄れる ため、再発を防ぐためには 5年ごとに再施工 を行うのが理想的です。
また、保証付きの業者を選んでおくと、 一定期間内であれば無料点検や再施工を受けられる場合もあります。契約時に保証内容をしっかり確認し、定期的にメンテナンスをしてもらえる業者を選びましょう。
床下の湿気対策・換気の改善
シロアリは 湿気の多い環境を好む ため、 床下の湿気をコントロールすること がとても重要です。
湿気を防ぐためには、以下のような方法があります。
- 換気口をふさがない(通気を確保する)
- 床下換気扇を設置する(空気の流れをつくる)
- 防湿シートや調湿剤を活用する(湿度を一定に保つ)
これらの対策を組み合わせることで、 シロアリが発生しにくい環境 を作ることができます。
信頼できる業者を選ぶ
シロアリ駆除を依頼する業者選びも 再発を防ぐための重要なポイント です。業者によっては、適切な処理をせずに薬剤をまくだけで終わらせてしまうケースもあります。
業者選びの際は、以下の点を確認しましょう。
- 保証期間が5年以上あるか
- 施工後のアフターサポートが充実しているか
- 口コミや評判が良いか
複数の業者に見積もりを依頼し、信頼できる業者を慎重に選ぶことが大切です。
長期的な視点でシロアリ対策を行い、安心できる住まいを守ろう!
シロアリ駆除は、一度やれば終わりではありません。駆除後も 点検・環境改善・定期的なメンテナンス を行うことで、長期間シロアリの被害を防ぐことができます。
大切な家をシロアリから守るために、 長期的な視点を持ってしっかりと対策 していきましょう。業者選びからアフターケアまでを意識することで、シロアリ被害のない安心した住まいを維持できます。
最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会、公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。