動物の中には冬を冬眠して過ごす動物と冬眠しない動物がいます。私たちの周りではどのような動物が冬眠をして、どのような動物が冬眠しないのでしょうか?
人家の天井裏などに侵入してくるイタチや・アライグマ・ネズミなどは冬眠するのかしないのか?について解説させて頂きます。
この記事を読むと不気味に天井裏へ侵入してくる動物たちの特徴がわかり対策が可能となります。どうぞご覧ください。
この記事を書いたのは、公益社団法人日本ペストコントロール協会所属で、福岡県北九州市の害獣駆除業者「株式会社あい営繕」代表の岩永です。少しでもお役に立ちましたら幸いです。
冬眠する動物たち
冬眠をする動物には、以下のような代表的なものがいます:
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リス(特にシマリス):床に穴を掘って冬眠し、体温や代謝を大きく低下させて冬を越えます。
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コウモリ:寒い時期には洞窟や建物の隙間などに身を潜め、低温環境で体のエネルギーを節約して冬眠します。
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ハリネズミ:地中や葉の下で体を丸めて冬眠し、体温を下げてエネルギー消費を抑えます。
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ヒグマ:厳密には「冬ごもり」と呼ばれる状態で、代謝が少しだけ低下し、ほぼ動かずに過ごします。冬眠ほど深くはありませんが、食べ物をとらずに冬を越します。
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ヤマネ:木の根元やヤマ穴で、完全な冬眠状態になり、体温や代謝を極限まで落として冬を乗り切ります。
これらの動物は、冬眠することで厳しい冬の間に必要なエネルギーを節約し、春まで生き延びることができます。
冬眠しない動物の特徴
冬眠しない動物は、寒い環境でも体温を一定に保つためにエネルギーを使い続ける体の仕組みを持っています。これは交感神経や甲状腺ホルモンが前向きに働き、エネルギーを効果的に使って体温を維持します。
更に、これらの動物の体には、褐色脂肪組織と呼ばれる特別な脂肪があり、これが直接熱を発生させる役割を果たします。
褐色脂肪は、普通の脂肪と変わってエネルギーをすぐに熱に変えることができますこのような仕組みがあるため、イタチやアライグマ、ネズミなどは冬眠せず、冬でもエサを探して活動を続けることができます。
※ネズミは冬に強いわけではありません。
褐色脂肪組織(BAT: Brown Adipose Tissue)は、体温維持に重要な役割を果たす特殊な脂肪組織で、エネルギーを瞬時に熱に変換する働きを持っています。普通の脂肪(白色組織)はエネルギーの保存庫として使われるのに対して、褐色脂肪は熱を発生させる「ヒーター」のような役割を持っています。
イタチやアライグマ、ネズミは冬眠せずに建物へ侵入
褐色脂肪組織の特性のおかげで、イタチやアライグマ、ネズミなどの動物は、エネルギー効率をよく熱に変えながら、冬の寒さの中でも活動を続けることができます。
寒い環境で生きていくために、褐色脂肪の力を利用して体温を一定に保ち、冬の間もエサを探して活動することが可能なのです。
褐色脂肪の働きは、これらの動物にとって寒冷環境で生き抜くための重要な適応であり、特に寒さが厳しくなる地域での生活に欠かせない機能と言えます。
冬眠しない動物|イタチ・アライグマ・ネズミなどの侵入被害の事例
冬眠しないとはいえ動物にとって寒い冬は過ごしにくい時期であることに変わりはありません。
冬になると、寒さをしのぐためにイタチやアライグマが建物の中に侵入しやすくなります。これらの害獣が室内に侵入することで、以下のような被害が発生します。
- 騒音被害:天井裏での走り回りや争いが騒音となり、住環境が悪化します。
- 糞尿被害:害獣の糞尿が建物に染み込み、悪臭の原因に。また、衛生面でも心配です。
- ノミ・ダニなどの二次被害:イタチやアライグマの体にはノミやダニが付着していることが多く、これが室内に拡散され、アレルギーや皮膚トラブルの原因となることがあります。
冬眠しない建物侵入動物の駆除は「あい営繕」へ
害獣駆除を個人で行うのは困難で、駆除作業だけでなく、再侵入を防ぐための防除対策も重要です。そのため、プロの害獣駆除業者に依頼することで、コストを抑え、効率的に害獣の完全駆除を実現できます。
福岡県北九州市の害獣駆除なら「あい営繕」にお任せ!
公益社団法人日本ペストコントロール協会の正会員事業所である「株式会社あい営繕」は、福岡県北九州市を中心に、害獣駆除を専門的に行っています。
完全建物保証で再侵入を3年間保証:作業後の防除対策も徹底し、3年間の再侵入完全保証を提供しています。
確かな技術力と信頼の実績:公益社団法人日本ペストコントロール協会の会員業者として、信頼性の高いサービスを提供。
Yahoo!やGoogleでの口コミ高評価を受けています。
Yahoo!:あい営繕の口コミ
まとめ:建物侵入する冬眠しない動物対策は「あい営繕」
動物たちの中には冬眠をするもの、しないものがいます。
建物に侵入して被害を及ぼす、イタチ・アライグマ・ネズミなどの侵入動物たちは冬眠をしません。
寒い冬になると特に過ごしやすい人家の天井裏に侵入することが多くなります。早期の解決をしないと春になると赤ちゃんを産んで棲み処とします。
棲み処と認識した侵入動物は帰巣本能が益々強くなりなかなか出て行ってくれなくなります。そうなる前に早期の追い出しや侵入口の封鎖が必要となります。
イタチ・アライグマの被害でお困りの方は「あい営繕」へ!
害獣による被害でお困りの方は、専門業者である「あい営繕」に相談するのが安心です。冬場に増える害獣の被害を徹底的に防ぎ、安全で快適な住環境を取り戻しましょう。